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ようやくMTGに復帰できた雑魚プレイヤーの翻訳中心ブログです。

【翻訳】MTGのスキルって何だよ?!誰か教えてくれ!(SCGより)

      2016/07/03

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マジックをしていれば、右手が強くて勝ったり負けたりすることもあります。それは本当にラッキーだから勝てたのか?上手いプレイヤーとそうでないプレイヤーとの違いは?運の差を嘆く前に、ちょっと考えてみよう。

原文はこちら。若干省略もあり。
Someone Please Explain Skill To Me by Mark Nestico

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翻訳

話はMOのあるゲームからはじまる。別にクラッシュしたわけでもバグが起こったわけでもない。ちゃんと遊ぶことが出来た。

僕はドラフトで赤緑狼男を組んで、最初のラウンドで、多分、白青だった?よく分からない、と言うのも最初のゲームで相手は2枚の土地をプレイしてあとは何もしなかったからだ。

まあ楽しいゲームとは言えないよね?次のゲームで、僕は素晴らしいマナカーブを描くことが出来て7ターンか8ターン目くらいに勝った。相手のデッキはいくらか良い動きをして、《秘密の解明者、ジェイス》をプレイしていたが、僕の戦場が圧倒的で最後に《邪悪な囁き》でゲームを締めた。

「あんたみたいなアホがいつも一番いいトップデッキをするんだ。あんたのデッキはゴミだ。」

ちょっと待った。なんでこんな暴言を言われなきゃならない?

僕は画面の向こうの激怒しているだろう誰かの相手はしないことにした、しかし僕の中で何かが引っ掛かった。話はそこから始まる。それから、SCGの大会のカバレッジを見ていると、考えが広がって行った。

★Patrick Sullivanのバーン


この試合は何千回見ても驚かされる。どちらのプレイヤーのスキルも疑う余地はないだろう。

もしこの動画を観たことが無ければ絶対に見て欲しい。ネタバレをするなら、Patrick Sullivanはレガシーで、勝つことが極めて不可能に近いバーン対マーヴェリックのゲームに勝利した。数え切れないプレイヤーがPatrick Sullivanがどうやってそれをやってのけたか振り返る劇的な瞬間を作り出したのだ。

彼はただ成し遂げただけじゃない。

彼はバーンでやったんだ。

分かると思う。昔から「スキルが要らない」と言われるバーンで。

★Tom Rossの白赤人間

6月4日、Tom Rossが白赤人間でSCGの大会を優勝した。さあ、見てみよう!

土地 18枚
14 《平地/Plains》
4 《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》

クリーチャー 31枚
2 《勇者の選定師/Anointer of Champions》
2 《領事補佐官/Consul's Lieutenant》
4 《ドラゴンを狩る者/Dragon Hunter》
4 《探検隊の特使/Expedition Envoy》
4 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
4 《サリアの副官/Thalia's Lieutenant》
4 《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
4 《町のゴシップ屋/Town Gossipmonger》
3 《アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros》

呪文 11枚
4 《永遠の見守り/Always Watching》
3 《グリフの加護/Gryff's Boon》
4 《石の宣告/Declaration in Stone》

サイドボード 15枚
3 《ハンウィアーの民兵隊長/Hanweir Militia Captain》
4 《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker》
1 《グリフの加護/Gryff's Boon》
1 《絹包み/Silkwrap》
2 《停滞の罠/Stasis Snare》
4 《鋭い突端/Needle Spires》

昔ながらのマジックだ。クリーチャーを出し、殴り、戦闘のダメージと相手のライフを計算する。シンプルだけどみんな大好きだ。

Tomはプレッシャーの扱いと読みに長けている。彼は正しいデッキを選んで予想外の角度から勝ったわけではない。白赤人間はグランプリ優勝にあと一歩まで迫り話題になった。このデッキは突然現れて勝利をかっさらったわけではない。むしろ逆だ。

