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【翻訳】《ギトラグの怪物》でEDH(統率者)を安く組もう!

      2016/06/23

BannerTheGitrogMonster

イニストラードを覆う影で登場した伝説のカエル。それをEDHで使ったらどうなるのか?
貴重な低予算系記事の連載があるMTG Goldfishから、シナジーをフル活用してデッキをくみ上げた記事を翻訳してみました。EDHを組む時の考え方はきっと参考になると思います。

一部省略もあります。原文はこちら!
Budget Commander: The Gitrog Monster($50) by Tomer Abramovici

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翻訳

今回は「イニストラードを覆う影」で最も人気で強い統率者、《ギトラグの怪物》だ。

CardTheGitrogMonsterJ

《ギトラグの怪物》の戦闘力は甘く見てはいけない。5マナ6/6は統率者でも巨大で、しかもサイズ負けしていても接死があるから心配ない。このカエルは4回殴れば人が死ぬが、パワーを1でも上げたら3回だ。もちろん戦闘力も魅力的ではあるが、メインはそこじゃない。《ギトラグの怪物》と土地と絡んで働く相互作用こそがこのクリーチャーの強さであり、デッキを組む魅力なのだ。

★歩くランプ

《ギトラグの怪物》の一番はっきりした強さは自分のターンで追加の土地をプレイできることだ。もし土地を2枚手札に持っていたら、その2枚をプレイできる。土地を使った直接的なランプは統率者においては一番強い、なぜなら多くのグループは土地破壊を避けるが、《太陽の指輪》など土地以外のマナ加速手段を破壊するカードは入れるからだ。

土地を多く並べることでリターンを得る手段を探せば、土地が並ぶほど強くなるカードは山のようにある。いくつか選択肢を挙げよう。

CardZendikarJ

《ゼンディカーの報復者》や《怒り狂うベイロス》のような上陸持ちがゲームを終わらせるレベルの脅威になる。

《どん欲の角笛》は全員が土地をプレイするたびにカードを引けるようになるが、自分は多く土地をプレイできるからさらに多く引ける。

《武道家の庭師》や《巨森の予見者、ニッサ》が変身しやすくなる。

★土を肥やそう

今度は《ギトラグの怪物》に書かれてるお気に入りの一文の番だ。「一枚以上の土地カードがいずれかの領域からあなたの墓地に置かれるたび、カードを1枚引く。」土地がどこからでも墓地に置かれるたびに、カードを引けるんだ・・・つまり戦場、手札、ライブラリー、さらに追放領域から(《永遠からの引き抜き》)もだ!

ルールの注意!《ギトラグの怪物》で何枚のカードを引けるのか、かなりの人が(俺も含めて)混乱する。この能力が解決するごとに1枚だけ引くことが出来る、カードが1枚ごとに1枚引けるのではない。例えば、《サテュロスの道探し》が起動して3枚の土地がライブラリーから墓地に置かれたとしたら、カードは3枚ではなく1枚だけ引くことが出来る、なぜなら土地は全部同時に墓地に置かれたからだ。もし《幽霊街》で自分の《森》を破壊したら、カードを2枚引ける。《幽霊街》を起動して墓地に置かれた分と、《森》が墓地に置かれた分だ。

この誘発型能力はワイルドで強力なシナジーが溢れている!早速カードを引くための戦略を見てみよう。

生け贄に捧げる土地。自身をサクるだけで効果を出す土地がいくらでもある。《広漠なる変幻地》や《深緑の地下墓地》のようなフェッチランド、相手の面倒な土地を破壊する《露天鉱床》や《不毛の大地》、《漆黒の要塞》のような一時的なマナ加速を行う土地、と言った感じだ。大半の統率者デッキは既に自分を生け贄に捧げる土地をプレイしているが、《ギトラグの怪物》はこれらの強力な土地を使うだけでさらにボーナスをくれるぞ!

他にも《ギトラグの怪物》を使う事で「残念」に見えるカードを強力なカードに変えることが出来る。《資源の浪費》は統率者では使われていなかった残念レアだが、土地をいつでも生け贄に捧げてカードを引ける《ギトラグの怪物》とのシナジーで値段が上がった。《土地の荒廃》で相手が涙を呑む間にカードを引くという邪悪なやり方もある。

最後のテキストにも触れておこう。「あなたのアップキープの開始時に、あなたが土地1つを生け贄に捧げないかぎり、ギトラグの怪物を生け贄に捧げる。」これは昔からある「巨大モンスター」のデメリットだ。《リヴァイアサン》のように極端に大きなコストだけでは十分じゃないと判断された時に与えられる。これは時々は欠点になるが、《ギトラグの怪物》の場合は土地を多く唱えることが出来るし、余った土地をドローに変えることが出来るのでむしろメリットだ。

手札から土地を捨てる。土地を捨てる手段は多い。《やせた原野》のようなサイクリングランドはもちろんだが、黒を使えばもっとおどろおどろしい選択肢がある。《カラスの罪》なら、回顧するたびにカードを引ける。例えば《精神を刻むもの》で全員の手札を捨てて、自分だけ土地を捨てた分だけカードを引くというのはどうだろう?さらに悪役になって、《悪疫》や《死の雲》で全員の手札、クリーチャー、土地を破壊して自分だけカードを山のように手に入れるというのは?こんな楽しいプレイが出来るなら仲間なんぞ必要ないだろう!

