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【翻訳】モダンのメタゲームを整理しよう(CFBより)

      2017/06/10

モダンのグランプリは終了しましたが、環境自体はまだまだ続いていきます。ざっくり今のモダンはどんな感じなのか、1つの記事で分かりやすくまとめてあるものを見つけましたので、Channel Fireballから久々に翻訳してみました。

(原文はこちら)
Keeping Up With Modern By Pascal Maynard

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翻訳

2か月おきのグランプリぐらいしかモダンをプレイしないプロにとって、モダンを追いかけるのはいつも困難だった。モダンで勝つためのカギの一つは起こりうる全てのことを把握し、すべてのイベントの前に宿題をやることだ。これはどのフォーマットでも明らかに正しいが、デッキや選択肢がずっと幅広いためその作業はもっと難しい。

最後にモダンをプレイしたのはグランプリサンアントニオ、チーム戦だったが《死の影》、バントエルドラージ、親和、ドレッジはまだ人気のチョイスだった。《クラーク族の鉄工所》コンボも新たに登場した。グランプリラスベガスで変わってくるか見てみよう。

現在のメタゲーム

・《死の影》:11%
・親和:6%
・エルドラージトロン:6%
・バーン:6%
・ストーム:5%
・Counters Company:5%
・ドレッジ:4%
・バントエルドラージ:0.01%(私)

いろいろなデッキリストのサイト(MTG Top8、MTGGoldfish)によると、メタゲームはおおよそこうなっている。これらのサイトは主にMagic Online、プレミアイベント、SCGのイベントをデータとして使っている。

死の影

ジャンドとアブザンの古典的なスタイルは一部のReid Duke、Willy Edelのような抵抗勢力を除いて消え去ってしまった。こういうデッキをもう見かけることは無い。《死の影》こそが2017年の黒の妨害デッキなんだ。

《死の影》がこれほど人気になった要素の一つは、どんな色と組み合わせても使えるからだ。アブザン、ジャンド、グリクシス、4色、そして5色すらうまく動いているのを見かけた、つまり誰でも自分好みに適応させられるということを示している。

ベガスでは、最近の結果からグリクシスを一番人気だと予測している。Mattia Rizziがグランプリコペンハーゲンで優勝し、同じ週末にBrad Nelsonもほとんど同じリストでSCGのイベントに優勝した。

グリクシスシャドウ
(Mattia Rizzi、GPコペンハーゲン優勝)

クリーチャー16
4:《死の影/Death's Shadow》
4:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4:《通りの悪霊/Street Wraith》
2:《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
2:《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
呪文25
3:《致命的な一押し/Fatal Push》
2:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《血清の幻視/Serum Visions》
2:《頑固な否認/Stubborn Denial》
4:《思考掃き/Thought Scour》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《終止/Terminate》
2:《コラガンの命令/Kolaghan's Command》
土地19
2:《血の墓所/Blood Crypt》
4:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《蒸気孔/Steam Vents》
2:《湿った墓/Watery Grave》
1:《島/Island》
1:《沼/Swamp》
サイドボード15
1:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
3:《儀礼的拒否/Ceremonious Rejection》
1:《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
2:《頑固な否認/Stubborn Denial》
2:《集団的蛮行/Collective Brutality》
1:《神々の憤怒/Anger of the Gods》
1:《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
1:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》

私はこのデッキが頂点に立ったことには驚かない。軽いカードがあり、能動的なプランを持ち、どんなニッチな戦術:バーン、トロン、ドレッジ、エルドラージ、そしてとくに悲しいが《クラーク族の鉄工所》にも勝てるサイドボードカードにアクセスでき、特にキャントリップで探すことが出来る。《頑固な否認》と《儀礼的拒否》が75枚の中に入っていることで、残念ながらお気に入りのデッキを取り下げることになるだろう。

君はまだ《死の影》が強いと納得できてない?先ほど言ったように、Willy Edelは絶対に自身の《タルモゴイフ》を手放さないし、君たちのためにリストも提供してくれた。

