Gathered!

無名の黒好きプレイヤーによるMTG記事の翻訳中心ブログです。ほとんどモダン。

MiniDeckTech:復帰におススメな黒単ゾンビ(スタンダード)

   

「同じカードが8枚積めるならそれはデッキコンセプトになりうる」

これはMTG界では有名なデッキビルダーの格言ですが、スタンダードでまさに同じカードが8枚揃ったことで成立したデッキがあります。現在、管理人がスタンダード復帰を果たしたデッキ、その基準となるレシピがこちらです。

スポンサーリンク




黒単ゾンビ

(Joshua Satterfield、SCG Classic Indianapolis優勝)

土地24
4《イフニルの死界/Ifnir Deadlands》
2《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
18《沼/Swamp》
クリーチャー24
4《死の男爵/Death Baron》
4《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》
4《戦慄の放浪者/Dread Wanderer》
4《墓地の司令官/Graveyard Marshal》
4《呪われた者の王/Lord of the Accursed》
4《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》
呪文12
2《致命的な一押し/Fatal Push》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt》
2《板歩きの刑/Walk the Plank》
4《リリアナの支配/Liliana's Mastery》
サイドボード15
4《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
1《致命的な一押し/Fatal Push》
3《大災厄/Doomfall》
4《強迫/Duress》
1《板歩きの刑/Walk the Plank》
2《死が触れぬ者、リリアナ/Liliana, Untouched by Death》

(デッキリストは晴れる屋から引用)

《戦墓のグール》と《戦慄の放浪者》という合計8枚の1マナパワー2クリーチャーによる最序盤からのラッシュ。ゾンビ全体を強化する《死の男爵》と《呪われた者の王》という8枚のロード。ゾンビ2体とさらなる全体強化を1枚で供給する《リリアナの支配》。

このカードプールを見たら、誰でもゾンビデッキを組んでみようと一瞬は思ってみたはず。しかし実際にSCG規模の大会で優勝するレベルまで洗練されるとは思っていませんでした。

このデッキで唯一不安が残るのが《墓地の司令官》以外に強力な2マナのゾンビを持っていない点。白をタッチして《むら気な召使い》等を入れる選択肢もありますが、このリストでは《屑鉄場のたかり屋》を4枚突っ込んで除去耐性を高めています。

2マナの部族カードと言えば《金属ミミック》もありますが、環境で暴れまくっている《ゴブリンの鎖回し》に弱いタフネス1なので採用を諦める傾向です。

サイドボードは緑単アグロ相手には追加の除去と《才気ある霊基体》。最近の緑は《原初の飢え、ガルタ》などぶっ飛んだサイズのクリーチャーも増えていますが、接死クリーチャーと除去を合わせていけば捌いて勝てる印象です。サイドアウト候補はブロックに回せない《屑鉄場のたかり屋》。さらにカードを削る場合は防戦やトップデッキでイマイチな《戦墓のグール》を削っています。

コントロールには腐りやすい除去を削り、《強迫》のような手札破壊で《残骸の漂着》を落としに行きましょう。

回してみて難しいと感じたのが対赤黒系デッキ。人によって速度もまちまちで、攻める側に回るべきか消耗戦で勝てるように調整するか迷っています。確実に言えるのは《屑鉄場のたかり屋》《才気ある霊基体》の両方がロードの恩恵を受けられず相手の《ゴブリンの鎖回し》や《再燃するフェニックス》で止まってしまうので、その枠は確実に4枚空く事。基本的にここで追加の侍除去やプレインズウォーカーなどのアドバンテージ源を入れる形になると思います。

この辺りはTier1デッキと違ってサイドボーディングの情報が少なく、人づてに聞いた情報や個人的な体感による部分が大きいので、いろいろ間違っている可能性も高いです。

管理人がこのデッキに目を付けたのは単純に「安いから」という理由が一番で、かつアグロで黒い除去が使えるという手に馴染みやすいデッキだからでした。ローテーション直前のタイミングでカードを買いこむのは流石に厳しいと感じて、特殊地形も要らない、ほとんどののカードが2~3桁の値段で買えるお手頃なデッキを探していたところゾンビに行きついたわけです。。

プレイングもクリーチャーで殴り込み、面倒な相手は除去して攻めを維持するという基本に忠実なアグロなので、このタイミングで復帰するプレイヤーやスタンダードを始めたばかりのプレイヤーにもお勧めできると思います。

それでも《死が触れぬもの、リリアナ》はともかく、《ヴラスカの侮辱》だけは4枚、少なくとも2枚はデッキに入れる事を個人的に勧めます。1枚2,000円前後とかなり高額ですが、トップメタの赤黒アグロが擁する《熱烈の神、ハゾレト》《再燃するフェニックス》《反逆の先導者、チャンドラ》というパワーカード、他にもコントロールが使ってくる《スカラベの神》や《ドミナリアの英雄、テフェリー》に対して何もできずにアドバンテージ差をつけられて勝てません。

今回はこんなところで。

『ラヴニカのギルド』からは本格的にスタンダードにも取り組んでいこうと思います。

関連

 - スタンダード