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無名の黒好きプレイヤーによるMTG記事の翻訳中心ブログです。ほとんどモダン。

黒緑ミッドレンジが入賞数でアブザン・ジャンドを上回る(モダン)

      2018/02/07

お疲れ様です。平日は基本残業でダウンのシグマです。

久々に翻訳ではありませんが、使いたいと思うデッキが見つかったので自分用のメモを兼ねた紹介です。

今、モダンの黒使い、正確には「黒の妨害+タルモゴイフ」のBG系ミッドレンジ使いは苦しい時代を迎えています。トップメタではウルザトロン、青赤ストーム、青赤《裂け目の突破》、ヴァラクートなど強力なコンボデッキや土地デッキを意識しなければならず、これらのデッキに対してトップデッキに対応できないミッドレンジは不利とされます。

さらにフェアデッキとしてもアドバンテージで上回るジェスカイコントロールやマルドゥパイロマンサーも増えてきて、さらに苦しい立場に追いやられているのが現実。

その環境の中で、それでも黒緑デッキを使おうとし続けるプレイヤーが現在選んでいるのは、アブザンでもジャンドでもなく、黒緑の2色デッキです。このBG系統ではアブザンが長らくトップに位置していましたが、最近のMTG Goldfishのデッキ掲載数を見ていると、代わりに黒緑が上位に入っているのが分かります。

とりあえず、管理人が一番シンプルで美しいと思ったリストの一つをどうぞ。

黒緑ミッドレンジ

(Todd Stevens、SCGチーム構築13位、1/28/2018)

クリーチャー14
4:《闇の腹心/Dark Confidant》
3:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
呪文23
4:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
4:《致命的な一押し/Fatal Push》
4:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《突然の衰微/Abrupt Decay》
3:《集団的蛮行/Collective Brutality》
2:《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
土地23
4:《花盛りの湿地/Blooming Marsh》
4:《廃墟の地/Field of Ruin》
2:《森/Forest》
2:《風切る泥沼/Hissing Quagmire》
3:《草むした墓/Overgrown Tomb》
4:《沼/Swamp》
4:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
サイドボード15
2:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1:《リリアナの敗北/Liliana's Defeat》
3:《外科的摘出/Surgical Extraction》
1:《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
4:《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
2:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
1:《滅び/Damnation》
1:《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》

特にコンボデッキや土地デッキを強く強く意識した構成が印象的です。

メインデッキから《思考囲い》《コジレックの審問》が合計8枚!さらに《集団的蛮行》も3枚!これでもかと手札破壊を詰め込んでいます。合計11枚の手札破壊で相手に主力カードを使わせず、腐る場面でも《集団的蛮行》や《ヴェールのリリアナ》で捨てる使い道があります。ただし《集団的蛮行》はトロンに対しては何もしないカードなので、周りに使用者がいるなら削りましょう。

それに加え、黒緑2色でまとめる最大のメリットは何といっても《廃墟の地》の存在。

コストはかかるけれどこちらのマナを阻害せずにメインからウルザトロンや《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》《天界の列柱》を破壊できるのは、アブザンやジャンドのような3色ミッドレンジでは絶対に真似できない大きなメリットです。サイドボードにはさらに《大爆発の魔導士》が4枚控えていて、最大で8枚のランデスを撃つことが出来ます。

大量に用意した軽量の妨害手段を、《闇の腹心》とマナフラッド受けを兼ねた《不屈の追跡者》でガンガン引いていける構成。《ゲトの裏切り者、カリタス》を採用したリストもありますが、《不屈の追跡者》を3枚取るほうが一貫していると思います。ちなみに最近管理人が参加したリアルの大会では同時に《闇の腹心》を3体並べるという男気溢れるプレイングも見られ、盛り上がってました(後で話を聞いたら、その結果トロン相手に土地破壊を引きまくって勝ち)。

さらに細かいところで、《死の影》やエルドラージのような大型クリーチャーがぶつかり合う環境では、《風切る泥沼》の接死が除去として使いやすく、アブザンが使う《乱脈な気孔》よりも優れていると言えます。

それ以外のクリーチャー除去の方は《致命的なひと押し》《突然の衰微》《大渦の脈動》《ヴェールのリリアナ》という定番の構成。これらに加えてアブザンやジャンドが《流刑への道》《稲妻》を採っている2~4枚の枠を、このデッキでは《集団的蛮行》の増量という形で補っています。見た目以上にクリーチャーデッキもしっかりケアしているようです。

殆どのリストでサイドボードの墓地対策枠が《外科的摘出》になっているのもポイント。徹底してコンボパーツを落としにいく構成にしているため、そのまま落としたカードを全部追放してデッキを止める可能性も高そうです。

丸いカードでどんな相手の動きも安定して妨害したい、それでいてクロックもしっかり並べたい。そんな欲張りなアナタには、この黒緑2色のデッキがソリューションになるかも。

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