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【翻訳】ジェイスはモダンを歪めてない。では3ターンジェイスは?

   

かつては最速で《精神を刻むもの、ジェイス》を目指すために緑のマナ加速を取り入れたデッキがスタンダードにありました。同じように、《貴族の教主》とジェイスを同時に組み込んだ二つの構築を、Channel Fireball総帥にして青いデッキを愛するプレイヤーの一人、Luis Scott-Vargas(LSV)が紹介。

(本人のニュースレターを宣伝する部分のみ省略して翻訳しています。原文はこちら)

Noble Jace: Temur Blood Moon and Bant Company in Modern(Channel Fireball)

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翻訳

先週からいろいろなジェイスデッキを試しているが、どうやったらあの歴代最強のプレインズウォーカーを一番強く使えるのか、見極められてない事を認めるしかない。私が実体験してきたことはMike Sigristと似たような感じで、彼はジェイスはモダンにはわずかに遅すぎるという結論を書いていたが、私はわずかに違う結論に至った。

ターン4ジェイスはモダンでは遅すぎるのかもしれないが、誰もターン3には触れていないじゃないか・・・

《死儀礼のシャーマン》は使えないけれど、《貴族の教主》はぶっ飛んで強いカードだ、そしてジェイスをより早く、より多く唱えることが出来るのは嬉しかった。私は2種類の《貴族の教主》/《精神を刻むもの、ジェイス》デッキを試したので、今日君たちに概要を教えよう。

ティムールムーン

クリーチャー15
2:《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4:《貴族の教主/Noble Hierarch》
2:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
2:《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
呪文24
1:《炎の斬りつけ/Flame Slash》
3:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4:《血清の幻視/Serum Visions》
2:《謎めいた命令/Cryptic Command》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
3:《マナ漏出/Mana Leak》
1:《差し戻し/Remand》
1:《呪文貫き/Spell Pierce》
3:《血染めの月/Blood Moon》
2:《選択/Opt》
土地21
1:《森/Forest》
4:《島/Island》
1:《山/Mountain》
1:《繁殖池/Breeding Pool》
1:《廃墟の地/Field of Ruin》
4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2:《蒸気孔/Steam Vents》
1:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
2:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
サイドボード15
1:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
1:《血染めの月/Blood Moon》
1:《削剥/Abrade》
2:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2:《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
1:《自然のままに/Natural State》
1:《否認/Negate》
1:《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
1:《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1:《外科的摘出/Surgical Extraction》

ゲームプランはシンプルだ。カウンター呪文、赤の除去、そして《血染めの月》で相手を妨害し、ジェイスと緑のクリーチャーで止めを刺す。《タルモゴイフ》はジェイスを守る最高の手段であり、《貴族の教主》、《タルモゴイフ》から3ターン目のジェイスという展開は簡単には打ち破れない(おまけに《稲妻》も撃てる)。また、このデッキは今私が高く評価しているカードを多数プレイしている、例えば《不屈の追跡者》、《ヴェンディリオン三人衆》だ。私は復帰能力や妨害能力がある脅威が大好きで、このデッキがそういうクリーチャーと効率の良い赤や青の呪文とを組み合わせて使っているところが好きなんだ。

私はこのデッキが《血染めの月》をプレイしているのも好みだ。相手が予測していないところに《血染めの月》を叩きつけて勝つほど簡単にゲームを奪う方法は無い、そして《貴族の教主》と《タルモゴイフ》を加えたら間違いなく相手は判断を誤るだろう。このデッキが要求するマナは月を使うにはやり過ぎに見えるかもしれないが、《貴族の教主》と大量のフェッチランドが助けてくれる。

私が考えるこのデッキの主な弱点は、アンフェアなマッチアップだ・・・火力呪文を気にしないデッキと当たった場合は、このデッキは相互干渉に困る。そこは多くのアンフェアデッキに対する妨害として使う《血染めの月》が助けてくれるが、月を気にしないデッキもたくさんある。今後は、《渋面の溶岩使い》をサイドボードに移して、《差し戻し》や《瞬唱の魔道士》を追加するつもりだ。瞬唱を加えるから《払拭》をサイドボードに入れることも考える、私はサイドボード後に瞬章で使う呪文を増やすのが好みだからね。

以下の場合にはこのデッキを使おう:

