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【翻訳】統率者で《太陽の指輪》を禁止するべきか?と言う話が上がってた

      2016/07/17

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ちょっと前にレガシーで奇跡コントロール、引いては《師範の占い独楽》を禁止するべきかという話で沸いてましたが、どうやら統率者の方でも《太陽の指輪》禁止の話が巻き起こっていたようです。
SCGから擁護側の記事を見つけたので翻訳。

宣伝部分は大幅にカットしているので、原文もチェックを。
In Defense of Sol Ring by Bennie Smith

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翻訳

大抵は統率者のデッキを解説する記事を書いているけど、今日は統率者のコミュニティが複雑な思いを持っているカードについて話そうと思う。それは《太陽の指輪》だ。

CardSolRing

かなりのプレイヤーが《太陽の指輪》を禁止してほしいと願っていることは知っている。パワーレベルは高く、《Black Lotus》や各種モックスと同じ扱いを受けている・・・レガシーでは禁止、ヴィンテージで制限カードだ。統率者でも1ターン《太陽の指輪》、2マナで《威圧のタリスマン》、1マナを出して《魔力の墓所》を唱えてターン終了。すると他のプレイヤーはただ、次のターンに土地を置いたと仮定して計8マナで何をプレイするのか考えながら、震えていることしか出来なくなる。もしあなたがタップイン土地を置くぐらいしか出来なくて、その相手が全員を瞬殺したとしたら、後味が悪いことになるだろう。それでも、そんなレアなケースがあるからと言って《太陽の指輪》の禁止が正当化されるとは思わない。理由はこうだ。

★《太陽の指輪》はフォーマットの顔である。

僕は1994年にマジックを始めて、僕と友人たちはRichard Garfieldの想定通りの遊び方をしていた。それぞれが限られた数のブースターパックとスターターデッキを開けて、複数の仲間内でもレアカードは本当にレアだった。誰も《Black Lotus》なんてもっていなかった。僕はMoxを持っていた唯一のプレイヤーだった。友人の彼女は《セラの天使》を持っていた唯一だった。

《太陽の指輪》はアンコモンのアーティファクトで、グループ内でもそれなりの数が出回っていたから、誰でもデッキに1、2枚は入れることが出来た。ゲームがよりトーナメント志向に向かっていく中で昔ながらの《太陽の指輪》は使われなくなっていった。Type1と呼ばれていたフォーマットで1枚だけしか存在を許されず、カードが高くて見つけにくくなるにつれて使う人も減って行った。

EDH(統率者)が人気になってくると、みんなが昔のカードのフォルダを探して、埃まみれの《太陽の指輪》を取り出した。マジックを象徴する、燃え上がる指輪が描かれた1マナのカードを取り出すのはまるで家に帰りつくような心境で、台所のテーブルでマジックをやっていた頃を思い出させるものだ。どんな邪悪極まりないデッキをEDH(統率者)で組んだとしても、《太陽の指輪》はあなたの計画を間違いなく助けてくれるはずだ。

★《太陽の指輪》は壮大なプレイを生む

統率者は、壮大なゲームプレイを展開したプレイヤーか、時にはそれを目撃したプレイヤーが有利か、最後に立っている、そんなフォーマットだ。重量級のカードは素晴らしい物語を生み出すが、唱えるには普段の競技マジックより多いマナが必要だ。それでも、一番高コストで強力な呪文でさえもゲームが長引けば長引くほどパンチ力を失ってしまう。《歯と爪》双呪もターン15より単6にやった方が熱くインパクトがある。《太陽の指輪》は大型呪文を唱えるのを数ターン早くし、インパクトが大きくなって盛り上がりも高まるんだ。

★貴重な1マナ域である

統率者は大型呪文がプレイされるカジュアルなフォーマットであるが、マナカーブを無視していいわけではない。最初の5~6ターンを唱える呪文が無いから指をくわえて眺めているのは楽しくない。問題は、コストが軽くて、かつゲーム後半に引いても悪くない多人数戦向けのカードが見つからないという事だ。

経験上、統率者での3マナ域はマナカーブを埋めたら余りが出るくらいある。2マナ域もマナカーブを調整する下地を作る程度には存在する。しかし1マナ域、時には0マナのカードを入れようとして、最初に手が出るのは《太陽の指輪》なんだ

