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【翻訳】モダンでナヒリを倒す8枚のカード

   

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正確にはナヒリと新しいモダン環境を突破するための8枚のカード
ソプターコンボと《祖先の幻視》の解禁、ナヒリからエムラクールを叩きつけるコンボ・・・変化したスタンダードでこれまで忘れられがちになっていた、サイドボード向けのカードを見直した記事です。

簡略化のため、翻訳は省略も含みます。原文はこちら。
Top 8 Cards to Beat Nahiri and the New Modern by Adam Yurchick

(翻訳開始)
「イニストラードを覆う影」のモダンが形になってきた。新たな墓地カードがドレッジを復活させたが、それ以上に《先駆ける者、ナヒリ》が一番ホットなカードだ。解禁された《祖先の幻視》と共にコントロールを復活させるかもしれない。《欠片の双子》の禁止は、コンボデッキに空いた隙間を《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》デッキで埋めるという事になる。これからのメタゲームに突き刺す、8枚のサイドボードカードを紹介しよう。

★《袖の下》

一般的ではないがナヒリへの回答が《袖の下》だ。ナヒリの奥義は大抵の場合1枚のエムラクールが対象だから、このカードでエムラクールをデッキから奪って逆にオーナーを攻撃させることが出来る。

現状ナヒリを使うデッキはエムラクールを対象にとれない除去呪文に頼るから、この動きは止めることが出来ない。《原始のタイタン》を盗んでも強いので、《裂け目の突破》系のデッキにも刺さる。赤緑トロンに対しても《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を縫選択が可能だ。これらのデッキは青に対してサイドからエムラクールを1枚入れて来る場合もあるから、なお効果がある。

青いナヒリデッキはカウンターを持っているから、手札破壊で捨てさせるか、こちらもカウンターを用意しておこう。相手には《瞬唱の魔道士》があることも忘れてはいけない。《袖の下》はこちらも《瞬唱の魔道士》や《ヴリンの神童、ジェイス》で《袖の下》を再利用できる強みがある。

★《最後のトロール、スラーン》

こいつが印刷されたとき、スタンダードではコントロール終了になりかねない代物だったが、《精神を刻むもの、ジェイス》が存在していたから許された。モダンが生まれた時、ジェイスと《祖先の幻視》は禁止され、《瞬唱の魔道士》はまだ印刷されていなかった。それ以来、モダンはコントロールが存在しないフォーマットであった。《祖先の幻視》と《先駆ける者、ナヒリ》がコントロールを再興させた今こそスラーンが輝く時だ。これまでもジェスカイコントロールがメタに浮上した時は実際に使われていたが、メタが変わってから消えてしまっていた。今でもコントロールはスラーンを倒せる呪文をどんな角度からでも除去できず、戦闘で倒すことも不可能だ。

スラーンは黒緑デッキ、ジャンドやアブザンにとってコントロールに勝つための理想的なカードになる。緑を含むならどんなデッキでもアクセスするだろう。《召喚の調べ》や《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を使うデッキにとっても、《塵への崩壊》や《エイヴンの思考検閲者》に対し前のめりに立ち向かうことが出来る。

★《天界の粛清》

ナヒリの登場によって、プレインズウォーカーを除去できるということがこれまで以上に重要になった。天界の粛清は白ならどんなデッキでもナヒリに回答できる。さらに《ヴェールのリリアナ》だけでなく、《ゲトの裏切り者、カリタス》も。バーンが使う《僧院の速槍》、《大歓楽の幻霊》にも強い。さらに《飛行機械の鋳造所》、《苦花》、《金切り声の苦悶》のような面倒なパーマネントも処理してくれる。

★《真髄の針》

あらかじめ出しておけば、まずプレインズウォーカーは能力を一切起動すらできなくなる。ナヒリを使うデッキは大半の相手にアーティファクト破壊を入れることは無いから、《真髄の針》をカウンター出来なければ処理することは困難。

トロンに対しても《探検の地図》、カーン、ウギン、またはリセットの《忘却石》を対象に出来る。《グリセルブランド》のドローエンジンを止めても良いし、《怒れる腹音鳴らし》を止めても良い。ソプターコンボを止めたり、《仕組まれた爆薬》を防いだり、《アカデミーの廃墟》の回収を止める選択肢もある。ドレッジに対しても《傲慢な新生児》、《溺れたルサルカ》を止め、《大いなるガルガドン》に対しても待機中の能力を起動出来なくする。メリーラコンボには《臓物の予見者》を選ぶ。BGxなら《ヴェールのリリアナ》や《漁る軟泥》を止める。親和にも《頭蓋囲い》《電結の荒廃者》《鋼の監視者》と強力なカードを止めることが出来る。

