【動画】帰ってきたPauper連載!ドメインZoo解説
《流浪のドレイク》が環境を支配していた時は多くのプレイヤーがPauperを離れていましたが、MTG GoldfishでPauperのデッキ解説と実況動画を連載していたJake Stiles氏も同じく停滞した環境に耐えられず連載を中断していました。しかしドレイクの緊急禁止によって人が戻り、シリーズも復活しました。《密林の猿人》が参戦したドメインZooの強さはいかに?
(動画)
(原文はこちら)
Playing Pauper: Domain Zoo by Jake Stiles
(翻訳)
Playing Pauperによくぞ戻って来てくれた!《流浪のドレイク》が禁止されたから、このコンテンツも今まで通りのスケジュールに戻ろう。今週は多くの基本土地タイプをプレイすることを目指すアグレッシブなデッキを紹介しよう。
マッチの動画を見て、下記の解説も読んでくれ。
ドメインZoo
クリーチャー20
4:《密林の猿人/Kird Ape》
4:《野生のナカティル/Wild Nacatl》
4:《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
4:《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4:《マトカの暴動者/Matca Rioters》
呪文19
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《部族の炎/Tribal Flames》
3:《改革派の貨物車/Renegade Freighter》
4:《豊かな成長/Abundant Growth》
4:《ナイレアの存在/Nylea's Presence》
土地21
4:《進化する未開地/Evolving Wilds》
6:《森/Forest》
4:《山/Mountain》
3:《平地/Plains》
4:《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
サイドボード15
3:《電謀/Electrickery》
4:《紅蓮破/Pyroblast》
2:《巨森の蔦/Vines of Vastwood》
4:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2:《天啓の光/Ray of Revelation》
解説
《密林の猿人》と《野生のナカティル》は攻撃的な1マナ域を埋めて、《コーの空漁師》はエンチャントを再利用してカードアドバンテージを稼いでくれる。
《クァーサルの群れ魔道士》はこの色だとアグレッシブで用途の広いクリーチャーになり、《マトカの暴動者》と《改革派の貨物車》はアタックで5点のダメージを叩き出す3マナ域だ。
これらの火力呪文は必要な除去とリーチをデッキに補う。
土地に置くオーラはマナを修正し、《ナイレアの存在》は《マトカの暴動者》と《部族の炎》の「版図」を5まで拡大する。
サイドボード
《電謀》はエルフや他のアグレッシブなデッキに致命傷を与えることが出来る。《紅蓮破》は1マナとしてはあまりに協力で、青デッキには最高のサイドボードだ。《巨森の蔦》は除去を打ち消して同時に4点のダメージを追加し、対象を取る除去を使うコントロールに刺さる。
《古えの遺恨》は親和を倒す助けになり、《天啓の光》は呪禁を倒すために使う。
マッチアップ
他のアグロデッキに対してはクリーチャーのサイズで上回り、除去も優秀で、《マトカの暴動者》と《改革派の貨物車》は大量のダメージを稼ぐことが出来る。このデッキはダメージレースに優れているんだ。
コントロールデッキに対してはドメインZooは苦戦する。《コーの空漁師》のカードアドバンテージや《部族の炎》を2枚引くことで得られる10点分のリーチをもってしても、長引いたゲームに勝つのは難しい。カルドーサジェスカイの2ゲーム目のように状況次第では長いゲームを粘る事も出来るが、コントロールに対するすべてのゲームがこうなるとは思ってはいけない。
まとめ
ゲームの記録からすると、ドメインZooはコントロールが流行るメタゲームでは苦戦するが、メタが動けば機能するようになる。ここまで読んでくれて、観てくれてありがとう!ここ最近の更新が空いてしまって申し訳ない。将来的にこのシリーズも改良していく計画があるし、今後もPlauing Pauperが面白くためになるように頑張るよ!
(翻訳終了)
動画内のサイドボーディング
Round 1:対緑タッチ青エルフ
-3 マトカの暴動者
+3 電謀
Round 2:対カルドーサジェスカイ
-1 密林の猿人
-3 改革派の貨物車
+4 古の遺恨
Round 3:対青黒《幽霊のゆらめき》
-3 改革派の貨物車
-3 豊かな成長
+2 巨森の蔦
+4 紅蓮破
Round 4:対青黒《神秘の指導》コントロール
-3 改革派の貨物車
-3 豊かな成長
+2 巨森の蔦
+4 紅蓮破
Round 5:対エスパー《蘇生の天使》ドレッジ
変更無し
《改革派の貨物車》が独特な調整になっていました。コントロールに対しては以前のように《戦隊の鷹》があった方が安定しそうですが、機体の威力はコモン環境でも通用しそうです。紙のMTGに触る時間その他に余裕が無いという方は、コントロールからローグデッキまで活躍できる環境に生まれ変わったPauperを試してみよう!