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ようやくMTGに復帰できた雑魚プレイヤーの翻訳中心ブログです。

【考察】カラデシュの新しいスタンダード環境を予想してみた。

      2016/12/29

BannerChandraTorchOfDefiance

迷走する自分自身の頭の整理を兼ねた、新しい構築環境のイメージです。
環境全体を見通すような記事がなかなか見つからなかったので、自分である程度考えてみました。

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(はじめに)

デッキやサイドボードを考える上で、意識しようと思ったことを書けるだけ書きました。メタを読むうえでポイントになりそうな事を纏めていますので、構築の参考にどうぞ。

★プレインズウォーカーが引いて引いて引きまくる

CardChandraTorchOfDefiance

cardnissa

この新しい2枚のカードは特に強力ですが、白も毎ターントークンを出していくギデオン、黒の除去とドローを兼ね備えたリリアナやニクシリス、青もジェイスの他、多色のタミヨウがいます。カラデシュ発売後のスタンダードは今までと桁違いのレベルでプレインズウォーカーのカードパワーが高い環境です(旧ゼンディカー~ミラディンの傷跡ブロック期間を除く)。

この連中が1枚でも着地して処理されなければ、後は一方的に毎ターン2枚カードを引ける簡単マジックの始まり。プレインズウォーカーの力をベースにしたミッドレンジは対策必須なカードパワーのカタマリとして立ちはだかると思います。

★環境初期の中心はヘリコプター

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ローテーション直後はだいたい新しいカードを活かしたビートダウンが組まれやすいですが、その中でも特に注目を浴びているのがこの1枚。

機体は調整された「装備品」のようなもので、どんな弱いクリーチャーでも危険なサイズに変える一方で、クリーチャーがゼロなら仕事をしないという意味で似ています。
《密輸人の回転翼機》は一番カードパワーが高く、1/1を装備コスト0で3/3飛行クロックに変える2マナ域の装備品と考えたら、十分なパフォーマンスです。
既にプロプレイヤーがひしめく大手ショップから身近なブログまで、このカードを前提にしたビートダウンが山のように組まれています。カラデシュが発売してしばらくは回転翼機だらけのメタになるかもしれませんね。特にプレインズウォーカーがインフレ傾向にある今は、スーパーフレンズ系デッキの対策として飛行クリーチャーで殴る動きは重要になってきます。

★それでもビートダウンは衰退する

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前環境で白ウィニーや赤単のようなデッキが振るわなかったのは、良いカードに恵まれなかったからではなく・・・環境が悪すぎました。
《衰滅》が無くなっても、《光輝の炎》、《鞭打つ触手》、《コジレックの帰還》・・・タフネス3以下のリセットなら山のようにあります。さらに《燻蒸》を撃たれたらライフが一気に回復されてビートダウンは苦しくなってしまいます。

それ以上に、緑が擁する《森の代言者》《不屈の追跡者》《薄暮見の徴募兵》の壁はあまりにもブ厚いです。緑の純粋なサイズや圧倒的なドロー能力がある限り、緑が入っていないクリーチャーデッキはまたメタの上位から消えて行くと思います。

★墓地の対策が・・・消えた・・・?

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環境で唯一使われていた墓地対策がスタンダードから退場し、カラデシュにはこれといった墓地のカードを追放する手段がありません。つまり、黒緑昂揚やターボエムラクールのような墓地を利用するデッキはチャンス
特に《墓後家蜘蛛、イシュカナ》が着地したら《密輸人の回転翼機》がシャットアウトされて一気に戦場が安定します。《約束された終末、エムラクール》もアーティファクトが増えて今までよりさらに唱えやすくなりそう。

★迷ったら対抗色を組むべし

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カラデシュの土地はかつて『ミラディンの傷跡』で登場した土地と同じ性能。もともとがフェッチランド、ショックランドに次ぐ第3の土地としてモダンで人気のシリーズ。序盤限定で安定してアンタップイン出来るのは大きいです。

これに『戦乱のゼンディカー』のクリーチャーになる土地を組み合わせた時の安定したカードパワーはまるで違います。ソーサリーの除去が効かず、特にコントロール同士になると泥仕合の最後を土地が殴って決める展開も体感的に多いです。