セルフミル(自分のライブラリーを削る)。ライブラリーから直接墓地に土地を落とす選択肢は山のようにある。《サテュロスの道探し》や《ニクスの織り手》は仕事をしてくれるし、サテュロスはさらに自分の土地が足りなければ手札に加えてくれる。確かな、フェアなカードだ。だが、もっと壊れてやろうじゃないか!発掘はそもそもフェアじゃない。《ギトラグの怪物》は発掘を何よりも悪用する。《ダクムーアの回収場》、《壌土からの生命》、《ゴルガリの墓トロール》、《臭い草のインプ》、《ゴルガリの凶漢》、《よろめく殻》は発掘を代表するまさにダーティーなカードだ。

やり方はこうだ。君のターンの開始時。戦場には《ギトラグの怪物》が、墓地には《臭い草のインプ》がある。君のドローステップで普通にカードを引いても良いが、《臭い草のインプ》を発掘してからライブラリーのカードを5枚墓地に置く。99枚のデッキのうち40枚土地があれば、93%の確率で少なくとも1枚は発掘で土地が墓地に置かれる。少なくとも1枚が落ちれば、《ギトラグの怪物》が誘発して、さらにカードが引ける。ここで君はさらにカードが増え(もう一度《臭い草のインプ》を発掘するからだ)、さらに5枚のカードを墓地に落として《動く死体》《永遠の証人》、《ケンタウルスの壊し蔦》のような墓地を利用するカードを利用する。さらに凶悪な発掘カード、例えば《ゴルガリの墓トロール》を発掘できればさらに極悪非道になれる。《ギトラグの怪物》のドローをトロールの発掘に変えれば、さらに6枚のカードを墓地に落とし、さらに高確率で土地を落とし、さらにカードを引ける。ものすごい速さでクレイジーな事が出来るというわけだ。

CardStinkweedImpJ

★勝ち手段

追加で土地をプレイし、カードを引きまくり、墓地を肥やしたら、勝利は確定的だ。

巨大なクリーチャーで踏みつぶしたいか?ならば《ゼンディカーの報復者》、《怒り狂うベイロス》、《虚空の選別者》、緑のマナ加速と黒の墓地利用を使って何でも出してやろう。

相手のリソースを削り、涙に濡れた姿を楽しみ、消耗戦に勝ち、あるいは怒りと絶望の中で投了させたいか?《土地の荒廃》や《悪疫》、《死の雲》で相手をロックし、自分はカードを引いて常にアドバンテージで上回るんだ。

コンボが欲しい?《ギトラグの怪物》でも当然可能だ。競技寄りのグループで今ポピュラーな、《ギトラグの怪物》、《ダクムーアの回収場》、カードを何度でも捨てられるクリーチャー、元祖エルドラージである《無限に廻るもの、ウラモグ》、《真実の解体者、コジレック》のどちらかを使ったコンボがある。

やり方はこうだ。

1:《ダクムーアの回収場》を捨てる。人気のカードを捨てるカードに《スカージの使い魔》《朽ちゆくインプ》《野生の雑種犬》がある。
2:土地(ダクムーアの回収場)が落ちたことで《ギトラグの怪物》が誘発してカードを引く。
3:カードを引く代わりに《ダクムーアの回収場》を発掘して、ライブラリーを2枚削る。
4:1を繰り返す。

こうして無限にライブラリーを削り続けて、エルドラージが墓地をライブラリーに戻すから絶対にライブラリーアウトで負けることは無い。ここで一番多い勝ち方は《スカージの使い魔》で捨て続けて無限に黒マナを出し、《瀉血》や似たようなカードで止めを刺す。もし使い魔が無くても、墓地に落として《再活性》などで釣り上げたり、《Song of the Damned》のような儀式系カードでマナを出しても良い。

以下の低予算型《ギトラグの怪物》デッキは、ここまで話したスタイルをどれでも試すことが出来る。でかい脅威、リソースの破壊、コンボ、そして大量のドローだ。このデッキでスタートして、自分が好きな方向に調整すると良いだろう。

