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【翻訳】メングッチのスゥルタイミッドレンジ・サイドボードガイド

      2019/02/12

イタリアを代表する強豪プレイヤー、Andrea Mengucciが解説する環境トップメタ・スゥルタイミッドレンジのガイド。練習する時間が無い、とりあえず金に糸目をつけずデッキパワーのあるものを使いたい、そんなプレイヤーは一番丸い選択肢かも。

(原文はこちら)

Sultai Krasis Deck Guide and Sideboard Guide (And Video)

(翻訳)

サンプルレシピ:スゥルタイ混成体

赤字は『ラヴニカの献身』で追加されたカードです。)

土地24
4:《繁殖池/Breeding Pool》
4:《森/Forest》
2:《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
2:《愚蒙の記念像/Memorial to Folly》
4:《草むした墓/Overgrown Tomb》
4:《湿った墓/Watery Grave》
4:《森林の墓地/Woodland Cemetery》
クリーチャー27
4:《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》
2:《培養ドルイド/Incubation Druid》
4:《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》
4:《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》
2:《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》
2:《破滅を囁くもの/Doom Whisperer》
1:《人質取り/Hostage Taker》
4:《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》
4:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
呪文9
3:《ビビアン・リード/Vivien Reid》
3:《採取/Find》
1:《喪心/Cast Down》
2:《ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt》
サイドボード15
1:《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》
1:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
4:《強迫/Duress》
3:《否認/Negate》
1:《再利用の賢者/Reclamation Sage》
2:《真夜中の死神/Midnight Reaper》
2:《喪心/Cast Down》
1:《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》

Sultai Krasisは今の時点のメタゲームではとてもポピュラーなデッキだから、デッキに採用するカードの選択について一から十まで説明する必要はないと思う。唯一議論するべきだと思うカードは《破滅を囁くもの》だ。

ミラーマッチ以外での強さを考えたら、このカードは犯罪的に使われていないと思う。白、赤、イゼットドレイクに対する最高のブロッカーだ。クロックで逆転する必要が出たら、素早く相手を倒してくれる。

コントロールに対しても倒さなければならない脅威であり、マッチアップでのキーカードやサイドインしたカードを探すことでカードアドバンテージも供給する。

ミラーマッチでは《喪心》や《ビビアン・リード》で倒される弱いカードだが、それでも相手は処理しなければならない脅威になり、《ハイドロイド混成体》や《採取/最終》を探すことが出来る。

多くの人がなぜ《殺戮の暴君》ではなく《破滅を囁くもの》をプレイするのか僕に聞いてくる。答えはどちらかがより強いとかいう問題ではない・・・それぞれ異なる役割を持っている:《殺戮の暴君》はかつてミラーマッチを破るカードだったが、今はそうではなくなっている、《ハイドロイド混成体》がその役割を奪ってしまったからだ。

《破滅を囁くもの》の役割はアグロ戦術に対する壁であり、他のマッチアップの一部では脅威でもある。

もう一つの忘れられてそうなカードは《真夜中の死神》だ。このカードはゴルガリがジェスカイの《轟音のクラリオン》に耐える手段だったが、今はエスパーが同じことを《ケイヤの怒り》でやろうとしている。

『ラヴニカのギルド』環境の時ほどミラーに強いカードにはならないが、それでもこのカードは素晴らしいと思うはずだ。

それではサイドボードの選択に移ろう、いつだってBest-of-3(三番勝負)で一番難しい所だ。

サイドボードガイド

スゥルタイミッドレンジ

Out
4《野茂み歩き》
In
2《真夜中の死神》
1《殺戮の暴君》
1《軽蔑的な一撃》

よく見かける間違いは《野茂み歩き》を残す事だ。僕は何がみんなを引き付けているのか分からない。3か月間同じことを言い続けているが繰り返そう:ミラーマッチでは《野茂み歩き》を抜くんだ。

君は全てのクリーチャーを1対2交換にしたくて、《野茂み歩き》がもたらすアドバンテージはライフだけだ・・・ライフを得る事も大きなサイズで攻撃出来る事も同じで、君にとって意味のない事だ、なぜならこのマッチアップはライフではなくカードアドバンテージを巡る戦いだからだ。

《野茂み歩き》を終盤になって引いてしまったり何のバリューを得ることもなく《貪欲なチュパカブラ》で殺されてしまうアドバンテージの損失はあまりにも大きい。

エスパー/ジェスカイコントロール

Out
2《培養ドルイド》
4《野茂み歩き》
1《喪心》
1《人質取り》
4《ラノワールのエルフ》
In
1《軽蔑的な一撃》
2《真夜中の死神》
1《殺戮の暴君》
1《再利用の賢者》
4《強迫》
3《否認》

