【翻訳】モダンカードパワーランキング:Matt NassをBANしよう
Channel Fireballが独自に作成・更新しているパワーランキング。少し間が空きましたが、今回はグランプリラスベガスの結果を受けたモダンが更新されました。
(原文はこちら)
Modern Power Rankings: Ban Matt Nass(Channel Fireball)
(※原文は更新のたびに上書きされます。)
翻訳
1位:《古きものの活性》
ウルザトロンとアイアンワークスがGPラスベガスを支配した。そしてトップ32を見ても、「《定業》《思案》が禁止でもこのカードはずっと適正だ」と主張する人にとっては少し良くない状況だ。このカードを禁止するべきというほどではないが、主張は出来るだろう。これほど強力な手札調整を無色中心のデッキが持っているというのはとても奇妙に見えるという事だ。
2位:《オパールのモックス》
《オパールのモックス》はこれまでもぶっ壊れていたが、Matt Nassをモダンで禁止するだけでなく、このカードもついに鉈をふるう時が来たのかもしれない。《ウルザの後継、カーン》を得た親和は一線を越えるところまで近づいており、他の多彩なアンフェアデッキが睨みをきかせて均衡が保たれている。一方アイアンワークスはMatt Nassが出場したあらゆるモダングランプリで優勝を続ける。このような結果が続くなら、《オパールのモックス》か《古きものの活性》のどちらかが次に退場するだろう・・・あるいは、みんなが《石のような静寂》を使うかだ。
3位:《集合した中隊》
ラスベガスのトップ32でコンボやトロンが多いにもかかわらず、カンパニーデッキは結果を出し続けている。今の時点でもし大きなトーナメントに目を向けると、いくらかのカウンターカンパニーがいるのは当たり前になって来ている。これほど強力なツールボックスとコンボによる即死が組み合わされると、ただただ強い。あと必要なのはトロンと戦う方法だけだ。
4位:《探検の地図》
先週末をどれだけトロンが支配していたか、誇大表現はしようがない。トップ16のうち6人がトロンで、トップ32になるといくらか下がるが、トップ32のうち25%はモダンのような環境では巨大な占有率になる。これはそうそう起こることではなく、結果としてミッドレンジデッキは今存在していない。
5位:《信仰無き物あさり》
青がアクセスできるどんなものよりも強いドロースペルと言えば、かつてコンボデッキのみに使われていた《信仰無き物あさり》はカードを墓地に送るデメリットを緩和出来るあらゆるデッキに広がっていった。ホロウワンがこのカード強さを物語るのと共に、マルドゥパイロマンサーとグリクシスシャドウも《信仰無き物あさり》を突っ込んでいる。
6位:《貴族の教主》
人間デッキはいつも通り、大人数が入賞したが、その割にさほど素晴らしくは見えなかったようだ。トップ32は人間デッキに支配され確かな選択肢であり続けているが、人々がバカげた直線的デッキで君を殺して勝ち続けるにつれて、人間デッキのピークは過ぎていった。
7位:《騒乱の歓楽者》
Gerry Thompsonはマルドゥパイロマンサーで出続けている、そしてMatt Nassが目立たないコンボデッキを使い続ける事と特に繋がりがあるわけではないが、Gerry Thompsonはマルドゥパイロマンサーで表れると見込んでも安全だろう。マルドゥパイロマンサーは止めるのが難しい奇妙なデッキだ。Matt Nassがあらゆるグランプリで活躍し出すまでアイアンワークスが無視されていたのと同じように、マルドゥパイロマンサーはその強さ程使われていないようだ。これからもモダンのイベントのたびに人間デッキを使う人々が群れのように現れるなら、おそらくマルドゥパイロマンサーがピックアップされる姿を見かけるだろう。
8位:《稲妻》
トップ32の半分に対して弱いにも関わらず、《稲妻》はモダンで最も使われるカードであり続け、誰も驚かない。これは暗黙の了解で、モダンのトップデッキに対して相性が良いかどうかという問題じゃない。むしろ、この常連カードを使っていないデッキにこそ目を向けるべきだろう。
(翻訳ここまで)
実は管理人の周りでもトロンが増え始めて、ジャンドで勝てなくなってきました・・・