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ようやくMTGに復帰できた雑魚プレイヤーの翻訳中心ブログです。

あのメングッチ本人によるバントカンパニー解説を翻訳してみた

      2016/05/06

DromokaBanner

タイトルの「○○してみた」ってもう古いんじゃなかろうか。
今回は、プロツアーで惜しくもルービン氏に敗れましたが2位を勝ち取ったAndrea Mengucci氏
による本命「バント・カンパニー」の解説。
なおデッキ内容に触れていない部分はごっそり省略しています。
原文はこちら

(翻訳開始)

我々の構築部門の準備は、既存のデッキを調整してどのデッキが一番良いかを調べる事がメインだった。新しいアイデアを試す者もいたが成功は少なかった。アブザンカンパニーも結果を残せなかった。
バントカンパニーを主に回したのは森勝洋と私だった。バントに勝つキーカードを見つけるために二人で何回もミラーマッチを行った。《変位エルドラージ》はあったが、そのために《荒地》と《ヤヴィマヤの沿岸》を入れるのは駄目だった。

既存デッキを調整する良いところはマナベースだ。特に今のような3色の正しいマナベースの構築が困難な環境では。私はシャドウランドを1枚も入れたくなかった。3色で使うとゲーム後半ではタップインで、バトルランドを序盤にタップインさせてしまう・・・まるで悪夢だ。《ヤヴィマヤの沿岸》はベストではないし青緑に偏らせたくなかったが、少しでもアンタップインを確保したかった。なので《ヤヴィマヤの沿岸》を2枚投入し、《伐採地の滝》を3枚入れることにした。これが一番良い形だと思う。

少なくとも24枚の3マナ以下であるクリーチャーをデッキに入れる必要があり、それを判別するのは簡単だった。最も多く見かけるであろう人間デッキとバントに強い《ドロモカの命令》を4枚、アヴァシンに対抗できる《オジュタイの命令》を1枚デッキに入れた。

デッキリスト

土地 計25枚
3梢の眺望
2ヤヴィマヤの沿岸
4大草原の川
3伐採地の滝
4進化する未開地
4森
2島
3平地

クリーチャー 計26枚
2大天使アヴァシン
4跳ねる混成体
4薄暮見の徴募兵
4ヴリンの神童、ジェイス
2巨森の予見者、ニッサ
4反射魔導士
4森の代言者
2不屈の追跡者

呪文 計9枚
4集合した中隊
4ドロモカの命令
1オジュタイの命令

サイドボード 計15枚
1龍王ドロモカ
2狩猟の統率者、スーラク
2石の宣告
2払拭
2侵襲手術
3否認
3悲劇的な傲慢

見ての通り、サイドボードは人間デッキとランプに偏っている。
人間デッキは多く見ることになるし、ランプは非常に厳しいマッチアップだからだ。

サイドボード案内

気を付けて欲しいが、《集合した中隊》を使うなら、クリーチャーを22枚よりも減らしてはいけない。

対人間
OUT
2大天使アヴァシン
2不屈の追跡者
1オジュタイの命令
IN
3悲劇的な傲慢
2石の宣告

マッチアップは互角に近いが、《悲劇的な傲慢》さえ通れば、相手は建て直すのが困難だ。

対ランプ

OUT
2大天使アヴァシン
4ドロモカの命令
1オジュタイの命令
2ヴリンの神童、ジェイス
IN
2石の宣告
2狩猟の統率者、スーラク
3否認
2侵襲手術

ランプのあらゆる派生に対して(ゴーグル型もそれ以外も)こうするだろう。マッチアップは不利で私はJoel Larssonに負けてしまったが、侵襲手術とスーラクのおかげで仲間のCalcanoとLee Shi Thianは7-1を決めた。

対バントカンパニー

OUT
2薄暮見の徴募兵
1跳ねる混成体
1ドロモカの命令
IN
1悲劇的な傲慢
1龍王ドロモカ
2払拭

このマッチアップは唯一クリーチャーを21枚まで減らした。クリーチャーを増やしても結局は《浄化の天使》、アヴァシンに流されるからだ。
マッチアップは《龍王ドロモカ》が鍵だ。《使者を冒涜するもの》や《終止符のスフィンクス》も試したが、ガッカリするだけだった。ドロモカはプロツアー中に3回も当たってしまった青赤コントロールにも刺さっている。

対エスパードラゴン

OUT
2大天使アヴァシン
1跳ねる混成体
4ドロモカの命令
IN
3否認
2石の宣告
2払拭

コントロールデッキ全般がバントカンパニー側にとって有利な相手で、私は何とかIva Flochと八十岡翔太に勝つことが出来たし、決勝はSeth Manfieldにエスパーコントロールだったら良かった。
この系統に勝つためには《不屈の追跡者》と《薄暮見の徴募兵》で相手のライフを削りきる必要がある。《衰滅》と《闇の掌握》は常にケアしよう・・・《森の代言者》は土地が6枚出るまで温存するべきだ。(緑黒《過ぎ去った季節》相手にも同様だ。)

対緑白トークン

OUT
2薄暮見の徴募兵
4ドロモカの命令
IN
3悲劇的な傲慢
2石の宣告
1否認

このマッチアップはあまりにも酷い。最後はSteve Rubinにフルボッコにされてしまった。
プレインズウォーカー共は悪夢で、《否認》を増やす程度では解決できない。
一番良いのは《悲劇的な傲慢》だが、状況次第だ。
このマッチアップがそれだけ絶望的なのでバントカンパニーはもはやTier1ではないだろう。もしかしたらメタゲームが動いているかもしれないが。

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