Languish

だれもが《衰滅》は今の環境で強いと分かっているが、《衰滅》を使うデッキの大半は弱いという事を無視している。素晴らしい選手が弱いアメフトのチームにいるようなものだ。唱える前に死んだら終わりだ。デッキには何枚のタップインランドがある?12枚?悲惨だね。Tomが優勝した事は彼の実力から驚くことではないが、みんながそれをなぜか理解できていないのはびっくりだ。

カメラの前でTomが素早くゲームに勝った時、僕が所属しているソーシャルサイトのグループの一人が「イージーウィンが出来て楽しそうだね」と、それから彼のような素晴らしいプレイヤーは「もっとスキルがいるデッキを使うべきだ」と言った。

僕はそれ以上嫌な思いをしないようにグループを去った。

★ハースストーンの「ハンター」

僕はハースストーンでハンターのクラスを使うのが好きだ。アグロ、コントロールからミッドレンジまでいろいろなアーキタイプを使い、ハンターでランキング最上位のレジェンドにも到達した。圧力、超攻撃的ミニオン(クリーチャーのこと)、除去しにくく死んだら効果もあるねちっこいクリーチャー、バーストダメージを組み合わせたデッキは回すのが本当に楽しい。

ハースストーンを配信していると、たとえレジェンドランクでプレイしていたとしても、僕がいかにバカで扱うのに何の技術も要らないデッキを使っているか、語り始める人が必ずいる。

クリーチャーの戦闘を使わず呪文を使って大量のライフを奪うデッキでも「スキルが要らないデッキ」だと言われる。相手との相互干渉を行わないデッキはまるで伝染病のように嫌われる。こういうことはバーンやアグロデッキに限らずコンボデッキでもそうだ。

★下手でも勝てるデッキ・・・?

主なアーキタイプが、なぜ「スキルが要らないデッキ」だと思われるのか、見てみようか。

バーン
「ただ《稲妻》を撃ちまくってるだけじゃん。俺と何も相互干渉をしていない。20まで数えられる?おめでとう、キミは天才だ!」
ストーム
「イイね。2ターンで俺を殺してくれたよ。俺はマジック出来なかったけどね。キミがやっているのはコンボの仕組みを勉強しておんなじことを繰り返すだけだ。落ち着いて考えてる?」
コントロール
「ワオ。俺の呪文を全部打消してプレインズウォーカーを唱えたね。難しかった?俺は退屈だよ。マジックは一人でやるものじゃないだろ。俺は何も解決できんよ。」
アグロ
「俺が《衰滅》を持ってたらお前は負けていた。分かってるだろ?あんたがやってる事は場を埋めて手札を3ターン以内に殻にすることだ。攻撃するのにスキルなんて要らないだろ。戦略も無い。こんなデッキをプレイするバカは誰だ?Noob(素人)だ。」
コンボ
「素晴らしい!君がパーフェクトな手札を持ってなければ勝てないけど、キミはいつも引いてるね。俺が《強迫》を引かなかったから運が良いんだよ!」

要するにデッキの種類に関係なく、躾のなってないプレイヤーはあなたがどれだけデッキに熟達しても、あなたが適当にプレイしていて運が良いから勝つと責め立てる。どんな分野にも人が文句を言いたくなる所があるから、あなたがどんなデッキを選んでも、この批判にさらされるだろう。

確かに、一部のデッキは他よりも扱いが難しい。我々の対戦ビデオでも、Todd Anderson、Brad Nelson、Michael Majorsが「これは簡単に扱えるデッキではない」とを言う。彼らはずば抜けて上手いプレイヤーだから、彼らにとって厳しいという事があるのだろうか?

