注目のマジック記事:Travis WooとJeremy HamblyがDCIからBanされる
お久しぶりです。前回のレガシー記事、久々にいろいろコメントいただけでありがとうございます。最近少しMTG以外の事にいろいろのめり込んでいたましたが、気になる記事や動きがだいぶ溜まったので注目の記事&ダイジェスト翻訳まとめです。
国内
Raphael Levyに聞いてみた
Player Focus -ラファエル・レヴィ-(晴れる屋)
晴れる屋のシリーズ、今回のプレイヤー特集はフランスの古豪、Raphael Levyです。海外プレイヤーを積極的に取り入れたことで、こうして大会のカバレージで目にするプレイヤーを扱った記事が書けるようになったのは凄い強みです。
まつがんの緑白呪禁(Bogles)調整記
オーラを自由に貼りたいな(晴れる屋)
純粋にデッキの解説としても素晴らしいですし、この記事ではデッキを調整するための思考プロセスが細かく書かれているので要チェック。調整やデッキの分析における「能動的な要請」と「受動的な要請」という考え方に着目しよう。
ストームの紹介とプレイング・サイドボードガイド
【モダン】『赤青ストーム』ガイド(てろてろmtg)
今まで見た中で一番凄いデッキ記事かもしれません。「どうなったら勝ちなのか」という所からスタートし、キープ基準、プレイング基準、そしてよくあるサイドボード記事とは比べ物にならないレベルで幅広いマッチアップの解説をまとめています。
スタンダード・4色トークンとデッキを調整する流れ
BIGs 吉森奨 4Cトークン調整記 (BIG MAGIC)
スタンダードはエネルギーと赤単だけじゃない。
ゼロからではなくMTG Goldfishから参考になるレシピを見つけ出し、そのデッキが持つ強みや持ち味は何かを意識してそれを伸ばしていくような思考プロセスが特に注目。
カードゲームは運ゲーじゃない。プレイングの伸ばし方を考えよう
プレイングの考え方(IKEのTCG雑記)
「カードゲームは運ゲーなのかどうか」という話をするのは不毛。美味い人はどうプレイングが上手いのか、抽象的な問いに対して言語化を試みた記事です。心構えとして一度目を通してみたい。
海外
Travis Wooは1年、Jeremy Hamblyは永久にDCIアカウントを停止される
Travis Woo Suspended by the DCI for 1 Year
Jeremy Hambly, aka MTGHeadquarters, Suspended Indefinitely from the DCI (Hipsters of the coast)
12月7日付で処置がされていましたが、見逃していたのをコメントで指摘いただいたので今紹介。
Travis Wooは自身が設立に関与したFacebookグループ、Magic for Bad内で性差別、女性蔑視、人種差別が繰り返されていた事が問題になっていました。同時期にこのFacebookの問題がきっかけで所属していたTeam Metagame Guruからも離脱しています。また過去にもアドルフ・ヒトラーと『我が闘争』をtwitchで肯定的に扱った事が問題となり、Channel Fireballからライターとしての契約を停止されています。
Jeremy Hamblyは自身が運営する著名なYouTube配信チャンネル、Unsleeved Media(MTG Headquarters)内外で性差別やセクハラ発言を繰り返し行って問題になっていました。これが原因と明言して有名コスプレイヤーのChristine SprankleがMTGを辞めたことがきっかけで炎上。DCIアカウントの無期限停止と共にMOも凍結されているようです。
change.orgでは、二人の処置を撤回するよう求める署名活動が展開されています。
モダンを嘆くのはもうやめよう
Stop Complaining About Modern. It’s the Closest We Have to a Perfect Format.
環境にデッキが多すぎて、対策仕様が無い運ゲーだとかサイドボード15枚だけじゃ足りないよく言われるモダン。しかし現在は完璧に近いフォーマットに変わっている。コンボもコントロールもアグロもちゃんと上位に食い込んで、セットが変わるたびに新しいデッキがしっかり生まれています。重要なのはデッキ選択・サイドボード調整。
うちのチームで一番ダメなデッキはグリクシスシャドウだったよ。
The Worst Deck in Our Team Unified Modern Trio? Death’s Shadow, Not Close.(Channel Fireball)
チームモダンに挑んだAndrea Mengucci氏より。グリクシスシャドウが持つ構造的な欠陥、すなわちキャントリップの弱さ、毎回のようにどこかでマナフラッドを起こす、ライフを失うことのリスク(8~19点のライフで始まるコントロールをプレイする時もある)などを指摘。死の影は強いが禁止しろと言うのはジョークだと思う、青は居場所ではないとも。
モダンの7つの柱から考えるチームデッキの選び方
7 Pillars of Modern, 3 Decks, 1 Puzzle (mtgmintcard)
ここ最近Monthly Modern Mastersやグランプリマドリードでチームモダンが採用されて、ワールドマジックカップなどでもチーム構築が増えてきています。チームの組み方を、「その色で絶対に入れないといけないカード」から整理する手法をLee Shi Tianが解説。
ツイッターより
> アモンケット!ザ・ミュージカル https://t.co/QllWKIQRSy #odaibako pic.twitter.com/2XjqTSq6ZB
— めでぃおん (@medion02) December 11, 2017
今年のジェイスは面白過ぎた
This is perfect. pic.twitter.com/94ukOWwQAp
— Gerry Thompson (@G3RRYT) December 15, 2017
返信にもあったけどもっとタフネスあるはず
よくやる。お願いカンパニーとかもそれに当てはまるプレー。 pic.twitter.com/QYDVTQf6IQ
— あるパ力ス ルプス (@cocogw_syumi) December 11, 2017
攻め時、勝ちへのプランを意識しよう。