【翻訳】ランタンコントロールの簡単な対策法ガイド
ランタンコントロールとぶつかった時の対処法です。うまく嵌められたらライブラリーアウトまで延々と何もできなくなってしまいますが、少しでも心づもりを持っておけば冷静に対処できるはず!コミュニティーに使い手がいるなら参考にしてみてください。
シリーズ:リビングエンド(死せる生)
(一部省略アリ。原文はこちら)
The Quick Guide to Facing Unusual Modern Deks: Lantern by Pascal Maynard
(翻訳)
これまで奇妙なデッキや相互作用について語ってきたけど、ランタンコントロールを超えるものは無いだろう。一番近いのはプリズンだけど、それでもかけ離れている・・・こうやって対戦相手のドローステップをコントロールするなんて、競技レベルではそれまでプレイされたことは無かった。
ランタンコントロール
(OlleR、 Modern Challenge 7-0)
呪文42
4:《古きものの活性/Ancient Stirrings》
3:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
3:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《突然の衰微/Abrupt Decay》
1:《集団的蛮行/Collective Brutality》
1:《冥府の教示者/Infernal Tutor》
4:《ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》
4:《写本裁断機/Codex Shredder》
2:《グール呼びの鈴/Ghoulcaller's Bell》
4:《洞察のランタン/Lantern of Insight》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
2:《伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemonium》
4:《罠の橋/Ensnaring Bridge》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
土地18
2:《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
1:《森/Forest》
1:《沼/Swamp》
3:《花盛りの湿地/Blooming Marsh》
3:《幽霊街/Ghost Quarter》
4:《空僻地/Glimmervoid》
2:《発明博覧会/Inventors' Fair》
2:《産業の塔/Spire of Industry》
サイドボード15
2:《溶接の壺/Welding Jar》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1:《真髄の針/Pithing Needle》
2:《集団的蛮行/Collective Brutality》
1:《原基の印章/Seal of Primordium》
1:《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
1:《月の大魔術師/Magus of the Moon》
3:《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
1:《自然の要求/Nature's Claim》
1:《外科的摘出/Surgical Extraction》
Zac Elsikが最初にこのデッキを認知させ結果を出した。彼によると、このデッキは多くの人がアイデアを出したりテストをしたりするフォーラムから出てきて現在に至ったそうだ。驚く事じゃない。たった一人でこんな脇道にそれたようなデッキを考えつけるなんて想像できない。
そんな理由から、このデッキを評価するには複雑だ。たとえ何度も対戦した後でも、このデッキのすべてを理解できていない。
ランタンコントロールを見抜く
黒緑主体、《花盛りの湿地》、《コジレックの審問》と《思考囲い》のような手札破壊で、最初の1ターンはジャンドかアブザンと間違えられる。
しかし2ターン目には必要な情報が得られるだろう。《空僻地》、《発明博覧会》、《アカデミーの廃墟》、または《産業の塔》の後にランタンコントロールしか使わない妙なアーティファクトが続く。
ランタンコントロールに干渉する
ランタンコントロールには一つのゴールがある:君をゲームから締め出す(ロックする)ことだ。それには2つの方法があり、君が使っているデッキによって選ばれる。
もし君が殴って勝つデッキを使っているなら、相手は《罠の橋》を少しでも早く見つけて、それからほんの少しだけデッキに残った有効なカードを君が引かないようにする。
もし君がコントロールかコンボデッキであれば、相手は手札破壊、《集団的蛮行》、《外科的摘出》、《真髄の針》で妨害してくるだろう。一度相手が君の手札を知ったら、相手は引かせてはいけないカードを知って阻止するだろう。
君がランタンコントロールと当たった時に使えるアドバイスをいくつか贈ろう。
・《罠の橋》は相手の手札が0枚でも突破することが出来る。モダンで一番多いシナリオは《貴族の教主》のような賛美クリーチャー、なぜなら攻撃クリーチャーとして指定する時はパワー0で攻撃できるからだ。もう一つは《羽ばたき飛行機械》と《頭蓋囲い》、黒マナ2つだ。攻撃してから、ダメージの前に《頭蓋囲い》を動かせばいい。
・必要ないならフェッチランドは割らずに残しておこう。ゲーム中盤では相手にライブラリーを削るアーティファクトが充分に無いかもしれない、そこで、もしトップの弱いカードを相手の《洞察のランタン》で見つけてシャッフルすることが出来たら、相手にとって引かれたくないカードを引ける可能性がある。
・墓地から帰ってくるカードは相性が良いが、《伏魔殿のピュクシス》がカードを追放する事だけは頭に入れて置こう。これは《古の遺恨》が強くないという意味ではない、ただ気を付けようということだ。
君がやるべき事
複数のゲームプランと妨害手段があるデッキがランタンコントロールの最も苦手なマッチアップだ。妨害手段とは相手のキーカードである《洞察のランタン》と《罠の橋》を落とせるという意味で、デッキに柔軟なカードが大量にあればそのすべてを引くことを止めるのは困難だ。これは2つのカードを引かれたら終了になる《むかつき》との違いである。
もし君が殴ってるなら、《罠の橋》を破壊する呪文が最良のサイドボードカードになる。そうでないなら、相手の手札破壊を止める《神聖の力戦》が欲しい。
《石のような静寂》、アーティファクト除去、《虚空の杯》(X=1)、《儀礼的拒否》、《仕組まれた爆薬》がこのマッチアップで活躍するモダンの一般的なカードだ。
最後のアドバイスは、諦めないことだ。これは陳腐に聞こえるかもしれない、しかしあまりにも多くの人がトップデッキ出来る可能性がまだ残っているのに諦めてしまうのを見てきた。もし相手が《洞察のランタン》に加えてライブラリーを削るアーティファクトが2つしかないなら、君は必要なカードを引く可能性がある。一方で、絶対に勝てないゲームは続けてはいけない、後のゲームで時間が影響するからだ。
君は何かランタンコントロールと戦うコツはあるかな?コメントで教えてくれ!
(翻訳ここまで)
やはり基本はアーティファクト破壊をしっかり取っておくことですね。親和が多い環境ならついでに対策しちゃいましょう!今自分が住んでる地域では親和もランタンコントロールも全く見かけないけど。