Gathered!

無名の黒好きプレイヤーによるMTG記事の翻訳中心ブログです。ほとんどモダン。

今週のマジック記事:『破滅の刻』、新カードの評価は?

      2017/07/09

『破滅の刻』プレリリース、良いカードを剥けたでしょうか?ここからは、新しい環境に向けた準備の時間。カードの評価やデッキのアイデアをいろいろ見ながら自分のデッキを見つけていく時期です。

では、恒例の記事紹介。

(国内)

ボーラス様、降臨

Magic Story:寵愛(ウィザーズ日本語公式)

そしてバントゥ神の圧倒的小物感・・・!

《安らかなる眠り》を軸にしたレガシー青白コントロール

岩SHOWの「デイリー・デッキ」:安らかコントロール(レガシー)(ウィザーズ日本語公式)

自分も相手も墓地にカードが行かず追放される《安らかなる眠り》と相性の良いカードが大量に詰められたレガシーのコントロール。《Helm of Obedience》も強力ですが、《エネルギー・フィールド》で大半のデッキがロックされてしまう。これは禁止された《相殺》+《師範の占い独楽》に続く新しいコントロールのロックパーツになるかも?

シールドで上手くいかなかったなら、読んでみよう

レアの話をしよう(ウィザーズ日本語公式)

このまとめを読んでいるのはプレリリースが終わった後だと思いますが、レアに引きずられてデッキを構築していないか?ドラフトと違ってどうしても引いたカードに左右されやすいシールドで、レアの扱い方を見直している記事です。

多数のプロが作る恒例の新環境デッキ集

HareruyaWayfinder 『破滅の刻』 編まとめ(晴れる屋)

新環境を見越したデッキを構築する晴れる屋の「道探し」。個人的にお気に入りは、最後に出てきたPauper向けの"Turn 2 5/5, go!"

これは癖になりそう。

注目のマジック面接、無事2人採用

ゲームが強いやつは仕事もできる!「マジック面接2017」結果報告(晴れる屋)

シールドを取り入れた本格的にMTGプレイヤーのための面接を行った晴れる屋。50名の応募を受け、最終的に2名が採用にたどり着きました。これからどんな形でマジックコミュニティに関わってくるのかも注目。

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(海外)

デュエルコマンダーで大幅な禁止改定

Commander 1v1 Banned Update(Magic Online公式Tumblr)

MOでサポートされている1対1統率者、通称デュエルコマンダーで禁止カードが大きく変更されました。

《激情の薬瓶砕き》禁止
《定業》禁止
《思案》禁止
《渦巻く知識》禁止
《不実》禁止

《生命の律動》解禁
《限りある資源》解禁
《絵描きの召使い》解禁
《企業秘密》解禁

それにしても《思案》《定業》《渦巻く知識》と青の優秀な1マナドローが軒並み禁止とは、まるでモダンみたいですね・・・100枚中3枚だけでもそれだけ影響力が大きいということでしょうか。

マジックで50%のプレイヤーが必ず最初に行う選択・・・それは

Solving the Very First Decision of the Game(Channel Fireball)

Play or Draw・・・先手を取るか後手を取るか。その選択にまつわるいろいろな話を載せた記事。またマジックが先手が非常に有利なゲームに変わっている現状に対して、もし改善するとしたらというアイデアも。具体的には後手プレイヤーのみに能力やコスト減が与えられるというもの(例えば、後手だと接死+絆魂が付く《貪欲なるネズミ》、後手だとコストが1下がる《取り消し》など)。

モダン以下に使われそうな『破滅の刻』のカード

Which Hour of Devastation Cards Will Make the Jump to Non-Rotating Formats?(Channel Fireball)

Andrea Mengucciプロによる、スタンダード以外の環境で使われる可能性がありそうなカードの特集。アーティファクトが極端に多い環境ということで《削剝》が大活躍するというのは、普段ヴィンテージを横目で見る事すらないので見落としていました。

『破滅の刻』スタンダード向けランキング

The 10 Best Standard Cards in Hour of Devastation(TCGPlayer)
この時期にたくさん出てくる新しいカードの評価記事です。こちらはSeth Manfieldの評価。ざっとまとめてみました↓

10位《典雅な襲撃者》
9位《翦草/除根》
8位《霰炎の責め苦》
7位《バントゥの最後の算段》
6位《蠍の神》《蝗の神》
5位《破滅の刻》
4位《スカラベの神》
3位《誇り高き君主》
2位《王神、ニコル・ボーラス》
1位《至高の意思》《大災厄》《削剝》

いくつか似たような記事は見て回っていますが、7マナの《王神、ニコル・ボーラス》がどの記事でも評価が意外と高いという印象。速くなったと言われている現在のスタンダードですが、《精霊竜、ウギン》や《約束された終末、エムラクール》が踏み倒さずに唱えられる環境もちょくちょく出ているので、可能性はあるかも。

(オマケ ツイッターより)

日本で異様なネタ人気を誇る甲鱗様こと《甲鱗のワーム》。7/6はまさに祭でした。

今週は以上です。それでは、破滅の刻にお会いしましょう!

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