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ようやくMTGに復帰できた雑魚プレイヤーの翻訳中心ブログです。

【翻訳】モダンでマッドネスを組もう!あのPWの姿も!?

   

BannerDemigodOfRevenge

主にマンガ目当てでチェックしているカナダのサイトから、一見ネタかもしれないデッキ記事を発見。マッドネスを軸にカードパワーを高める赤黒デッキ、組んでみるかは読者の皆様次第です。
《ゾンビの横行》、《恐血鬼》、《復讐の亜神》・・・これらのカードにピンと来たら読んでみてください。

原文はこちら。
Can I Play With Madness? By Jeremy Brain

(翻訳開始)

《祖先の幻視》と《弱者の剣》がモダンで解禁されてから青系コントロールに人が流れ始めた。これまでモダンでは強力なドローが無いためにまともなコントロールが組めないと言われてきた。《祖先の幻視》がその問題を解決する。《弱者の剣》でコントロールが使えるコンボが解禁された。《飛行機械の鋳造所》コンボを搭載したテゼレッターはレガシーで長くコントロールデッキとして君臨してきた。このコンボでは「あ、勝った。」というタイプの即死コンボではないが、弱者の剣と鋳造所の相互作用がコンボのようなものだ。青系コントロールが可能性を手にしたからには、新しい戦術も検討するべきだろう。

イニストラードを覆う影は古のメカニズム、マッドネスを再録した。このメカニズムが俺を使えと叫び続けているんだ。誰もリミテッドではおろかモダンで試すはずもないアイデアが浮かんでは、夢の中に現れる。SOIではエターナルで使えるほど強力なマッドネスカードをくれなかったが、最先端のアイデアを叩きつけたんだ。俺はマッドネスをモダンのアーキタイプに昇華させたい。《血統の呼び出し》なら、それが可能だと信じている。

カードを捨てることで別の効果を発揮する能力や墓地で起動する能力をフル稼働させることで、デッキの全てのカードから可能性を引き出すことが出来る。今、俺は《血統の呼び出し》と《ゾンビの横行》を継続してカードを捨てるためのエンジンとして組み合わせている。モダンではこのようなカードはいろいろと選択肢があるが、この2枚が一番いいと感じる。どちらも「1黒」のコストで、起動コストが軽く、エンチャントなので多くの除去で破壊されない。インスタント・スピードでカードを捨てることで、パーマネントを実質瞬速で展開できる。相手のエンドに動くのが理想的だ。

「なぜこのデッキが良いのか?」と言うだろう。俺はこのデッキは手札破壊とコントロールが大量にあふれている今のメタに合っていると思う。パーミッションに止められず、手札破壊も防ぎながらクリーチャーを場に出せるのは無視できないからだ。

★赤黒マッドネス(モダン)

土地 21枚
3:《血の墓所/Blood Crypt》
4:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2:《湿地の干潟/Marsh Flats》
3:《山/Mountain》
4:《燻る湿地/Smoldering Marsh》
5:《沼/Swamp》

クリーチャー 16枚
4:《恐血鬼/Bloodghast》
4:《復讐の亜神/Demigod of Revenge》
2:《墓を掻き回すもの/Grave Scrabbler》
4:《ゴルゴンの世捨て/Gorgon Recluse》
2:《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》

呪文 23枚
4:《血統の呼び出し/Call the Bloodline》
4:《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
4:《癇しゃく/Fiery Temper》
4:《稲妻の斧/Lightning Axe》
2:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded》
3:《ゾンビの横行/Zombie Infestation》

サイドボード 15枚
2:《オーラのとげ/Aura Barbs》
2:《大物狙い/Big Game Hunter》
2:《突き刺さる雨/Biting Rain》
1:《壊滅的な召喚/Devastating Summons》
2:《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm》
2:《粉砕の嵐/Shatterstorm》
2:《精神染み/Stain the Mind》
2:《倦怠の宝珠/Torpor Orb》

★このデッキの歴史とは

このアーキタイプの前身はトロント・ストンピイと呼ばれていた古いレガシーのデッキだ。《ライオンの瞳のダイアモンド》や《野生の雑種犬》を使って《尊大なワーム》《日を浴びるルートワラ》などのマッドネスクリーチャーを出しまくる。この戦術はMike Longが《ライオンの瞳のダイアモンド》を《苦悶の触手》と《ヨーグモスの石》に組み合わせるまでは流行っていた。発掘メカニズムが作られてからこのデッキは完全に廃れてしまった。俺が開発した初期段階では《苛立たしい小悪魔》《戦争に向かうもの、オリヴィア》を入れていたが効率が悪かった。エンチャントをカードを捨てる軸に据えて《信仰なき物あさり》と《恐血鬼》を加えるほうがずっと良かった。

★メインデッキのカード選択

《恐血鬼》はこれまでも黒単やドレッジ・ヴァインの主役としてずっと使われてきた。何度でも何度でも上陸で蘇ることが出来るのが強みだ。単体でも10ターンぐらいは殴り続けられるし、相手のライフが10点以下になったら速攻を手に入れてさらにヤバい存在になる。3枚から4枚は入れよう。

