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Mini Deck Tech:現モダンの大本命・イゼットフェニックス

   

ここ何回かの記事でメタゲームについての話を出すことも多かったですが、グランプリを前に改めて現在のモダンを支配するデッキに目を通していくのも必要でしょう。

現在モダンのベストデッキともいわれているのが、このイゼットフェニックス!!

イゼットフェニックス

(Filipe Lima マジックフェストサンパウロ ミシックチャンピオンシップ予選優勝 2019/4/12)

クリーチャー12
2:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4:《氷の中の存在/Thing in the Ice》
4:《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》
2:《弾けるドレイク/Crackling Drake》
呪文30
4:《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
2:《稲妻の斧/Lightning Axe》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《選択/Opt》
4:《血清の幻視/Serum Visions》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
4:《思考掃き/Thought Scour》
1:《残響する真実/Echoing Truth》
4:《魔力変/Manamorphose》
1:《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》
土地18
4:《島/Island》
2:《山/Mountain》
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》
4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4:《尖塔断の運河/Spirebluff Canal》
3:《蒸気孔/Steam Vents》
サイドボード15
1:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2:《払拭/Dispel》
1:《炎の斬りつけ/Flame Slash》
2:《呪文貫き/Spell Pierce》
1:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《削剥/Abrade》
2:《神々の憤怒/Anger of the Gods》
1:《標の稲妻/Beacon Bolt》
2:《血染めの月/Blood Moon》
1:《粉砕の嵐/Shatterstorm》

《血清の幻視》、《信仰無き物あさり》、そして実質消費無しで使える《魔力変》などのドロー呪文を大量に連打するところから始まり、主に2つの強力なプランに繋げていきます。

一つ目はデッキの名前にもなっている《弧光のフェニックス》。

インスタントかソーサリーを3枚唱えたら墓地から戦場に現れて速攻で殴ってくるクロックです。《信仰無き物あさり》と《魔力変》も揃っていれば、速くて2ターン目には殴ってくることも。

そうでなくても、除去しても除去しても戻ってくる飛行クリーチャーというだけでフェアデッキはうんざりします。

第2のプランは《氷の中の存在》。

最近ではよく「中野くん」というかわいらしい響きの呼び方が広がっていますが、いざ変身するとだいたいのクリーチャーをバウンスし、7/8という《タルモゴイフ》もびっくりのサイズで殴って来ます。

このカードをはじめとにかく多彩なプランを取れることがイゼットフェニックスの特徴です。

他にも呪文を大量に唱えて《はじけるドレイク》でのアタックを狙うプランもあります。

さらに《紅蓮術士の昇天》を設置して、《稲妻》で相手を焼きにいったり、妨害されてもドロー呪文を水増しして勝ち手段を探すなど有利な展開を引き寄せることも出来ます。

サイドボードからは忘れたころに《血染めの月》が叩きつけられることもありますし、リストによってはコントロールとして動いた後《反逆の先導者、チャンドラ》や《イゼット副官、ラル》のようなプレインズウォーカーが投入されることも。

《弧光のフェニックス》というイメージからとにかく墓地対策をしなければと思われがちですが、墓地対策をされても他の戦い方がいくらでもある、すべてを対策しきるのがとにかく難しい、それがイゼットフェニックスの強さです(もちろん墓地対策自体は必要ですが)。

スタンダード以上にありとあらゆる角度から攻めてくるいろんなデッキがひしめき合うモダン環境。

何もかも対策するよりは、迷ったら割り切って自分のやりたい事を相手より早く押し付けるのが一つのコツになっています。

このままイゼットフェニックスが『灯争大戦』発売までトップを走り続けるのか、前回紹介したエスパーコントロールのような新しいデッキが上位をかっさらうのか、モダンメインのプレイヤーとして目が離せません。

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