Grixis Shadowの気になるあれこれ
お久しぶりです。風邪と下痢を同時にやってしまい3日ほど倒れていました。その間にもアモンケットの情報は広がっていくし、デッキが結果を残していくしでマジックは動き続けています。
それ以外近況としては、マルドゥに再び限界を感じ、今度こそ「オリジナルやTier2ではなくメタゲームの中で優勝クラスの結果を出しているデッキを使おう」と決めて選んだのがグリクシス《死の影》です。たまにはこんなデッキ特集も良いだろうとお付き合いいただければと思います。
(※はじめに)
この記事は特に結果らしい結果を出していない一般プレイヤーの駄文です。きちんとしたプロの記事が読みたい方はメニューから目次やカテゴリーに移動しましょう。
・・・さて、デッキレシピは上がるけどそれ以外の情報はほとんど無いですし、動画もまとまったリーグをこなす対戦はあまり多くありません。なので練習するしかないのですが、組んだ直後の風の影響でまだ3マッチ1-2しか経験していない・・・
その時にベッドの中で見つけた晴れる屋のモダンマニアで見つけたレシピがこちら。
オシカワ アキラ
(4/1モダンマニアスイスラウンド1位)
クリーチャー16
4 《死の影》
4 《瞬唱の魔道士》
4 《通りの悪霊》
2 《黄金牙、タシグル》
2 《グルマグのアンコウ》
呪文25
4 《血清の幻視》
4 《思考掃き》
4 《思考囲い》
3 《致命的な一押し》
3 《稲妻》
2 《頑固な否認》
2 《コジレックの審問》
1 《ティムールの激闘》
2 《コラガンの命令》
土地19
1 《島》
1 《沼》
2 《湿った墓》
2 《血の墓所》
1 《蒸気孔》
4 《血染めのぬかるみ》
4 《沸騰する小湖》
4 《汚染された三角州》
サイドボード15
2 《硫黄の精霊》
2 《大爆発の魔道士》
2 《外科的摘出》
2 《虚無の呪文爆弾》
2 《最後の望み、リリアナ》
1 《儀礼的拒否》
1 《頑固な否認》
1 《集団的蛮行》
1 《終止》
1 《コラガンの命令》
《死の影》メインのデッキはジャンド、グリクシス、アブザンと多彩になって来てますが、それぞれのレシピの基本形はだいぶ固まっています。
それでもカード1枚の微調整で使用感がぐっと変わることがあって、結論は出ていないポイントです。ちなみに比較対象として自分が今組んでいるレシピがこれ。
確かMTG Goldfishで見つけた5-0レシピをとりあえずコピペしたけど、タシグルだけ足りなかったのをアンコウに変えて、そのまま買い忘れて出たもの。
クリーチャー16
4 《死の影》
4 《瞬唱の魔道士》
4 《通りの悪霊》
2 《黄金牙、タシグル》
2 《グルマグのアンコウ》
呪文25
4 《血清の幻視》
4 《思考掃き》
4 《思考囲い》
4 《致命的な一押し》
3 《稲妻》
2 《頑固な否認》
2 《コジレックの審問》
2 《コラガンの命令》
土地19
1 《島》
1 《沼》
2 《湿った墓》
1 《血の墓所》
2 《蒸気孔》
4 《血染めのぬかるみ》
4 《沸騰する小湖》
4 《汚染された三角州》
サイドボード15
2 《虚無の呪文爆弾》
2 《最後の望み、リリアナ》
2 《儀礼的拒否》
1 《対抗突風》
2 《頑固な否認》
2 《集団的蛮行》
2 《終止》
1 《コラガンの命令》
1 《神々の憤怒》
デッキ一つにしても調整についてはまだまだ結論が出ていない部分が山ほどあります。例えば:
タシグル3アンコウ1か、タシグル2アンコウ2か?
タシグルを入れるメリットは、やはり探査1回分軽くて、早いターンでのブン回りが成立しやすい事です。《思考掃き》1回、さらにフェッチランドか《通りの悪霊》を2回起動したら2ターン目にして黒1マナで場に出て来る。この速さと軽さで序盤から制圧する動きは欠かせません。
一方で、消耗戦、特にミラーマッチになると活きて来るのはパワー5/5でタシグルを一方的に倒せる《グルマグのアンコウ》で、タシグルの入れ過ぎは伝説ルールで事故る危険も考えないといけません。
とりあえずバナナが好きならタシグル多めで。
《ティムールの激闘》1枚挿し?コンボ要素は入れない?
グリクシスの場合、パンプ呪文によるコンボ的な要素は本当に最低限で、全く入れないか、オシカワ アキラさんのように1枚だけ入れるかのどちらかです。入れる場合は除去を減らす傾向のよう。
相手の妨害が少ない、またはハンデス・カウンターでガッツリ潰しているなら、素早く倒せる手段を仕込んでいくのもアリです。自分が見た僅かな動画でトロンのようなデッキを討ち取る時は、必ず《ティムールの激闘》が絡んでいました。
逆に殺し切るよりも防ぎ切ることが重要なマッチアップなら、除去を多くした方が良いのかもしれません。
《秘密を掘り下げる者》か、《通りの悪霊》か?
グリクシスの場合メインデッキでは2つのパターンがあって、一番の違いがここになります。デッキ構造自体がDelverと相性が良いですが、結果が出ているレシピは《通りの悪霊》型が多いように感じます。デッキ全体の動きが滑らかでシナジーやブン回りに優れているのが《秘密を掘り下げる者》を抜いたパターンなのでしょう。
かつてはスタンダードを《集合した中隊》以上に支配し「青いナカティル」と呼ばれていたDelverも、今はかなり減って来たような気がします。
サイドボードに《硫黄の精霊》・・・?
白のタフネス1だけを徹底的に叩き潰す極めてピンポイントなサイドボードカードですが、おそらく《未練ある魂》が親の仇のように憎くて憎くて仕方がなかったのでしょう。一撃必殺のクリーチャーが簡単にチャンプブロックされるうちに回答を引き当てられ、消耗戦で負けてしまうのは悲しすぎます。(白系ならソウルシスターズも相性悪そうだけどあまり見たことありません)
白をタッチするべきか?
《未練ある魂》といえば、ここでは載せていませんがジャンドもグリクシスも白をタッチするレシピが少なくありません。大抵は《神なき祭殿》を1枚だけで運用しています。
《未練ある魂》数枚に《イーオスのレインジャー》でさらにライブラリーから《死の影》を2枚持ってきます。これは正直言って相手にしたことがありますが、フェアデッキで戦っていると無理ゲーでした。
たまにメインデッキに《オルゾフの魔除け》を入れてる場合もありますね。ライフを減らせる除去でもあり、《死の影》を補充する手段にもなったりと柔軟です。
逆に色を増やさずに《最後の望み、リリアナ》や《苦い心理》で消耗戦を制するアプローチもあります。4色のマナベースは安定性としてどこまで影響するのか?
(まとめ)
良くあるデッキ記事の雰囲気でただ「すっごーい!」と言うだけでは面白くないので、ざっと考えられる調整ポイントを疑問を投げかける形でまとめてみました。
ユーザーの方、対戦したことのある方、ぜひコメントを残していただければと思います。デッキ愛、カード選択、感想、何でもよいです。では、せめて明日は自分で回せるようにこのへんで養生します。