アブザン昂揚

クリーチャー11
1漁る軟泥
4タルモゴイフ
4残忍な剥ぎ取り
1包囲サイ
1叫び大口
呪文30
4ミシュラのガラクタ
3流刑への道
3致命的なひと押し
3コジレックの審問
3思考囲い
4ウルヴェンワルド横断
1集団的蛮行
2突然の衰微
3未練ある魂
2ヴェールのリリアナ
2最後の望み、リリアナ
土地19
2花盛りの湿地
1ボジューカの沼
1神なき祭殿
4湿地の干潟
2草むした墓
1寺院の庭
1樹上の村
4新緑の地下墓地
1平地
1沼
1森
サイドボード15
1幽霊街
2外科的摘出
1戦争の報い、禍汰奇
2集団的蛮行
1未練ある魂
2鞭打つ触手
1再利用の賢者
2大爆発の魔導士
1大渦の脈動
2滅び

彼は長い間この《ウルヴェンワルド横断》型アブザンデッキを主張してきた、だからもし妨害を増やして自傷ダメージを減らしたいなら、これを試してみよう!

親和

私は親和がこれほど使われているのは、多くの使い手に取ってお気に入りのデッキのままであり続けてるからだと考えてる。GPコペンハーゲンのトップ36を見ると親和は文字通りゼロで、グランプリ神戸のトップ32には2人だ。

熱心な親和使いであるチームメイトのAlex Majlatonは、ここ数か月では以前ほど神話は強くないと言っている。同じくそれなりに使い込んだ身としては、これ以上ないほど同意する。このデッキは長い間何一つ新しいカードを得られず、他のデッキはずっと強くなった。以前は対策カード以外に負けることは無かった時もあったが、もうそんな時代じゃない。《致命的なひと押し》《コラガンの命令》《最後の望み、リリアナ》のようなカードが、親和を無視していても多くのプレイヤーのデッキに入っている。

また親和はメタゲームの6%でしかない、このことはモダンの健全さでものを言う。2番目に多く使われているデッキがこれだけ人気の割合で低いのは、素晴らしいことだと思う。多くのデッキが検討出来て、かつてよりも弱くなったとしても、親和はいまだトップメタの選択肢なのだ。

カンパニー入り親和

(香川 武史 GP神戸6位)

クリーチャー25
2:《メムナイト/Memnite》
4:《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4:《信号の邪魔者/Signal Pest》
4:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
2:《鋼の監視者/Steel Overseer》
4:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
3:《刻まれた勇者/Etched Champion》
2:《エーテリウムの達人/Master of Etherium》
呪文18
4:《オパールのモックス/Mox Opal》
1:《溶接の壺/Welding Jar》
4:《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4:《頭蓋囲い/Cranal Plating》
2:《感電破/Galvanic Blast》
1:《集合した中隊/Collected Company》
2:《物読み/Thoughtcast》
土地17
3:《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4:《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
1:《空僻地/Glimmervoid》
1:《発明博覧会/Inventors' Fair》
1:《海門の残骸/Sea Gate Wreckage》
1:《冠雪の島/Snow-Covered Island》
2:《産業の塔/Spire of Industry》
4:《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
サイドボード15
1:《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
1:《急送/Dispatch》
1:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2:《呪文貫き/Spell Pierce》
2:《思考囲い/Thoughtseize》
1:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1:《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1:《鞭打ち炎/Whipflare》
1:《血染めの月/Blood Moon》
1:《刻まれた勇者/Etched Champion》
2:《ギラプールの霊気格子/Ghirapur AEther Grid》
1:《摩耗/Wear》

将来は《集合した中隊》が増えるかも?