・フェアデッキ(ジャンド、グリクシスミッドレンジ)を予測している
・火力呪文に弱いデッキ(Zoo、人間、集合した中隊)を予測している
・血染めの月に弱いデッキ(トロン、3色コントロール、スケープシフト)を予測している

以下の場合はこのデッキは使ってはいけない:

・血染めの月を気にしないアンフェアデッキ(Bogles、むかつき、リビングエンド)を予測している
・《死の影》を予測している

私は別の教主/ジェイスデッキでも戦ってみた、今回は《集合した中隊》と一緒にだ。私はデッキに中隊を集めることで知られてきた、例え普段の引きがそんなに強くないとしてもだ。

ここでのジェイスはずっと能動的で、エンジンやフィニッシャーとしてよりも追加の脅威としてジェイスを使っている。バントカンパニーは妨害が出来て攻撃的だ、そして多くの場合有利な状況でジェイスをプレイ出来る。

バントカンパニー

クリーチャー28
4:《極楽鳥/Birds of Paradise》
4:《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4:《貴族の教主/Noble Hierarch》
1:《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
3:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4:《呪文捕らえ/Spell Queller》
2:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
2:《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4:《復活の声/Voice of Resurgence》
呪文10
2:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4:《集合した中隊/Collected Company》
4:《流刑への道/Path to Exile》
土地22
2:《森/Forest》
1:《島/Island》
1:《平地/Plains》
2:《植物の聖域/Botanical Sanctum》
1:《繁殖池/Breeding Pool》
2:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1:《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》
1:《幽霊街/Ghost Quarter》
1:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1:《地平線の梢/Horizon Canopy》
4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《寺院の庭/Temple Garden》
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
サイドボード15
1:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
3:《神聖な協力/Blessed Alliance》
1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
2:《否認/Negate》
3:《反射魔道士/Reflector Mage》
3:《統一された意思/Unified Will》
2:《崇拝/Worship》

このデッキは《不屈の追跡者》《ヴェンディリオン三人衆》、そして《聖遺の騎士》のような脅威を展開しつつ、《呪文捕らえ》で相手を妨害し、《集合した中隊》と《精神を刻むもの、ジェイス》でカードアドバンテージを得る。これは伝統的な戦術であるが、このバージョンは過去のアグロコントロールよりもクリーチャーに寄せている。

このデッキがジェイスに向けてマナ加速する方法が多いのが好きで、またその際にこのデッキが2~3体のクリーチャーを戦場に並べているのもうれしい。グリクシスのようなデッキでは、戦場で不利なことが多いからジェイスを唱える事は犠牲を伴うプレイだ。このデッキではそんなことはずっと少なくなる、つまり他のデッキよりもジェイスが着地した状態でアンタップ出来る事が多いんだ。

私がこのデッキで抱えている主な問題はティムールと同じだ・・・アンフェアデッキに弱い。4枚の《呪文捕らえ》、2枚の《ヴェンディリオン三人衆》、3枚の《漁る軟泥》をプレイしているが、それ以外では素早くかつことが出来ず何かが起こることを止められない。それはモダンのような環境では重荷になってしまい、このデッキではぶっ壊れた事をされるとゲームに負けてしまう。それでも、サイドボードの5枚のカウンター呪文は大きな助けになるし、このデッキはサイドボード後のゲームを大きく改善できる。

以下の場合にはこのデッキを使おう:

・青いコントロールデッキを予測している・・・《復活の声》と《集合した中隊》がこのデッキを倒してくれる。
・ジャンド型のミッドレンジを予測している
・死の影を予測している
・当たりそうなアンフェアデッキがカウンター呪文に弱い

以下の場合はこのデッキは使ってはいけない:

・カウンターが利かないアンフェアデッキを予測している
・たくさんの親和がいると予測している

さて、モダンで一番ジェイスを上手く使う方法は何だろうか?今のところ私はバントが好きだが、スゥルタイも試そうと思う。私はジェイスに居場所が無いとは思わない、そして例えジェイスがモダンを荒らし回ることは無いとしても、その強さから環境に役割を持たないことはあり得ない。

(翻訳ここまで)

新環境のモダンは始まったばかりですが、管理人が予想したほどジェイスが全てを支配するという感じではなさそうです。

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