素晴らしい結果を出すには、デッキをテストして習熟しなければならない。様々なプレイを経験して偶然性の影響を最小限に抑えることが、マジックにおいて平凡なプレイヤーを非凡なプレイヤーに変える境目なのだ。Tom RossとGerry Thompsonがトップ8に入るのは偶然ではない。

彼らはなぜ優れているのだろうか?正しいデッキを使うから?彼らは異なるデッキを使っている。もともと運が良かったのか?違う、だったら、絶対に負けないはずだ。彼らのスキルが良い結果をもたらすのだ。

Tom Rossがアグロデッキを使っているからスキルが無いと彼を責めるだろうか?イエス?彼がもし700人の参加者が動くSCGツアーで優勝したら?そうしたら変わるだろうか?もし答えが「だってTom Rossじゃないか!彼なら余裕でデッキを使いこなせるに決まってる!」なら、おめでとう。あなたは問題の一部だ。

★スキルなのか運なのか

どんなデッキでも、そのデッキを使いこなすということは多くのプレイヤーが評価するよりもずっとスキルを要するものだ。僕たちはみんなスターになって大きなイベントでトップ8入りしたいから、こういうデッキにいちゃもんを付けると優越感を得られることがある。

前のグランプリでは、短時間で勝った時に相手から引きが強くて「こんな強運」には勝てる気がしないよと言われた。酷い言いがかりだ。僕はそれなりに上手くプレイできたと思った。僕自身はこういう事を言われても気にしないし何も失わない。だがそれがマジックを覚えたばかりで初めてグランプリの試合に勝ったプレイヤーだったら、こういう事を言われると簡単に自信を失うだろう

先ほども言ったが、繰り返すべきだ。マジックで結果を出すには、偶然性の影響を少なくするために、選択肢を絞ってプレイングを選ぶスキルが必要なんだ

最初のビデオの中でPatrick Sullivanは僅かでもミスをしていれば負けていた。ギリギリのプレイングだけでなく、自分のデッキから潜在的に引くカードを理解しているからこそ、伝説的勝利を収めたのだ。彼が都合のいい順番でカードを引いたから勝ったのか、それとも彼がそれは彼の技術のおかげか?答えは言うまでもない。後ですぐ分かるだろう。

マジックをしていれば勝つために必要なカードを正確に引いて勝つこともある、そしてそれは運が良いようにも感じるだろう、だけどそのドローまでに、あなたはどれだけ多くの困難をくぐり抜けてきただろうか?

これが、運に頼るよりも成功のために準備をし続けるべき根拠だ。特にゲームが長引くときはそうだ。ゲームが長引いてどちらかがデッキの強いカードを引く時ほど、実際には僕の中で運の評価値は急落する。もう15ターン目だ。何を引くと思う?そのカードは何のためにデッキに入っている?ドローされるためにある。

あなたが何のデッキを選んでも、コンボ、バーン、アグロ、コントロールでも、そのデッキの力を最大限に引き出すのはスキルが必要だ。《火炎破》を撃ちこむのも《ぶどう弾》で相手を殺すのも、《ゴブリンの先達》で殴ったりカウンターを使うのと同じくらいスキルが必要なのだ。時々はイージーウィンをすることもあるが、それはあなたが運が良いとか下手なプレイヤーだという意味になるだろうか?それともメタゲームに合ったデッキを使っていたからと言う事になるだろうか?

もしフォーマットが除去を大量に積んだクリーチャーデッキで溢れていて、あなたがそれを食い物に出来るノンクリーチャーデッキで勝ち、あるいは《究極の価格》で対処できない呪文で相手を焼き尽くすバーンをプレイしていたとして、それは運が良かったからだろうか?それは運だけじゃない。あなが思っているよりもずっとだ。

では、スキルがあるプレイヤーとは何か?スキルが無いとはどういう事か?

僕はそのような抽象的な事をハッキリ決めることは出来ないと思う。僕は自分たちが責めるほどデッキの選択とドローステップはあまり関係ないような気がする。

多分・・・本当に多分だけど・・・単に彼らは良いデッキを選んで上手くプレイしているだけなんだ

違うかもしれない。

もしかしたらただ本当に運が良いのかもしれない。

なんてこった、このゲームにスキルは無いのか。

(翻訳終了)

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