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【翻訳】SCGより、異界月はこうなる!?10の大胆な予測!(前編)

      2016/07/18

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プレリリースから新作発売に向けて、あちこちでカードの予測が繰り広げられています。自分もやりましたが、もっとちゃんとした所のコメントの方が見たいでしょう。
という訳で、こちらをどうぞ。

Ten Bold Predictions For Eldritch Moon by Jim Davis

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(翻訳)

異界月のプレリリースによって、盛り上がりも落ち着いてくる頃だろう。リミテッドでプレイし構築のデッキに入り始めたら、どのカードが高騰したままでどのカードが下落していくか分かってくるはずだ。

SCGコロンバス(7/23~7/24)が異界月を全てのフォーマットで解禁する最初のメジャーなイベントとなる。メインはスタンダードだが、日曜日にはモダンとレガシーもあるから、全体としてどんなインパクトを与えるか分かるだろう。

それはそれだ。予測することは困難だが、10個の予測がある。

#1:イシュカナはスタンダードのメジャーになり、昂揚をプレイアブルにする

別の記事で《墓後家蜘蛛、イシュカナ》は過小評価されていると述べたが、僕は誰もこのカードのすばらしさに気付いていないと思う。

CardIshkanahJ

昂揚は今までリターンの低さと速いデッキに追い付けけないことから、スタンダードにおいて活躍することは出来なかった。イシュカナはこれらの問題をすべて解決する。6パワーと11タフネスに、フライヤーを止めて勝ち手段になる5マナで4体分のボディは強力なパッケージだ。イシュカナは他のどのカードよりもゲームを支える力があり、昂揚を達成する価値がある。イシュカナは4ターンか5ターンにならないと唱えることは出来ないから、慌てて昂揚を狙う必要も無い。

カードの可能性を決めるもっと重要な要素は、今のフォーマットにどう入り込むかだ。次のフォーマットでは青白スピリットかバントスピリットが大きな存在になり、イシュカナはそれらに対して素晴らしく相性が良い。《呪文捕らえ》されないし、除去されても残った蜘蛛が守りを固めてくれる。イシュカナはもっとアグレッシブな人間デッキに対して戦場を支え、プレインズウォーカーへの圧力にもなる。膠着した場では強力な素早く簡単なフィニッシャーとマナの利用先を提供する。

蜘蛛はドラゴンや天使のように目立たないかもしれないが、君は「指輪物語」を読んだことが無いのか?

#2:ギセラは反射魔導士、呪文捕らえ、焼夷流、その他の除去に抑え込まれてプレイされない

一見《折れた刃、ギセラ》は《悪斬の天使》を思わせる。

CardGiselaBrokenBladeJ

ギセラに関する話はカードとしての彼女自身の話が多く、環境についてはあまり語られていない。《反射魔導士》はスタンダードを支配する力で、《呪文捕らえ》がそれに加わり、突破しにくいテンポのワンツーパンチを構成する。戦場に出た瞬間に効果を発揮しないソーサリータイミングの4マナクリーチャーは押し出されようとしている。彼女は《大天使アヴァシン》と一緒に並べても良くない。

ギセラは赤いデッキに対しては活躍すると思うだろう(赤いデッキ自体が成功していないが)。しかし《焼夷流》という綺麗な回答がある。《悪斬の天使》と同じように戦場に残り続ければ素晴らしいが、そうでなければ、やはり《悪斬の天使》と同じように巨大なロスになるだろう。

ブルーナと合体するのは素敵で《悪夢の声、ブリセラ》は恐ろしいが、達成にあまりにも多くの手間がかかる夢物語だ。

#3:異界の進化は過大評価され、モダンでは弱小デッキにしかならない

誰もがモダンで《異界の進化》に興奮して2ターン目に《グリセルブランド》や《隔離するタイタン》や《エメリアの盾、イオナ》を出して瞬殺しようと夢見ている。

CardEldritchEvolutionJ

問題はデッキを組むためのコストが高過ぎる事だ。

《アロサウルス乗り》、《グルマグのアンコウ》、《マイアの処罰者》、《わめき騒ぐマンドリル》《黄金牙、タシグル》、どれも《異界の進化》のパーツに使えると考えられているが、どれもそれ自身が専用のデッキ構築を要求する。