《復讐の亜神》はずっとモダンで使いたかった。こいつも完全に回答するのが難しいクリーチャーだ。これは捨てても良いカードの一つであり、相手の除去を避けながらゲームを速やかに終わらせてくれるフィニッシャーだ。

《ゴルゴンの世捨て》は「3黒黒」では唱えたくないがマッドネスコストで唱えられたら完璧だ。インスタントタイミングで《血統の呼び出し》《ゾンビの横行》の起動で捨てることが出来たら、相手の一番嫌な脅威を排除してゲームプランを壊滅させられるだろう。タフネス4と疑似的な接死で《タルモゴイフ》すらブロックできる。こいつはこのデッキの守りの要だ。

《墓をかき回すもの》をマッドネスコストで唱えたら、《ゴルゴンの世捨て》や《復讐の亜神》を回収することが出来る。このカードは相手が墓地を使うデッキだと特に輝く。GrishoalbrandやUnburial Giftsのようなリアニメイトコンボの対象をインスタントで相手の手札に戻しつつクリーチャーを展開できる。少なくとも1枚、最大3枚になる。一番強力なカードと魔ではいかないからだ。

みんな大好き《ゴブリンの太守、スクイー》。《血統の呼び出し》が実質タダのトークン、《ゾンビの横行》はコストが軽くなり、《信仰なき物あさり》はさらに強力になる。2枚デッキにあれば困ることは無い。1枚から3枚にしておくことを推奨する。相手はきっとターンガースのようにこの名前を呪うようになるだろう。

CardCallTheBloodlineJ

《血統の呼び出し》はイニストラードを覆う影のアンコモンだが、キーカードだ。このカードがもたらす恩恵はキリが無い。マッドネスを誘発し、恐血鬼と亜神を準備し、インスタントでライフゲインを持つブロッカーを供給する。唯一の欠点は1ターンに1回しか移動できないことだ。それでもメインデッキに3~4枚は入れるべきだろう。

《信仰なき物あさり》は大好きなカードだ。どんなデッキにもとりあえず突っ込みたいが、残念ながら墓地利用も赤も含んでいないデッキもある。信頼できるドローとディスカードがこのデッキに必要なものだ。たった1マナで恐血鬼を複数墓地に準備溺、ゲーム後半ではマッドネスや墓地利用をお膳立てしてくれる。単にマナフラッドやマナスクリューの時にデッキを掘り進むだけでも十分だ。迷わず4枚入れよう。

他のデッキは《稲妻》を使うが、このデッキでは《癇しゃく》を活用する。大抵の場合は《稲妻》の方が強いが、捨てる場合は違う。リストに3~4枚入れよう。

《稲妻の斧》はモダンに存在するコンボデッキ以外の大半のクリーチャーを焼けるし、追加コストでカードを捨ててもこのデッキでは影響がない。2マナもあれば捨てるカードによって追加でクリーチャーを殺すことも相手のライフを焼くこともできる。可能性は無限大だ。3~4枚入れよう。

《思考囲い》はコンボデッキとのマッチアップを改善するためにある。代替としてこのスロットに《ヴェールのリリアナ》を入れるのもありだ。どちらでも行ける。君がどれくらいのコンボデッキを相手にするかのメタに合わせて2~4枚入れよう。

CardTibaldJ

《悪鬼の血脈、ティボルト》・・・最低のプレインズウォーカーの登場だ。分かってる。これを見た瞬間、君たちは「駄目だこりゃ。ジョークだ。ティボルトを使うとか正気じゃないだろ常識的に考えて。」そう思って画面から背を向けて立ち去るだろう。まあ、説明させてくれ。君の手札が強い手札だけになった瞬間、ティボルトは戦場を加速する。コントロール相手にゲームが長引けば、ティボルトは稲妻で死ななくなり、-4能力でゲームが終わる。-6能力が起動したら確実にどんなゲームでも終らせられるだろう。さすがに俺もそこまで狂ってはいない。2枚までだ。

《ゾンビの横行》は起動に2枚のカードが必要なのがデメリットだ。しかし強みはマナが必要ないことだ。マナを捨てるカードのマッドネスコストに割り当てることが出来る。1~4枚入れよう。

★主な戦術

このデッキの主目的はカードを捨てる動きと墓地に送る動きからリターンを得ることだ。この戦術はドレッジ・ヴァインに似ている。しかし現実に墓地を経由するカードが少ないため、ドレッジより墓地対策に耐性がある。理想的にブン回るとこうなる:

・ターン1:土地、《信仰なき物あさり》で《恐血鬼》を2枚捨てる。
・ターン2:土地、《恐血鬼》が上陸誘発、《血統の呼び出し》を唱える。
・ターン3:土地、《恐血鬼》2体で攻撃、何かを捨てて《血統の呼び出し》を起動(スクイー、亜神、癇しゃく、ゴルゴンの世捨てなど)
・ターン4:土地、全員でアタック、さらに《血統の呼び出し》でカードを捨てる。
・ターン5:土地、《復讐の亜神》を唱える、相手を倒す。

