Gathered!

無名の黒好きプレイヤーによるMTG記事の翻訳中心ブログです。ほとんどモダン。

今月のマジック記事:イクサラン新環境予想特集

   

お疲れ様です。巷ではイクサランの発表が次々に出始めて盛り上がっていますが、こちらは平日が何もできないくらい疲弊している毎日が続き、まともな更新再開はおそらくイクサラン発売後になりそうです。(土曜日は自分のプレイに使ってます)

それはそれとして、いつも通り要チェックな記事と簡単な紹介を!

(国内)

ヴィンテージで禁止制限が大きく変更

2017年8月28日 禁止制限告知(ウィザーズ日本語公式)

《アメジストのとげ》制限
《僧院の導師》制限
《ヨーグモスの取り引き》制限解除

モダンではそこまで見かけませんが、レガシー以下では大活躍の《僧院の導師》、そして強力なプリズンパーツが制限を受けました。ヴィンテージプレイヤーは他の環境より少ない禁止で大変ですが、上手く代わりの構築を見つけて活躍することを祈っています。

友達にマジックを教える時のポイントは?

マジックの教え方(ウィザーズ日本語公式)

いつものBeyond the Basicsとは少し変わった、初心者に対してマジックを教えるために必要な事を書いた記事。出来る限りいっぺんに詰め込ませないことが大事ですね。

スタン環境のまとめとイクサラン後の予測

USA Standard Express vol.104 -スタンダードはまさに群雄割拠の時代へ-(晴れる屋)

晴れる屋の場合。海外記事に負けないペースでいち早く次の環境に対する定義にとりかかっているのが流石です。

ティムールエネルギーを倒せ!

BIGs 斉田逸寛 Nageya Against the Temur Energy (BIG MAGIC)

エネルギーがメタゲームの頂点にたどり着いた要因と、対抗手段をまとめています。後述する新環境予測でもエネルギーはローテーション後存続するデッキの筆頭という扱いなので、しっかり対策しておきたいところ。

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(海外)

イクサラン全プレビューカード一覧ページ

Ixalan Spoilers(MTGGoldfish)

毎回恒例ですが、全世界でプレビュー済みのカードが金魚でまとめられています。しかも英語で公開されていないカードはすべて独自翻訳がかけられているので、日本語・英語以外の国でしか発表されていないカードまでカバー。マジック英語が分かるなら必見です。

《無害な申し出》を使ったモダンの黒赤デッキ

Against the Odds: Blood Pact(Modern) (MTGGoldfish)

赤に変わった《寄付》と言える《無害な申し出》。《悪魔の契約》に続くもう一つの相方として採用されたのが《血の呼び水》。クリーチャーを生贄に捧げないと打ち消されるといういやらしい効果は、ハマればコントロールやミッドレンジデッキなどクリーチャー以外の呪文を多用するデッキには絶大な効果を発揮します。

新スタンダードの勝ち組と負け組

The Winners and Losers of the New Standard(Channel Fireball)

結論だけ要約するとこんな感じ。

勝ち組:ラムナプレッド、ティムールエネルギー、青赤コントロール
負け組:ゾンビ、赤緑ランプ、白青モニュメント
不明:マルドゥ機体、黒緑デッキ各種

スタンダードから落ちる重要なカード群トップ10

The Top 10 Most Important Groups of Cards that Will Rotate Out of Standard(Channel Fireball)

色々と考えられますが、ダントツで大きく影響を与えるのはやはりゾンビデッキ。デッキの存続は殆ど期待できないという意見は同じです。個人的にクリーチャーランドが無くなって対抗色の2色土地がカラデシュのファストランドのみになったので、しばらくは有効色や弧の3色に光が当たるのではという気がします。

Seth Manfieldが選ぶローテーション後の勝ち組と負け組

The Winners and Losers of Standard Rotation(TCGPLAYER)

こちらも結論を要約してみました。

勝ち組:ラムナプレッド、ティムールエネルギー等のエネルギーデッキ、《奔流の機械巨人》コントロール、白青《副陽の接近》、
生存?:マルドゥ機体、ジェスカイ《王神の贈り物》
負け組:ゾンビ、ランプ、黒緑《巻き付き蛇》、エルドラージ、白青モニュメント、

(ツイッターから)

今回のジェイスの雰囲気変わりまくっててびっくりしましたよねw

一瞬で爆笑したイラスト。

ストーリー担当へのインタビューがリンク先で書き起こされています。それによると、イクサラン時点のジェイスはボーラスに敗北した際に精神を破壊され、ただ逃げるという衝動だけでプレインズウォークした結果、自分に関する記憶が無い状態でイクサランに迷い込んだという事。そして私たちは再びジェイスに「出会う」。彼が過去を失い自らの意思でどう在りたいかを選んだ時、彼は「何者になる」のだろうか?

最後に

今週はこんな感じ。

一気に2つのブロックが落ちてカードプールが5セット分まで減るということで、既存デッキの多くが機能しなくなりますね。その分新しいカードを使ったデッキ構築の腕の見せ所です。

あと今のところお気に入りの新カードはフレイバー的に凄いがインスタントならと思ってしまう《板歩きの刑》と、プレインズウォーカーデッキの主人公なのになぜか悲しい構図になってシュールな《漂流者の絶望》ですね。

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