★100枚デッキの偶然性を緩和する

前述の点をもう少しフォローしておく。統率者でマナカーブの低いデッキを組んだとしても、マジックの性質上、高い不一致性というものがどうしても出てしまう。あなたがトップデッキから重すぎるカードばかりを引いてゲームに参加できないケースもあるだろう。《太陽の指輪》はそれを唱える手段を提供して、統率者という物語に参加させてくれるんだ

★緑を使わないプレイヤーのマナ加速である

これは先の2点にもつながるが、特に注目してほしい所だ。緑はいくつかの理由で統率者で最も使われている色だが、高い呪文を唱えるためのマナ加速が可能である点がそれに含まれているのは間違いない。《太陽の指輪》とそれ以外のアーティファクトによるマナ加速は、他の色に少なくとも似たゲームを挑むことが出来るようにする

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もし《太陽の指輪》が無かったら、緑以外のデッキはマナ・アドバンテージ差を付けられ、みんな緑しか使わなくなる・・・最悪の場合対抗するために土地破壊を乱発するかもしれない。《太陽の指輪》はどんなデッキでもプレイできる強力なマナ加速で、色の組み合わせでも平等にしている。統率者のテーブルに多様なデッキがあれば、全員の体験がより良いものになるのは確かだ。

★《太陽の指輪》は誰がアーチエネミーになるかを決める

統率者をやってて気づいたのは、プレイヤーは早い段階で攻めに出ることをためらうということだ。あなたが《血に染まりし勇者》のような序盤の攻撃的なクリーチャーを戦場に出して《怨恨》を手札に持っていても、動くのをためらってしまうんだ。君のクリーチャーはただそこに立ち止まっていて、馬鹿らしく見えるだろう。

もし誰かが《太陽の指輪》を早いターンで唱えたら、そのプレイヤーを狙えば誰もあなたを怒らないよ!あなたが殴る大義名分が出来て、《血に染まり私有車》を毎ターンタップしてライフを動かせるんだ。誰かが《老いざる苦行者、アローロ》でも使っていない限り、そちらの方に攻撃を向ければいい。

★《太陽の指輪》は《奪い取り屋、サーダ・アデール》の対象になる

もしあなたが僕と同じなら、《奪い取り屋、サーダ・アデール》を見ていろいろ考えるだろう。最初に考えるのは、「コンボで全員を殺そうと考えている邪悪な青使いのネタを奪えるなんて面白い統率者じゃないか!」という感じだろう。次に、「でも、適切なアーティファクトが無かったらどうしよう?」と考えるはずだ。そして三番目にこう考える。「ハハハ、落ち着けよ!少なくとも《太陽の指輪》は持ってるはずさ!」

誰でも《太陽の指輪》を持っているという前提がサーダ・アデールをプレイアブルにしている。そうでなければ、早いターンで唱えて相手のデッキからアーティファクトを追放したいとは限らないだろう。しかし同時に、あなたは(アーティファクトを唱えるという)能力の恩恵を逃したいとも思わないはずだ。誰かの《太陽の指輪》を盗むことが出来れば、対象に取れるアーティファクトが存在する上に、マナを増やして後のターンで高いアーティファクトを盗んで唱えることも出来るというわけだ。

★アーティファクト除去をメインデッキに入れる

統率者をプレイする時、クリーチャーを相手にすると考える方が確率が高い。なのでクリーチャー除去をデッキに入れるのが賢いやり方だ。中にはそれを利用してノンクリーチャーのデッキを生む人もいる。しかし、それは滅多に問題にならない事だ

しかし他のパーマネントを除去するとなると、死にカードを手札に抱えるリスクを抱え、複数の対戦相手と戦う時には死にカードを引きすぎると危険な状態になる。《太陽の指輪》がフォーマットのあらゆる場所に存在するということは、アーティファクト破壊をデッキに入れるのも悪くはないということになる。

エンチャントは危ない。確かに《適者生存》、《ミラーリの目覚め》、《隠れ潜む捕食者》のようなカードに回答したい時もある。しかし、エンチャントが1つも無い戦場になる事も経験してきた。もしアーティファクトとエンチャントの両方を狙える除去・・・例えば《存在の破棄》、《クローサの掌握》、《権威の行動》、《塵への帰結》、《踏み吠えインドリク》のようなカードをデッキに入れておけば、ヤバいエンチャントに出くわすことが無くても、少なくとも《太陽の指輪》は抑えることが出来る。

さて、あなたはどちらの側だろうか。《太陽の指輪》に賛成、それとも反対?その理由は何かな?

翻訳終了

EDH経験者から見てどうでしょうか?意見を話してみてください1

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