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ようやくMTGに復帰できた雑魚プレイヤーの翻訳中心ブログです。

【思い出のデッキ達】初心者にマジックを教えた時のコモンデッキ(Pauper)

   

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これまでMTGに触れたことが無い人にMTGを教えるというのは結構難しく、ウィザーズも相当苦労していることが日々の開発記事で分かります。

自分は格ゲーもやっていますが、この業界は特に新規参入の獲得で苦労している様子です。最近の格ゲーは、まず対戦のスタートラインに立つために複雑なシステムとコンボを出し切る必要がありますから無理も無いですね。ハッキリ言ってもう「昇竜拳が出せない」どころの話じゃなくなってます。そりゃあスマホゲームとかに勝てる分けがないですね。

ただでさえ複雑なMTGが同じ轍を踏まないように、これから始める人がちゃんとMTGを楽しむにはというテーマで話していこうと思います。
今回は、昔やっていたカジュアルフォーマットで行われたときに、新規の人に貸したデッキの話をしようと思います。

さて、このとき新しい人を連れてきた人が渡そうとしていたのは、今のPauperで言うトロン系コントロールでした。しかも複雑なギミック満載の、今まで上手い人が長年積み上げてきた(その身内の中でも)トップメタ級のデッキパワーを誇るものです。カウンターあり、《探検の地図》などのマナ加速もあり、少数の《ウラモグの破壊者》や特殊なドローもあり緻密なプレイングが要求されました。
・・・が、自分はがこれを見て「無理だろ」と思い、以下のデッキをそっと渡しました。

サンプルレシピ

カードプール
・ウルザブロック・第6版以降のコモンのみ
・制作時期は「ラヴニカへの回帰」ブロック期
・2対2のライフ共有型多人数戦

土地 計20枚
4忘れられた洞窟
16山

クリーチャー 計16枚
4焼炉の悪獣
4灰の殉教者
4ラクドスの交渉者
4流血の家の鎖歩き

呪文 計24枚
4稲妻
4裂け目の稲妻
4溶岩の撃ち込み
4氷河の光線
4火葬
4丸焼け

どう見ても赤単です。
ややバーンよりですが、2マナ2/1速攻や2マナ3/2のアタッカーも含まれているスライです。
多人数な上カードプールが特殊なので変なカードが若干入っていますが、デッキの目的は単純。
殴って焼いて相手のライフを削りに行きます。

個々のカード

《流血の家の鎖歩き》
解鎖で2マナ3/2のクリーチャーに化ける。攻撃限定ならばコモンでは高いP/Tです。
《灰の殉教者》
対ビートダウンの保険としてリセットを組み込み、多人数戦なのでコントロールと組んだ時に除去デッキとして補助に回れるようにしていました。
《焼炉の悪獣》
1ターン目に唱えると4点ダメージが叩き出せるカードです。
それ以外だと弱いので、カードプールが許す限りもう少し良い1マナクリーチャーを見つけましょう。
《氷河の光線》
若干の息切れ防止を組み込んでいます。挙動が少し複雑で、本物のPauperでは不安定で悠長。
《丸焼け》
多人数戦ですので「各対戦相手」と書かれたカードは対戦相手の数だけ効果を発揮しますので、こういうカードが強くなっています。一部自主禁止も出るくらい。あくまで1対1の通常のフォーマットで教える場合は外しましょう。

初心者にデッキを作る際のポイント

このデッキを渡して、新規ユーザーを連れてきた人にデッキの動きを教えてもらい、その後もマジックを続けることになる一人の赤単使いが生まれました。初試合を勝たせられたのが大きかったと思います。

友人や後輩にマジックを広めようとする人はきっと現れるでしょう。そんな時にマジックを楽しんでもらえるよう、デッキの選択には気を付けてください。
誰かにデッキを貸してMTGを教える場合、いくつか考えておきたいポイントを書いておきます。

・やりたい事を明確化する
デカブツを狙う、クリーチャーで殴る、ライフを直接焼くなどコンセプトをハッキリさせたいです。
・単体で戦場に干渉するカードを中心にデッキを組む
効果が分かりやすいもの。フレンチバニラ、除去、戦場に出るとドローなど、分かりやすい強さを持つカードで極力デッキを埋めたいです。
・シナジーはあまり入れない
カードの役割が複雑になると、プレイングの判断が難しくなります。
部族デッキでロード効果で打点を稼ぐ、汎用性の高いカードに1種類のコンボカード(白ウィニーやトークンに《護衛の誓約》)などギミックは1種類くらいに抑えておきたいです。

デッキの調整案

最後に、もう少しカードプールを見直して1対1のPauperデッキに修正します。
特に実戦で回したわけではないので仮案ですが。

Red Deck Wins for Pauper

土地 計20枚
4忘れられた洞窟
16山

クリーチャー 計16枚
4ゴブリンの付け火屋
4ゴブリンの投火師
4流血の家の鎖歩き
4ボガーダンの槍騎兵

呪文 計24枚
4稲妻
4裂け目の稲妻
4Chain Lightning
4針落とし
4火葬
4灼熱の槍

サイドボード 計15枚
4投火師
2灰の殉教者
3粉々
2炎の斬りつけ
4貫かれた心臓の呪い

1ターン目にクリーチャーか《裂け目の稲妻》待機、2ターン目に《ボガーダンの槍騎兵》で狂喜を狙います。上手くいけば側面攻撃で実質3/3の戦力が登場。ただ、それ以外は極力単純な汎用火力でデッキを埋めています。
リアルで組もうと思ったら古いカードがネックなのでそこは適宜入れ替えてください。

その他の良さそうなカード
《火柱》
不死や死亡能力も多いPauperでは対策にもなります。
本体にも撃てるので腐りにくい。
《炎の稲妻》
コモンの定番カードですが、フラッシュバックは重いので本来はコントロール向けです。
《ゴブリンの奇襲隊》
無難にガチレベルのPauperで勝つならゴブリンに寄せましょう。
バーンよりは《Chain Lightning》のような古いカードが要求されないので組みやすいはず。
レシピもちょっと検索したら山のようにあります。

 - Pauper, デッキ解説