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【翻訳】カラデシュのカードで青黒コントロールを組もう!(CFBより)

   

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スタンダード最初の1週間は、まさかのトップ8に《密輸人の回転翼機》が32枚という展開に!
コントロールは消滅してしまったのか?回転翼機デッキはどうやっても倒せないのか?青黒コントロールに活路を求めたプロプレイヤーの記事です。カラデシュから青黒の有望そうなカードの評価と、デッキを紹介しています。

原文はこちら
Blue-Black Control with Kaladesh by Andrea Mengucci

(翻訳)

スタンダードの1週間目が終わり、どこもかしこもアグレッシブなデッキだらけになった。今日は誰もプレイせずカバレージにも見つからないデッキ:青黒コントロールの話をしよう。

★なぜ青白ではなく青黒なのか?

《最後の望み、リリアナ》が《ドビン・バーン》よりもずっと強いプレインズウォーカーだからだ。《燻蒸》のような全体除去が無くても、アグロデッキは全部「機体」デッキだから関係ないし、黒にはまだサイドボード向けの全体除去、《鞭打つ触手》がある。一方、黒はもっと良いインスタントスピードの除去があり、キミにとって一番のカード、《奔流の機械巨人》でアドバンテージを取れる。

・奔流の機械巨人

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このカードは間違いなくデッキの要になる。《奔流の機械巨人》がなければゲームを終わらせることは困難だ。5/6瞬速からのカードアドバンテージは唯一無二の存在だ。この戦術では4枚使う事になる。

・害悪の機械巨人

cardnoxiousgearhulk

ライフを得るのはコントロールならいつでも大歓迎だ。しかし、既に《奔流の機械巨人》を4枚投入していて、4枚以上の6マナ域は無理だ。

・天才の片鱗

4マナのドロー呪文は、特に2枚しか引けないなら重すぎる。エネルギー2個も《短命》や《霊気拠点》のようなカードを使わないのなら無駄になるから、重い《骨読み》になってしまうだろう。僕は《偏った幸運》のほうが、だいたい同じカードではあるけど、墓地にカードを落として《最後の望み、リリアナ》や《奔流の機械巨人》で再利用できるから好みだ。

・本質の摘出

この除去は素晴らしい、そして僕が黒を使いたいと思う理由だ。先ほども言ったがライフを得られるのは大きいし、《密輸人の回転翼機》と戦えるインスタント除去だ。

インスタント除去はこのスタンダードで決定的な存在だ。《本質の摘出》、《闇の掌握》、《殺害》のようなカードは替えが利かない。

・革命的拒絶

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このカードは《マナ漏出》じゃない、《ルーンのほつれ》でもない、何でもない。スタンダードでもリミテッドでも使えないただの弱いカードだ。こういうデッキでは、マナを浮かせていて相手が《密輸人の回転翼機》や機械巨人を唱えてきたから何もしない、という訳にはいかない。《手酷い失敗》や《風への散乱》のようなもっと良いカウンターがある。

・過酷な精査

cardharshscrutiny

誰もこのカードの話をしないのは衝撃だ。この手札破壊は疑似的なカードアドバンテージみたいなものだ。1:1.5交換だ。どのスタンダードデッキも山のようにクリーチャーが入っているから、そうそう外すことは無い。それに、他の手札破壊と違って、ゲーム後半に死にドローになると言うデメリットが無い、占術があるからだ。《精神背信》も選択肢だが、《過酷な精査》のほうが良い。

・失われた遺産

《約束された終末、エムラクール》にも天敵が現れた。このカードは現出デッキ相手にも《老いたる深海鬼》を狙ってプランAを潰すことが出来る。

★青黒コントロール

クリーチャー6
4:《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》
2:《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
呪文28
4:《過酷な精査/Harsh Scrutiny》
2:《予期/Anticipate》
2:《手酷い失敗/Horribly Awry》
4:《闇の掌握/Grasp of Darkness》
2:《風への散乱/Scatter to the Winds》
2:《本質の摘出/Essence Extraction》
2:《破滅の道/Ruinous Path》
1:《鞭打つ触手/Flaying Tendrils》
4:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
3:《偏った幸運/Fortune's Favor》
2:《殺害/Murder》
土地26
4:《詰まった河口/Choked Estuary》
4:《水没した骨塚/Submerged Boneyard》
4:《窪み渓谷/Sunken Hollow》
8:《沼/Swamp》
6:《島/Island》
サイドボード15
2:《精神背信/Transgress the Mind》
1:《破滅の道/Ruinous Path》
4:《失われた遺産/Lost Legacy》
3:《鞭打つ触手/Flaying Tendrils》
1:《本質の摘出/Essence Extraction》
2:《否認/Negate》
1:《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》
1:《即時却下/Summary Dismissal》

赤字はカラデシュのカードです。)

カウンターは《風への散乱》と《手酷い失敗》に散らして4枚投入することにした。《手酷い失敗》は序盤に強く、《風への散乱》は後半に強い。《奔流の機械巨人》を使うなら柔軟であることが必要だ。

除去も多様化している。《闇の掌握》は間違いなく一番強い。環境のあらゆるものが死ぬ除去が2マナなのはデカい。繰り返しになるが《本質の摘出》は好きだ、しかし3マナ域は詰まっていて、《殺害》や《破滅の道》も欲しい。

《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》と《反逆の先導者、チャンドラ》がいるから《破滅の道》が重要になる。この2種類のプレインズウォーカーを殺すのは大変で、すぐに回答しないといけない。《奔流の機械巨人》で使いまわせるインスタントではないのが残念だが、環境が速すぎて昂揚があまり達成出来ないから《餌食》より良い。

最後に、1枚挿しの《鞭打つ触手》は他のカードでは対処できない速いデッキの対策だ。《ボーマットの急使》入り赤黒デッキが一番怖い。白赤や白緑は単体除去と《過酷な精査》で間違いなく止められる。

《ゲトの裏切り者、カリタス》を2枚入れることにした。まだまだパワーカードで、環境に存在するデッキは《密輸人の回転翼機》を対策するインスタント除去を増やすために《石の宣告》から離れている。《畜霊稲妻》と《癇しゃく》はカリタスの前には無力だ。

サイドボードはアグロデッキ対策も入っているが、コントロールに対して除去を入れ替えることに焦点を置いている。《灯の再覚醒、オブ=ニクシリス》をメインデッキに1枚入れていたが、アグロデッキに対して中途半端過ぎて、サイドに移してしまった。

今のメタゲームは残念ながら極端にアグレッシブになっているが、もし《新緑の機械巨人》が入るようなミッドレンジに寄って来たなら青黒コントロールは有利なデッキになるはずだ。

(翻訳終了)

特に印象に残ったのは《革命的拒絶》を完全に拒絶していたところですね。発売前は《革命的拒絶》が入った青いレシピをちらほら見かけていましたが、1枚も入れるべきではないと感じてました。

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