エルドラージトロン

《死の影》の隆盛は数か月前にエルドラージトロンをあきらめる理由だった。あのマッチアップはよくなかった。こちらの主な除去《四肢切断》は何も殺せず、レースは不利だった。

しかしみんなが《ウルヴェンワルド横断》型からGrixis Shadowに傾いていくと、大体が《死の影》そのものに頼らなくなったことを意味した(《ウルヴェンワルド横断》で探せず《ティムールの激闘》で瞬殺できない)。代わりにタシグルや《グルマグのアンコウ》に頼るようになった。《四肢切断》で殺せるクリーチャーだ。

それでもサイドボードからの《儀礼的拒否》に苦しむだろうが、《魂の洞窟》でケアできるだろう。

エルドラージトロン

(Todd Stevens、SCGオープン5位)

クリーチャー20
4:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4:《作り変えるもの/Matter Reshaper》
4:《現実を砕くもの/Reality Smasher》
4:《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
2:《終末を招くもの/Endbringer》
2:《解放された者、カーン/Karn Liberated》
呪文16
3:《虚空の杯/Chalice of the Void》
4:《探検の地図/Expedition Map》
3:《精神石/Mind Stone》
2:《四肢切断/Dismember》
2:《歪める嘆き/Warping Wail》
2:《全ては塵/All Is Dust》
土地24
1:《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4:《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
4:《幽霊街/Ghost Quarter》
1:《海門の残骸/Sea Gate Wreckage》
4:《ウルザの鉱山/Urza's Mine》
4:《ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant》
4:《ウルザの塔/Urza's Tower》
2:《荒地/Wastes》
サイドボード15
1:《殴打頭蓋/Batterskull》
1:《虚空の杯/Chalice of the Void》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1:《真髄の針/Pithing Needle》
2:《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1:《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1:《次元の歪曲/Spatial Contortion》
1:《全ては塵/All Is Dust》
3:《外科的摘出/Surgical Extraction》

Todd Stevensはこのデッキを使い込んでいて、私は彼のリストを信頼する。彼はGPバンクーバーで見られた《精神石》を採用し、さらに興味深いがメインデッキに《歪める嘆き》を入れている。

《献身のドルイド》を処理し、《死せる生》や《炎の中の過去》まで打ち消す賢い方法だね!

バーン

もう一つのお気に入りデッキの例があり。私はこのデッキがあまり好きではないのでバイアスがあるのかもしれないが、先週末の3つのビッグイベントを見るとトップ8にバーンはゼロだった。

強さを失ってきている理由の一つは対抗色ファストランドだ。これらを使わないデッキは無色のデッキかライフを減らしたい《死の影》だけだ。

ボロスバーン

(Wu Kon Fai、GP神戸22位)

クリーチャー13
4:《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
1:《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4:《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
4:《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
呪文27
4:《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
2:《欠片の飛来/Shard Volley》
4:《ボロスの魔除け/Boros Charm》
3:《稲妻のらせん/Lightning Helix》
4:《焼尽の猛火/Searing Blaze》
2:《頭蓋割り/Skullcrack》
4:《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
土地20
4:《乾燥台地/Arid Mesa》
2:《感動的な眺望所/Inspiring Vantage》
2:《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3:《山/Mountain》
サイドボード15
2:《流刑への道/Path to Exile》
3:《破壊的な享楽/Destructive Revelry》
3:《コーの火歩き/Kor Firewalker》
1:《稲妻のらせん/Lightning Helix》
3:《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2:《頭蓋割り/Skullcrack》
1:《粉々/Smash to Smithereens》

Wu Kon Faiはバーンのエキスパートだ。彼は去年もバーンでグランプリ広州のトップ8を決めたが、その時は《野生のナカティル》が入っていた。彼は今完全なボロスのリストに移行して、サイドボードの《破壊的な享楽》だけに緑をタッチしている。

このデッキに対する少ない経験からになるが、私も《野生のナカティル》は使わないことを進める。無いほうが全体的に一貫している。

来週はストーム、《療治の侍臣》デッキ、ドレッジ、そして・・・バントエルドラージを紹介するから、チャンネルはそのままで!

(翻訳ここまで)

トップデッキの比率がせいぜい10%程度と混沌としたメタゲームではありますが、グランプリやCompetitive Leagueのような大きな場になると、ある程度意識やメタの偏りは生まれてきますね。

後編はこちら

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