スゥルタイにとってはゲーム1は酷いマッチアップだ。相手にゲームを奪われたらすぐに投了するべきだ・・・前シーズンのジェスカイのように・・しかしサイドボード後はしっかり有利になっている。

エスパーは《絶滅の星》にアクセスできないから、一度コントロールを奪ったらゲームに勝つだろう。

相手のカードを見極めながら賢くプレイして《ハイドロイド混成体》で勝利に向かって進もう。相手は唱えた時の誘発型能力を打ち消せないから、出来る限り混成体を強く使おう。

イゼットドレイク

Out
4《ラノワールのエルフ》
2《培養ドルイド》
In
4《強迫》
2《喪心》

このサイドプランでは、対戦相手の《ショック》を適切な対象がいないことで打ち消す。

特にサイド後の相手は受け身のカードで溢れているから《強迫》は有効だ。君は相手のドレイクを殺して《野茂み歩き》と《ハイドロイド混成体》でゲームを奪うようにしたい。

赤単

Out
4《ラノワールのエルフ》
2《培養ドルイド》
In
2《喪心》
1《殺戮の暴君》
2《強迫》
1《再利用の賢者》

このマッチアップは僅差で、相手の除去と君のクリーチャーで1対1交換を採られないように除去を無力化したい。もし《野茂み歩き》と《マーフォークの枝渡り》を同じターンに唱えてライフ3点を得るまで待つことが出来るなら、そうしよう。

《強迫》は良い、しかし多すぎると余ってしまうかもしれない。

《肉儀場の叫び》は強い時もあるが魅力的じゃない時もある。相手は《宝物の地図》+《絶滅の星》のプランに変えるだろうから、《殺戮の暴君》をサイドイン、マナエルフをサイドアウトして対応しよう。

青単テンポ

Out
3《ビビアン・リード》
3《採取/最終》
2《破滅を囁くもの》
In
2《喪心》
1《殺戮の暴君》
4《強迫》
1《再利用の賢者》

このデッキにとって本当に悪夢のようなマッチアップだ。もし相手の手札が強かったら君が出来る事はほとんど何も無い。

僕は全ての重い呪文をサイドアウトして、1ターンに2つの呪文を唱えて相手のカウンターを弱体化出来るように、出来る限りデッキを軽くする。

サイドアウトするカードは強そうに見えるかもしれないが、君は重くて強いカードを唱えて勝つことは無く、小さな緑のクリーチャーでダメージレースを行い相手のカードアドバンテージやバリューのプランを崩すことで勝てるという事に気付くことが重要なのだ。

《殺戮の暴君》と《ハイドロイド混成体》は最高だ、なぜならこれらは(少なくとも部分的には)打ち消されないので君はそのカードのバリューを得られるしカウンター呪文に突っ込んでもプレイ出来る。

白ウィニー

Out
4《ラノワールのエルフ》
In
1《肉儀場の叫び》
1《再利用の賢者》
2《喪心》

《肉儀場の叫び》をサイドインする、そして前のスタンダード環境でも僕はこのマッチアップで《黄金の死》を1枚しか採用していなかった。たくさんは必要ない。

《再利用の賢者》は《ベナリア史》と1対1交換出来て、ブロッカーを残しつつ《議事会の裁き》を破壊することが出来るから《打ち壊すブロントドン》より強い。まさに君が必要な物だ。

ターボフォグ

Out
2《貪欲なチュパカブラ》
1《人質取り》
1《喪心》
3《採取/最終》
4《野茂み歩き》
In
1《軽蔑的な一撃》
2《真夜中の死神》
4《強迫》
3《否認》
1《再利用の賢者》

これもゲーム1は悪夢のようなマッチアップだがサイド後は一気に良くなる。向こうはエスパーやジェスカイよりはリセットが少ない、そして君のプランを構築しテフェリーや《荒野の再生》を打ち消すマナを立てたいから、僕はマナエルフを残している。

僕はスゥルタイ混成体がBest-of-3では最強のデッキだと信じているが、テフェリー系デッキとのマッチアップからBO1では酷い選択肢なのは確かだと思っている。このマッチアップを改善するために出来る事はあまりなく、もしBest-of-1(一本勝負)に集中したいなら僕は別のデッキをプレイするだろう。

(翻訳ここまで)

前環境ではジェスカイコントロールで毎回のようにボロ負けを続けたので、管理人が紙のスタンダードに出る時は多分このデッキを使うと思います。

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