一部のデッキは《ファイレクシアの破棄者》を考えても良いかもしれない。《召喚の調べ》や《集合した中隊》で拾えるというメリットがある代わりに、コストが重く、除去に弱いという弱点もある。土地を指定することは出来ないが、《極楽鳥》や《バネ葉の太鼓》を対象にとることが出来る。

★《窒息》と《沸騰》

ジェスカイナヒリの成功、《コラガンの命令》と《ゴブリンの闇住まい》がもたらすグリクシスの復権により、コントロールはさらに増えていくだろう。

カードアドバンテージと妨害手段に優れたこれらのデッキに対して、フェアゲームを挑むのは愚の骨頂だ。フェアゲームこそコントロールがどんなデッキよりも得意な展開だからだ。青いデッキを倒すには、ダーティーになるしかない。モダンの最も古いセットが誇る《窒息》と《沸騰》でマナ基盤を破壊し、コントロールの戦略を崩壊させよう。

《窒息》は緑が入ったあらゆるデッキ、ジャンドやアブザンでも使える。しかし《集合した中隊》系統のデッキなら《極楽鳥》や《ラノワールのエルフ》から2ターン目に唱えることすら可能になり最高だ。《沸騰》はこれまでも赤緑トロンで使われてきたが、今でも《風景の変容》やマルドゥナヒリで助けになるだろう。

★《エイヴンの思考検閲者》

赤緑トロンやヴァラクートといった土地デッキがモダンのメタゲームを支配し始めている。《ウギンの目》が禁止されたがトロンは全く意に介さず、《ウギンの聖域》で脅威を探している《欠片の双子》が消えた穴を《風景の変容》が埋めて、さらにヴァラクートデッキとして《裂け目の突破》と《原始のタイタン》で大量の土地をサーチするデッキが人気だ。

これらのデッキ全てが《エイヴンの思考検閲者》で検閲される。トロンが使う《森の占術》《探検の地図》などのあらゆる土地を探すカード、《ウギンの聖域》をエイヴンは止める。ヴァラクートデッキは特にエイヴンに弱い。《風景の変容》や《原始のタイタン》だけでなく、必須級のマナ加速である《明日への探索》《春上》を潰すからだ。相手はエイヴンを必死で除去するだろうが、相手のサーチに対応して打ち消しのように使っても良い。

さらに、ナヒリの奥義に合わせて使うという選択肢もある。エムラクールがトップ4枚に入っているというのはそうそうないから、実質打消しのようになる。

★《殺戮遊戯》

コンボやコントロールが多い環境で力を発揮する。伝統的に《風景の変容》がメタに存在する時に使われてきた。《殺戮遊戯》はナヒリを相手にした時も、単純にエムラクールを追放することで、実質的な勝ち手段を少数の《瞬唱の魔道士》程度にしてしまえる。

《殺戮遊戯》は打ち消されないのでカウンターを使う多くのデッキに刺さる。赤が無いデッキの場合、クリーチャーデッキなら《精神染み》、アブザンは《頭蓋の摘出》か《記憶殺し》が代わりになる。

★《ジャンドの魔除け》

エルドラージが去って多様なモダンが帰ってきたという事は、ジャンドのようなデッキはサイドボードをを作り直すという意味だ。そして今のメタでは《ジャンドの魔除け》が優れている。《ジャンドの魔除け》はドレッジに効果がある墓地対策、クリーチャーを大量に並べるデッキへのリセットとして使われている。前のスタンダードで《アブザンの魔除け》に近い「+1/+1カウンター」を乗せるモードもある。コンバットトリックや火力からクリーチャーを守る用途で使え、他の二つのモードよりも役に立つことが多い。

(翻訳終了)

なお原文のコメント欄からは墓地ヘイトと踏み倒し対策を兼ねる《神聖なる月光》や《墓掘りの織》、クリーチャー限定だけど《殺戮遊戯》や《記憶殺し》よりも軽い《無限の抹消》も提案されていました。

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