この動きは他のアグロデッキよりは1ターンくらい遅いがミッドレンジよりも1~2ターンは早いため、その中間と言う感じになる。このデッキの強みは、若干遅いデッキではあるけれども《血統の呼び出し》によるトークンでゲームを長引かせ、《復讐の亜神》でゲームを締めることが可能な点だ。

★サイドボード

《オーラのとげ》:赤黒ではエンチャント除去が使えない。このカードではエンチャントを破壊することが出来ないが、間違いなく《ぬめるボーグル》デッキを扱うプレイヤーを罰するだろう。本体を殺し切るのは無理だが、エンチャントされているクリーチャーは殺せるはずだ。

《大物狙い》はエルドラージが一大ブームを巻き起こした2015年冬に人気を集めてきた。黒マナ1つでこれを捨てるか「1黒黒」で普通に唱えることで、パワー4以上の大物を殺しつつチャンプブロッカーを立てられる。

《突き刺さる雨》は「イニストラードを覆う影」で登場した新しいカードだ。4マナの《蔓延》《悲哀まみれ》は弱く見えるが、相手のターンにマッドネスでキャスト出来たらこれらのカードより強力だ。

《壊滅的な召喚》:より攻撃的なデッキとの戦いでは戦場に脅威を並べないといけない場合もある。この呪文は本当に壊滅的になりかねないので、取り扱いに注意だ。

《ラクドスの魔除け》は《欠片の双子》が禁止されるまで赤黒の常連だった。複数の効果があるカードはやはり強い。このカードは相手の墓地利用を止め、面倒なアーティファクトを破壊し、相手が大量に展開していれば逆転出来る。《ラクドスの魔除け》はメインボードに入れてもいいくら強力だ。

《粉砕の嵐》は単純だ。親和かランタンコントロールを見たらこのカードで「あんたのデッキにはもう、うんざりだ!」と言ってやろう。

《精神染み》:コンボデッキは苦手な相手だ。《殺戮遊戯》や《記憶殺し》を唱えるよりも早く負ける可能性がある。《精神染み》は召集が付いているため《恐血鬼》とトークンを使って素早く唱えることが可能だ

《倦怠の宝珠》:かつてこのカードが使われている最大の理由である《欠片の双子》と《出産の殻》が禁止になった。それ以来、キキジキ+《召喚の調べ》、メリーラ・カンパニー、《飛行機械の鋳造所》コンボが代わりに出てきた。《倦怠の宝珠》はこれらのデッキを止めてくれる。

★マッチアップ

対ジャンド・アブザン
我々のゴールはこれらのデッキにアド勝ちすることだ。相手の《思考囲い》《コジレックの審問》《ヴェールのリリアナ》は墓地にカードを送り込むこのデッキでは効果が薄い。これらのカードが全部マッドネスを使われるリスクとなる。《ゴルゴンの世捨て》は《タルモゴイフ》と黒緑系が使う大半の脅威を防いで切れる。サイド後は《漁る軟泥》を足してくる可能性が高いので、《恐血鬼》を2~3枚抜いて、《復讐の亜神》を墓地に捨てないほうが良い。

対バーン
決して良いマッチアップではない。吸血鬼トークンが特に重要な鍵になる。僅かなライフゲインが勝ち負けを決めるからだ。サイド後は《恐血鬼》、《ゴルゴンの世捨て》、《墓をかき回すもの》、《突き刺さる雨》で相手の《大歓楽の幻霊》を起動させることなく脅威に対処しよう。

対《風景の変容》
《思考囲い》とあらゆるライフゲインがこのマッチを制する。ゲーム1では負けるかもしれない。サイド後は《精神染み》を一瞬でも早く唱えよう。《大物狙い》はタイタンやベイロスを除去し、《倦怠の宝珠》はタイタンの土地サーチを止めてくれる。

対《むかつき》
このマッチアップでは《思考囲い》が必須だ。サイド後は《精神染み》で《研究室の偏執狂》と《稲妻の嵐》を取り除こう。

対Zoo、ストンピィ
とにかく《血統の呼び出し》を戦場に出そう。このマッチでは吸血鬼を絶対に忘れてはいけない。出来る限り相手よりアドバンテージを稼ぐんだ。

対キキジキ・コード、メリーラ・カンパニー
ゲーム1は厳しいだろう。サイド後は《倦怠の宝珠》と《精神染み》で互角のマッチアップに改善できる。《突き刺さる雨》を相手のコンボに合わせて唱えるのも有効だ。

今のモダンのメタゲームでは、マッドネスが持つスピードと対応力は見過ごされている。適切なタイミングでリソースを使っていけば、フォーマットに新しいテンポデッキとして食い込む可能性が十分ある。もし相手のターンでプレイするのが好きだけど、青が苦手かなと思うのであれば、このデッキはオススメだ。

(翻訳終了)

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