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【翻訳】世界選手権を辞退したThompson選手にLSVがインタビュー

      2018/09/27

 

先日、プロプレイヤーGerry Thompson選手がウィザーズのプロに対する扱いに抗議するため世界選手権のボイコットを決行し、海外では物議を醸しています。これを受けてLuis Scott-Vargas選手が本人にインタビューを行い、その内容を記事にしていました。

Gerry Thompson選手が抗議するにあたって公開した主張がこちらで翻訳されていますので、先に読むことを推奨します

(最後の質問部分と、記事原文へのリンク貼り忘れを修正しました。)

(原文はこちら)

Gerry Thompson on his Decision to Sit Out the 2018 Magic: The Gathering World Championship(Channel Fireball)

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(翻訳)

昨日Gerry Thompsonが最も名誉ある大会への参加を辞退してマジック界を震撼させた。彼の目的はプロプレイヤーの扱われ方の現状に対して抗議することで、彼の声明全文はここで読むことが出来る。私は金曜日のアナウンス後にGerryを捕まえ、彼の決断とその影響について質問をする機会を得られた。

●あなたはマジックの世界選手権に出場せずにラスベガスのホテルに残っています。何故ですか?

私はプロ/競技マジックプレイヤーが置かれている現状(及び様々な事)に対して抗議するために、最も名誉ある公正な大会への出場を取りやめ、声を届けようとしています。

プロプレイヤー、競技プレイヤー、ショップオーナー、コスプレイヤー、ジャッジ、カバレージ読者などの異なるグループで、様々な問題を巡ってうんざりするほどのフラストレーションが溜まっています。今のマジックに満足している人がいるのでしょうか?

●世界選手権を辞退すると決めたのはいつですか?

私が最初に考えたのはマジック25周年プロツアーの後です。それ以降はメッセージを作り、行動して変えられるところを見定め、最も強烈な方法でメッセージを打ち出すための準備期間でした。

あなたはマジックのプレイヤーが参加しうる最高のトーナメントを欠席しました。それを実行に移した今、あなたが手放したものについて思う所はありますか?

もちろんです。トーナメントを欠席してどれだけの権利を失うかは分かっていました。また、この行いの結果として一部との仲が険悪になることも理解しています。

私と親密な人たちの中には驚いた人もいて、好意的に受け取った人もいれば、否定的な人もいます。否定的な方の反応は私に深刻な影響を与えていて、私のここ数日間は強いストレスに悩まされました。全体として、ストレスと不安に耐えるのが一番つらい部分でした。

●プロプレイヤーの状態を改善するためにウィザーズ社が出来る事は何ですか?

私の抗議で誤解されているのは、プロプレイヤーがウィザーズにもっと金を払うよう強要していると思われている事で、それが目的ではありません。

マジックのプレイヤーは、たとえトンネルの先に出口が無いと分かっていてもゲームに貢献してきました。マジックは最高のゲームで最高のコミュニティを持っているのです。ウィザーズは彼らを助けることが出来ます。もしウィザーズがカバレージの改善、スターの育成、大会の広報に努力を注げば、マジックはより広い観客の目に届き、私たち自身のスポンサー獲得や取引の締結、ストリーミング配信につながるのです。

下位のレベルの話になりますが、PPTQのシステムにも何度も指摘されてきた問題が山ほどあります。以前は大きなPTQに参加しに旅するのはみんなが楽しみにしていた事です。そういった仲間意識や思い出作りはPPTQのシステムで失われました。PPTQでプレイするのはただの作業のようなものです。

●ウィザーズは既に問題の一部に取り組んでいると声明を出しています。カバレージは大幅に改善したという人もいます。彼らにもう少し時間を与えるだけで良いのではないでしょうか?

「時間が欲しい」というのは彼らが10年近く使ってきたお決まりの言い訳です。どこかで彼らは時間切れになって、中身のある何かを示すべき時が来るでしょう。

特にSCGのツアー大会は視聴しやすさにおいてグランプリを大きく上回っていますが、それはSCGがカバレージで良い仕事をしているからです。グランプリはSCGよりもあらゆる点で有利なはずです。マジックの公式プラットフォームで広報出来て、マジックの公式Twitchチャンネルで放送出来て、より高額の賞金が出て、有名なプロプレイヤーがフィーチャーされます。

カバレージは改善されましたが、ライバルには光年単位で突き離されています。数字は嘘をついていません。

●会場の他のプレイヤーと話をしましたか?彼らはどんな反応をしましたか?

私は世界選手権でやろうとしている事について僅かな人としか話しておらず、大会に参加する他の選手には何も言っていません。大会に参加することで得られる名誉、プロポイント、賞金はどれも彼らにとって価値のあるもので、彼らを難しい選択に巻き込んで負担をかけたくはありませんでした。私と一緒に抗議せずに参加することを選んだ選手は私の敵として見られるでしょう、しかしそれは正しくありません。

私たちはこの問題に一緒に関わっているのです。

●これによってカバレージチームは困難な状況に置かれます。彼らはあなたの行為をどう受け取りましたか?あなたの欠席に対してどう対応するべきか、何か伝えましたか?

私はそれを判断してもらうため、大会開始の45分前にScott Larabeeにメッセージを送りました。彼らが最初にやったことは私を出席者のリストから外して私を会場に入れなくする事でしたから、彼らは良くは思わなかったのでしょう。彼らの側から私にコンタクトを取ることはありませんでした。

●プレイヤーコンサルタントのWilliam Jensen、Willy Edel、Edurado Sajgalikはあなたが提起した問題のいずれかを解決する助けになると考えますか?

ウィザーズは異なる背景を持つ3人の素晴らしい代表を選んでマジックコミュニティに迎えました。しかし#paytheprosの失態が起こって以来プロプレイヤーはウィザーズの代表とイベントごとに繰り返しミーティングを行っていて、そこから得られたものは多くありません。重要な事、例えばSilver Showcaseについては議論すらされていないのです。

他の方々が指摘されているように、ウィザーズはフィードバックに対して関心を持っていないように見えます。彼らは私たちの意見に耳を傾けてから、完全に無視するのです。これが変わると期待できる理由は何一つありません。

●もしオファーを受けたら、あなたはコンサルタントとして参加する意思はありますか?

もし何らかの理由でウィザーズがフィードバックを取り入れるようになったと思えたら、私は快く自分の経験を分かち合い、マジックの未来を作っていくために力を貸すでしょう。

●次のステップは何ですか?

正直に言うと、明確な答えはありません。私がやるべきことはいくらかありますが、今のところはウィザーズがどう返答を出すか、様子を見なければならないでしょう。もし何かよい考えを持っている方がいれば、ぜひ聞きたいと思います。

●一般のプレイヤーや視聴者があなたの努力を支援したいと思った時、何が出来るでしょうか?
(訳注:原文ではThompson選手の発言のように書かれていますが、文脈から質問の太字忘れと判断して修正しました。)

お互いを尊重しましょう。全員がマジックコミュニティで経験することを、コミュニティの大小を問わず、出来る限り良いものにしていくべきです。

(翻訳ここまで)

実を言うと管理人自身あまり配信は見ないですし今は自分のプレイを最優先にしているので、現状をどう取るべきかは感想すら付けられない点も多いです。それぞれが自由に意見を交わして膨らましていくことが、諸々の改善につながると思います。

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