《グルマグのアンコウ》や《マイアの処罰者》は正しいデッキでは早ければ2ターンで出て来るが、今度はそれを可能にしなければいけない。プレイするために《思考掃き》や《バネ葉の太鼓》をデッキに入れて行ったら、もうデッキに入れるカードのスペースが無くなっているはずだ。《アロサウルス乗り》はぶっ壊れたドローなら2ターン目に《異界の進化》も可能だが、コストが極端に高く簡単に妨害できて成功するようには見えない。

最後に、3マナダブルシンボルと1体のクリーチャーを生け贄に捧げるというコスト簡単に支払えないコストだ。コンボは決まっても決して勝てるとは保証されない。

僕はこれは買わない。

#4:スピリットは新たなフェアリーに、青白スピリットは青黒フェアリーになる。

スタンダードにいた時のフェアリーの存在を知らない人のために補足すると、フェアリーはほとんど全てのカードをインスタントスピードでプレイできた、とんでもなく強力なテンポデッキだ。相手にするのは困難で上手いプレイヤーが使うと凄まじく危険な存在だった。

スピリットは新しいフェアリーだ。

CardSpellQuellerJ

《呪文捕らえ》の強さは明らかで、他にも瞬速を持ち呪文のような効果を持つ大量の新しいスピリットがある。《ネベルガストの伝令》は《やっかい児》のようで、《霊廟の放浪者》は《呪い捕らえ》の亜種だ。これらが《鎖鳴らし》や《往時の主教》と一つになってさらに強くなるんだ。

これらのスピリットと除去、《オジュタイの命令》、《停滞の罠》、《大天使アヴァシン》のような瞬速カードと組み合わせたら、スタンダードに勝てるレシピが簡単に組めそうだ。

サンプルレシピ 青白アグロ

クリーチャー 28枚
3 《往時の主教/Bygone Bishop》
4 《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》
4 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
4 《鎖鳴らし/Rattlechains》
4 《反射魔道士/Reflector Mage》
4 《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
2 《族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit》
3 《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》

呪文8枚
3 《停滞の罠/Stasis Snare》
2 《オジュタイの命令/Ojutai's Command》
3 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》

土地24枚
13 《平地/Plains》
2 《曲がりくねる川/Meandering River》
4 《港町/Port Town》
4 《大草原の川/Prairie Stream》
1 《ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey》

サイドボード15枚
1 《悟った苦行者/Enlightened Ascetic》
1 《隠れたる龍殺し/Hidden Dragonslayer》
1 《層雲の踊り手/Stratus Dancer》
1 《神聖なる月光/Hallowed Moonlight》
3 《否認/Negate》
1 《オジュタイの命令/Ojutai's Command》
2 《荒野の確保/Secure the Wastes》
1 《保護者、リンヴァーラ/Linvala, the Preserver》
3 《石の宣告/Declaration in Stone》
1 《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》

Team MGGのメンバー、Kevin JonesがSCGで2位になったばかりのデッキだ。新しいスピリットがこのデッキに入って、トップデッキになる姿は想像に難くない。

#5《ゲートウォッチ配備》は楽しくてフレーバーも良いが、ガチな競技トーナメントでは使えない

まず初めに、《ゲートウォッチ配備》は素晴らしいカードだと言っておこう。

CardDeployJ

問題は、競技プレイで活躍するような数にはならないという事だ。

もし20枚のプレインズウォーカーを60枚のデッキに入れて《ゲートウォッチ配備》を唱えたら、75%の確率で2枚戦場に出すことが出来る。これは6マナソーサリーとしては決して大きな成功とはいえないが、追加の問題を引き起こしてしまう。

どんなにプレインズウォーカーに依存したデッキでも12枚以上デッキに入れることは無い。プレインズウォーカーは協力亜カードだが、コストを要求するし、守らなければならない。もし12枚のプレインズウォーカーと25枚の土地をデッキに入れたら、残りは除去とサポートに15枚のスペースしかない。これはかなり厳しい要求だ。

また、デッキに入れたいと思うプレイアブルなプレインズウォーカーは多くないという問題もある。もし君が好きな20枚のプレインズウォーカーを見つけられたとしても、少数ずつしか入れることが出来ないんだ。これはさらに《ゲートウォッチ配備》の計算を狂わせてしまう、なぜなら2枚の《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が出たら1枚しか引いてないのと同じだからだ。

このカードでもう少しデッキを掘り進んでくれたらと思う、少なくとも8枚は。

(翻訳終了)

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