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モダンホライゾンに再録されるカードを予想してみよう!

   

お疲れ様です。

少し前の話題にはなりますが、スタンダードのセットを経由せずにモダン(それと各エターナル環境)にカードを追加する全体未聞のセット『モダンホライゾン』が発表されました。

このセットでは現在のモダン環境では使用することが出来ないカードプールからの再録、そして新規カードで構成され、公開済みの《陰謀団の療法士》と《慈悲深きセラ》をはじめとする新規カードも大量に環境に投げ込まれることになります。

中でも古いセットからどんなカードがモダンに解禁されるのか、ファンの間で話題になったり記事がいくつも書かれていました。こちらでも若干遅れますがいくつか予想してみようと思います。

このセットで何が変わるか

初めにこのセットで何をやろうとしているのか、モダンのメタゲームからおさらいしましょう。

『モダンホライゾン』が発表された時、Channel Fireballではどんなカードが入るのか複数の記事が書かれていました。

The Top 20 Cards I Want to See in Modern Horizons
10 Cards I Want to See in Modern Horizons—To Give Fair Decks a Boost
10 Cards That Have No Place in Modern Horizons
Modern Horizons: Is Force of Will Unrealistic in Modern?

どの記事も「フェアデッキを強化しよう」という方向で意見が書かれているのが共通点。というのも、スタンダードに悪影響を与えずにモダンのフェアデッキを強化するのは困難です。

モダンデッキで通用するレベルの強力なアドバンテージを生み出すカードが印刷されるたびに、スタンダードはバランスを失い禁止カードを出すこともありました。

《苦花》、《血編み髪のエルフ》、《石鍛冶の神秘家》、《精神を刻むもの、ジェイス》、《集合した中隊》・・・使う側もいればトラウマを持っている方もいるでしょう。

そうなると、スタンダードに悪影響を与えないようにモダンを動かす場合、出来る事はアンフェアデッキのコンボパーツを増やすことぐらいです。最近では『ラヴニカのギルド』で《這い寄る恐怖》、『ラヴニカの献身』で《弧光のフェニックス》が登場して墓地を扱うデッキが一大勢力に復権しました。

結果ミッドレンジやコントロール向けのカードが印刷される、様々なアンフェアデッキだけが強化される傾向になってしまう、これがモダンの抱えている課題です。

その辺をちょっと意識して、入るカードと入らないカードで3位まで予想を立ててみました。

モダンホライゾンで再録されそうなカード

3《トレストの使者、レオヴォルド》

出てしまえばほぼ確実にカードアドバンテージを生み出し、コントロールのドローだけでなく《信仰無き物あさり》や《安堵の再開》をナチュラルに無効化。ミッドレンジの消耗戦向きフィニッシャーで、かつコントロールやコンボへの対策カードです。

パッと見恐ろしいカード、しかし既存のどのモダンデッキにも入らないカードです。

環境を支配するというよりは、むしろジャンド、アブザン、ゴルガリに加えてスゥルタイという新しい黒緑ミッドレンジの選択肢が増えるくらいに収まるのではないでしょうか?

2《対抗呪文》

今のところどんなカードにでも安定して対策出来て、かつ唱えるのに制限がかからないものは3マナが限界になっています。例外は探査でコストを青青まで軽減できる《論理の結び目》か、自分の土地を手札に戻す《剥奪》くらい。

しかし4枚積みにくいこれらではモダンの多様過ぎるアンフェアデッキに対抗しきるのは難しいようです。青系コントロールは《精神を刻むもの、ジェイス》を獲得しましたが、それでもメタゲームの3パーセントでしかないのは、スタンダードやレガシーの感覚を持っているプレイヤーなら違和感を感じるでしょう。

1《無のロッド》

《クラーク族の鉄工所》は禁止されてしまいましたが、環境にはまだ親和や《硬化した鱗》という強力なアンフェアデッキがあります。さらに今後アーティファクトセットが新しく作られたら、また別のコンボデッキが生まれる可能性も否定できません。

あらゆる色に《大祖始の遺産》や《トーモッドの墓所》が与えられているように、保険として《石のような静寂》を全ての色に与えるタイミングではないかと思います。

再録されそうで入らないカード

3《基本に帰れ》

ウルザトロンが憎い?ええ、お気持ちは分かります。しかしこのカードはアウトです。

この青い《血染めの月》を、イゼットカラーが理論上8枚まで積めるようになるのは流石に危険。土地対策を強化するとしても、多色デッキを機能停止させるものではなく、《減衰球》や《高山の月》のような複数マナを出せなくする形に抑えられると思います。

2《意志の力》&《目くらまし》

コントロールのカウンターは強化するべきという考えは広がっていますが、この2枚については意見が分かれるところです。《意志の力》と《目くらまし》はストーム、《むかつき》、《弧光のフェニックス》デッキが搭載したら、フルタップから自分のコンボを守る使い方も出来ます。

フェアデッキを強化するためにピッチスペルを入れたとしても、同時に一部のコンボデッキも強化されたり青以外のコンボデッキが環境から消えるなら、あまりメリットはありません。

それに、モダンとレガシーの違いが分からなくなりそうです。《渦巻く知識》が無いだけのレガシーでしょうか?

1《トーラックへの賛歌》

ジャンド、マルドゥパイロマンサー、《死の影》、8-Rack・・・と黒中心の消耗戦型デッキを使う身としては面白そうな再録ですが、流石に無いと思っています。

モダンはどんなに早くても土地が3~4枚は並んで欲しいデッキばかりです。そこで2ターン目に手札から土地が叩き落されたら、少なくとも今あるデッキのほとんどはそのまま再起不能になり、1マナ2マナのカードを中心に扱うデッキでもレガシーほどの速度は出せずテンポを取り戻せなくなってしまいます。

最後に

取りあえずこんな感じで。

皆さんははどんなカードが再録されると思いますか?再録されて欲しいなと思いますか?これは無いと思うカードは?この記事では全体的に青いカードばかりになってしまいましたので、みんなの考えを聞いてみたいです。

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