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Mini Deck Tech:SCG2位のエスパーコントロールinモダン!

   

来週末にはモダンのグランプリが横浜で開催されるということで、もう少しモダンのデッキを紹介していこうと思います。

今回はコントロール。モダンでコントロールを綺麗に調整するのはなかなか骨が折れますが、その中で今までなかった色の組み合わせをフィーチャーしたデッキが結果を残しています。

エスパーコントロール

(Zach Allen SCGオープン・クリーブランド2位 4/7/2019)

クリーチャー4
4:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
呪文32
1:《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》
2:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
3:《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》
3:《致命的な一押し/Fatal Push》
3:《選択/Opt》
4:《流刑への道/Path to Exile》
1:《喪心/Cast Down》
2:《論理の結び目/Logic Knot》
2:《否認/Negate》
3:《エスパーの魔除け/Esper Charm》
3:《謎めいた命令/Cryptic Command》
2:《至高の評決/Supreme Verdict》
3:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
土地24
1:《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
3:《廃墟の地/Field of Ruin》
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2:《氷河の城砦/Glacial Fortress》
1:《神無き祭殿/Godless Shrine》
2:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
3:《島/Island》
1:《平地/Plains》
4:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《沼/Swamp》
2:《湿った墓/Watery Grave》
サイドボード15
1:《払拭/Dispel》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《天界の粛清/Celestial Purge》
2:《集団的蛮行/Collective Brutality》
1:《拘留の宝球/Detention Sphere》
2:《漂流自我/Unmoored Ego》
2:《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
1:《至高の評決/Supreme Verdict》

(デッキリストはMTG Goldfishより引用)

青白やジェスカイが中心だったコントロールにエスパーカラーという新たな可能性を見せてくれました。

基本は大量の除去とカウンターで相手を妨害。《流刑への道》や《致命的なひと押し》の中に1枚だけ『ドミナリア』から《喪心》が入っているのが印象的。

黒単色の除去では歴代でも腐りにくいカードで、あまり伝説のクリーチャーが中心になっていないモダンでは限りなく《終止》に近いカード。

《エスパーの魔除け》は色が合えばインスタントで2ドローと破格のパフォーマンスを発揮します。さらに相手の手札に残った2枚をインスタントタイミングで捨てさせ、エンチャントも破壊できる柔軟なカード。

エンチャントはイゼットフェニックスの《紅蓮術士の昇天》や、鱗親和の《硬化した鱗》にバーンの《大歓楽の幻霊》と地味に増えてきています。

コントロールでは珍しくメインから《虚無の呪文爆弾》を3枚も採用。それだけドレッジやイゼットフェニックスのような墓地を使うデッキが増えているということでしょう。

黒が入っているからこそメインに入れてもドローになって腐らない墓地対策として採用できますし、《大祖始の遺産》や《安らかなる眠り》と違って《瞬唱の魔道士》と同時に使える差は大きいでしょう。

相手を妨害して余裕が出たらプレインズウォーカーと《瞬唱の魔道士》でアドバンテージ差を広げて相手を押しつぶします。

そのラインナップがまた予想外。

《精神を刻むもの、ジェイス》や《ドミナリアの英雄、テフェリー》は何度も見慣れていますが、

まさかモダンでも《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》が使われるとは!

墓地対策とライフゲインを兼ねたプラス能力は今のモダンなら刺さるデッキが増えていますし、マイナス能力の対象になる1マナ域も《死の影》や《硬化した鱗》など強力なものが溢れています。

何といってもプレインズウォーカーとしては3マナと軽く、ゆっくりでも着実に勝ちに向かっていき相手によってはプラン崩壊にもなるこのカードは、モダンこそが居場所だったかもしれません。

(サイドボード)

サイドボードにもこの色の組み合わせならではのカードが光っています。

コンボやコントロールとの対決で優位に立てる《思考囲い》や《集団的蛮行》はもちろん、

『ラヴニカのギルド』から《漂流自我》が登場。特定のキーカードに依存するデッキや墓地利用のパーツが限られているデッキで戦力を大幅ダウン。

《ゲトの裏切り者、カリタス》はモダンで増えているバーンに対してライフゲインとタフネス4で対抗でき、さらに墓地から帰って来るクリーチャーを普通の除去で追放出来るようになり、環境のメタゲームから評価が上がっています。

Channel Fireballでは本人がエスパーにたどり着くまでの調整過程とサイドボーディングを解説した記事が公開されています。

新しいカードの登場やメタゲームの変化で今までありそうで見かけなかった色が復活する可能性がいくらでもある。グランプリ横浜、そして『モダンホライズン』の中身が楽しみですね。

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