昔は友好色、対抗色と言って白青、青黒・・・という隣り同士(カードの裏を見よう!)の組み合わせが仲が良くて2色土地も多いというのが定番でしたが、今はむしろ逆転しちゃっていますね。3色以上は別として、単純に2色デッキ同士なら確実に友好色より対抗色の方が強くなりメタゲーム上も増えていくはずです。

★一人去るとき

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昔のことですが、一時期黒が不遇になり過ぎて、こんなタイトルでマジックが黒以外の4色に変わるというデマ情報が流れました・・・が、今回は黒ではありません。

前環境はバントカンパニーに支配されながらも様々なデッキが追いすがっていましたが、青を含むコントロールデッキが苦戦し続けて白黒コントロール、黒緑昂揚といったデッキに流れていました。グリクシスコントロール、エスパードラゴンも最終的に見かけなくなり、あの八十岡選手ですらスタンダードとモダンの両方で《集合した中隊》にたどり着きました。

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さて、青は《奔流の機械巨人》、《天才の片鱗》という強力なアドバンテージカードを手に入れていますが、ここにきてカウンターがさらに弱体化しました。貴重な2マナ枠であった《意志の激突》《シルムガルの嘲笑》がスタンダード落ちし、代わりに入ったのは《マナ漏出》どころか《ルーンのほつれ》の下位互換である《革命的拒絶》、わざわざ《取り消し》をさらに唱えにくくした《失跡》。4マナの《検査不合格》と《腹黒い意志》、サイドボード専用の《儀礼的拒否》。

一部サイトで青ファンから阿鼻叫喚の声が聞こえて来るのを見ましたが、やはり打ち消しをメインに据えたデッキは極端に組みにくくなります。色全体で見てもデッキの中心というよりは、今までのように《熱病の幻視》や《反射魔導士》の一部多色カード目当てでタッチされることの方が多くなりそう。

★やっぱり青を使いたい!

たとえ厳しいと分かっていてもコントロールを使い続ける人は必ずいます。機械巨人、エンチャント除去、重いけど高性能なドローなど、可能性を感じさせるカードはあります。Magic Onlineやグランプリの結果がどんなに偏っていても、地元のお店のFNMに出たらメタが正反対ということはありますので注意しましょう。

自分もその一人になりそうです。ここからは自分が今組みたいと考え中のデッキを載せて行きます。赤字はカラデシュのカードです。

★青赤フラッシュ

クリーチャー10
2奔流の機械巨人
4鎖鳴らし
4霊廟の放浪者
呪文24
4蓄霊稲妻
3炎の鞭打ち
3霊気溶融
4天才の片鱗
4虚空の粉砕
1風への散乱
2否認
2月への封印
1疑惑の裏付け
土地26
4尖塔断の運河
4さまよう噴気孔
4霊気拠点
10島
4山

あくまで青いコントロールが組みたいあなたへ。薄くなりがちな2マナ域を除去とクロックで置き換えましたが一応コントロール軸です。1ターン目《霊廟の放浪者》、2ターン目除去or《鎖鳴らし》、あとはひたすら構えるだけ!除去として《蓄霊稲妻》を少しでも強くするように、若干エネルギーを意識して溜めて行きます。またプレインズウォーカーデッキ限定の《炎の鞭打ち》は重いですが貴重なインスタント4点火力。『ラヴニカへの回帰』ブロックの《戦導者のらせん》がコントロールで使われていましたから、こちらも最後の一押しやプレインズウォーカー・機体の除去として2~3枚は使われる可能性があります。

★青白スピリットフラッシュ

クリーチャー19
4霊廟の放浪者
4鎖鳴らし
4無私の霊魂
4呪文捕らえ
3大天使アヴァシン
呪文16
4虚空の粉砕
2停滞の罠
2月への封印
3霊気溶融
3天才の片鱗
2否認
土地25
4大草原の川
4港町
2ウェストヴェイルの修道院
5平地
10島

上のデッキ以上に瞬速に拘ったスピリット。相性の良いカードがあまり増えておらずカードパワーに不安が残るところもあります。《オジュタイの命令》を使ってみたかった・・・飛行クリーチャーで殴り続け、致命的なカードだけ対処する、そんなクロック・パーミッションに自信があるプレイヤーなら試す価値あり。

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