Gathered!

無名の黒好きプレイヤーによるMTG記事の翻訳中心ブログです。ほとんどモダン。

MiniDeckTech:《ウギンの目》入りエルドラージ(禁止解除モダン)

      2018/06/14

つい最近いつものように適当にモダンデッキを眺めていると、明らかにおかしいデッキ名が飛び込んできました。

・・・黒緑デプス?レガシーの間違いか?《暗黒の深部》は禁止だったはずでは・・・?

その正体ですが、先週末の6/8~6/10に開催されたStarCityGamesのイベント中に、インビテーショナルの裏でまさかの禁止解除モダンのトーナメントが開催されたのです。しかもOpen扱い。

そんなある意味《世紀の実験》のようなグランプリ級の2日間の戦いを制し、さらにトップ8中5人、トップ16中11人という圧倒的な成績を収めたのは、《ウギンの目》を擁する各種エルドラージデッキでした。

スポンサーリンク




無色エルドラージ

(SCG Open Roanoke 優勝)
※赤字は通常のモダンで禁止カードです!!

クリーチャー26
4:《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》
2:《終末を招くもの/Endbringer》
4:《果てしなきもの/Endless One》
4:《作り変えるもの/Matter Reshaper》
4:《現実を砕くもの/Reality Smasher》
4:《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4:《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
呪文10
4:《虚空の杯/Chalice of the Void》
4:《四肢切断/Dismember》
2:《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
土地24
2:《荒地/Wastes》
4:《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4:《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4:《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
4:《幽霊街/Ghost Quarter》
4:《ウギンの目/Eye of Ugin》
2:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
サイドボード15
2:《真髄の針/Pithing Needle》
3:《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
3:《呪文滑り/Spellskite》
1:《忘却蒔き/Oblivion Sower》
4:《虚空の力線/Leyline of the Void》
2:《歪める嘆き/Warping Wail》

(引用元はこちら

2マナランド8枚体制。

このモダンでは許されないマナ基盤から展開される1枚1枚がフィニッシャー級になるクリーチャーのラッシュに、エルドラージの冬を思い出すモダンプレイヤーは少なくないでしょう。

《ウギンの目》と《エルドラージの寺院》、または《エルドラージの寺院》が2枚あれば、2ターン目に《難題の予見者》、3ターン目に《現実を砕くもの》が着地。

特に《エルドラージのミミック》が絡んだときの爆発力はさらに一段上がります。ただでさえ2マナなので最速1ターン目に唱えることが出来るだけでなく、これが《ウギンの目》なら唱えるためのコスト自体が0マナになって、1ターン目に2枚くらい唱えることもあるでしょう。

そこに後続の、例えば《難題の予見者》を出したターンに《エルドラージのミミック》が生き残っていれば4/4になって殴りかかってきます。

この異常な速度を最低限の呪文で支えるのがこのデッキの動きです。

《虚空の杯》はモダン以下の常連の一つですが、禁止解除モダンにおいては《思案》《定業》《宝船の巡航》という強烈なドローカードが解禁されたストームに対抗する貴重な手段です。

無色エルドラージの場合コンボデッキに対しては他のカードで干渉することは難しいので、ミラーマッチで役に立たないというリスクを受け入れてでも採用されます。

除去は《虚空の杯》のX=1やX=2で止まらない《四肢切断》のみをメイン採用。

そして、クリーチャーデッキ対決を制するのがもう一つの禁止カード、《梅澤の十手》

相手より先にこの装備品を付けた状態で攻撃してカウンターが乗り始めたら、ライフ、除去、パンプアップという3つの能力を使い分けて殴り合いで圧倒的に有利になります。

さて、他に禁止カードを使い倒したデッキにはこんなデッキがあります。

《相殺》+《師範の占い独楽》コントロール
《暗黒の深部》+《演劇の舞台》or《吸血鬼の呪詛術士》コンボ
《罰する火》《死儀礼のシャーマン》入りジャンド
《思案》《定業》《宝船の巡航》《金属モックス》入りストーム
《思案》《定業》《宝船の巡航》《精神的つまづき》入り青赤Delver

もし近くに禁止解除モダンをやるというクレイジーな店が現れたら、参考にしてみてください。

それではまた。皆さんが未知の世界に挑み続けますように。

関連

 - モダン