★サンプルレシピ 50ドルで組める《ギトラグの怪物》

統率者 1枚
1:《ギトラグの怪物/The Gitrog Monster》

土地 39枚
1:《やせた原野/Barren Moor》
1:《枯渇地帯/Blasted Landscape》
1:《荒廃した森林/Blighted Woodland》
1:《水晶鉱脈/Crystal Vein》
1:《ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage》
1:《漆黒の要塞/Ebon Stronghold》
1:《進化する未開地/Evolving Wilds》
10:《森/Forest》
1:《穢れた果樹園/Foul Orchard》
1:《Glacial Chasm》
1:《ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate》
1:《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm》
1:《ヘイヴンウッドの古戦場/Havenwood Battleground》
1:《ジャンドの全景/Jund Panorama》
1:《ジャングルのうろ穴/Jungle Hollow》
1:《汚染されたぬかるみ/Polluted Mire》
1:《滑りやすいカルスト/Slippery Karst》
1:《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb》
9:《沼/Swamp》
1:《汚れた森/Tainted Wood》
1:《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
1:《平穏な茂み/Tranquil Thicket》

クリーチャー 29枚
1:《東屋のエルフ/Arbor Elf》
1:《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
1:《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow》
1:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
1:《Fyndhorn Elves》
1:《土地守/Groundskeeper》
1:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
1:《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》
1:《森を護る者/Sylvan Safekeeper》
1:《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug》
1:《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
1:《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
1:《野生の雑種犬/Wild Mongrel》
1:《ニクスの織り手/Nyx Weaver》
1:《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1:《よろめく殻/Shambling Shell》
1:《髑髏蛇/Skullwinder》
1:《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》
1:《耕すツリーフォーク/Tilling Treefolk》
1:《豪腕/Brawn》
1:《ケンタウルスの壊し蔦/Centaur Vinecrasher》
1:《ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord》
1:《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》
1:《スカージの使い魔/Skirge Familiar》
1:《ムラーサの緑守り/Greenwarden of Murasa》
1:《猛り狂うベイロス/Rampaging Baloths》
1:《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
1:《陰鬱の始源体/Sepulchral Primordial》
1:《テラストドン/Terastodon》

呪文 31枚
1:《輪作/Crop Rotation》
1:《弱者選別/Culling the Weak》
1:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
1:《自然の要求/Nature's Claim》
1:《汚物の雨/Rain of Filth》
1:《カラスの罪/Raven's Crime》
1:《回収/Reclaim》
1:《Songs of the Damned》
1:《瀉血/Exsanguinate》
1:《ゴルガリの印鑑/Golgari Signet》
1:《不気味な発見/Grim Discovery》
1:《忌まわしい回収/Grisly Salvage》
1:《根囲い/Mulch》
1:《忘却の冠/Oblivion Crown》
1:《小悪疫/Smallpox》
1:《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
1:《森の占術/Sylvan Scrying》
1:《耕作/Cultivate》
1:《闇取引/Dark Deal》
1:《土地の荒廃/Desolation》
1:《砕土/Harrow》
1:《木霊の手の内/Kodama's Reach》
1:《悪疫/Pox》
1:《化膿/Putrefy》
1:《未知な領域/Realms Uncharted》
1:《犠牲/Victimize》
1:《戦慄の復活/Dread Return》
1:《ジャラドの命令/Jarad's Orders》
1:《突然の再利用/Sudden Reclamation》
1:《高まる野心/Increasing Ambition》
1:《蟲の収穫/Worm Harvest》

★デッキを改良する

まずこのリストに加えるために選ぶなら残った2枚の発掘カード、《壌土からの生命》と《暗黒破》だ。《資源の浪費》と《Lake of the Dead》は《ギトラグの怪物》が率いるデッキなら爆発的なマナ加速を生み出す。

もしコンボを狙うなら、無限ループを起動するためにオリジナルであるエルドラージの巨人のどちらか、《真実の解体者、コジレック》か《無限に廻るもの、ウラモグ》は必須だ。

土地
《Lake of the Dead》、《古えの墳墓》、《Bayou》、《Bazaar of Baghdad》、《裏切り者の都》、《統率の灯台》、《ドライアドの東屋》、《ラノワールの荒原》、《草生した墓》、《石化した原野》、《露天鉱床》、《不毛の大地》、《黄昏のぬかるみ》、そして森か沼をサーチする全てのフェッチランド
ランプ
《極楽鳥》、《死儀礼のシャーマン》、《魔力の墓所》、《魔力の櫃》、《モックス・ダイアモンド》、《芽ぐみ》、《探検》
その他のマナ加速
《ライオンの瞳のダイアモンド》、《陰謀団の儀式》、《弱者選別》
チューター
《Demonic Tutor》、《Grim Tutor》、《伝国の玉璽》、《吸血の教示者》、《俗世の教示者》、《適者生存》、《緑の太陽の頂点》、《ウルヴェンワルド横断》、《進化の飛躍》、《召喚士の契約》
手札破壊
《精神を刻むもの》、《ウーナのうろつく者》
除去
《破滅的な行為》、《進歩の災い》、《殺し》
墓地回収
《再活性》、《動く死体》、《ネクロマンシー》、《新たな芽吹き》、《永遠の証人》、《有毒の蘇生》

(翻訳終了)

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