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ようやくMTGに復帰できた雑魚プレイヤーの翻訳中心ブログです。

マルドゥナヒリでモダン7回戦に出たので記録と反省・考察

   

いきなりローカルな話ですが、Monthly Modern Mastersをご存知でしょうか?大阪でBIG MAGICが主催しているモダンのイベントで、大抵はレガシーのKMCと一緒に市民センターを貸し切って開催する大掛かりな大会になります。毎月1回開催されているので、大阪近辺のアクセスできるモダン勢は目標の一つになっています。

MMM -Monthly Modern Masters- 特設サイト

管理人も2か月ぶりに参加できて、今回は少しずつ調整しながら使い続けていたマルドゥナヒリで挑戦。霊気紛争が出てからはあまりマジックが出来ず、戦績も負け越しが続いていますが、今回いくらかマシな結果が出たので記録を残しておきます。

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(はじめに)

いつもの注意。この記事はプロプレイヤーや大手コンテンツクリエイターの翻訳でもない、ただの実績が無いプレイヤーの口コミです。疑いながら読んで、自分で考えて強くなりしょう!

マルドゥナヒリ

土地24
4黒割れの崖
4乾燥台地
4湿地の干潟
2神なき祭殿
1血の墓所
1聖なる鋳造所
2平地
2沼
1山
3乱脈な気孔
クリーチャー3
2前兆の壁
1引き裂かれし永劫、エムラクール
呪文33
3思考囲い
3コジレックの審問
3稲妻
3致命的な一押し
2流刑への道
3稲妻のらせん
1戦慄掘り
2夜の囁き
4未練ある魂
3ヴェールのリリアナ
2ゼンディカーの同盟者、ギデオン
4先駆ける者、ナヒリ
サイドボード15
1思考囲い
2石のような静寂
3神々の憤怒
1神の怒り
2台所の嫌がらせ屋
1天界の粛清
1外科的摘出
3大爆発の魔道士
1太陽の勇者、エルズペス

なぜマルドゥナヒリなのか!?

まず一番の理由が「ハンデス+除去+フィニッシャー」という黒いミッドレンジな動きが単純に大好きだからです。その条件下で、サイドボード向けの対策カードが充実しているのがマルドゥです。

それ以上にフェアデッキを組むパーツの値段が青いデッキ(全体的に高い)や緑のデッキ(《タルモゴイフ》や《残忍な剥ぎ取り》が高い)と比べたらいくらかマシな事、資産的にも今回のモダンマスターズで再録されるフェッチランドの一部、イニストラードの《ヴェールのリリアナ》、テーロスの《思考囲い》を持っていたことも組みやすかった理由の一つ。

マルドゥの立ち位置としての印象は、大半のクリーチャーデッキ、バーンデッキには有利が付き、トップメタの1つになるジャンドに対しては除去を腐らせつつ《未練ある魂》が圧倒的な活躍をしてくれます。たまに自分のプレイングが下手過ぎて負けることはありますが。アブザンは当たっていませんがおそらく《未練ある魂》を相手も持っている分互角と思います。

逆にヴァラクート系デッキ、ウルザトロン系デッキなど土地系のコンボに極端に弱いです。カウンターで打ち消すことも出来なければ、アグロデッキや《タルモゴイフ》《残忍な剥ぎ取り》を擁するジャンドやアブザンと比べると勝つまでが遅すぎて、トップデッキで簡単に負けてしまいます

対戦記録

勝ったマッチのみサイドボードを残しています。

1回戦 バントカンパニー

×先手。クロックが止まらなくて負け。
×先手マリガンから重いキープをして、結局捌けずに《呪文捕らえ》2体で殴り切られて負け。

2回戦 ジャンド

〇先手、相手マリガン。脅威を全部捌いて「《大渦の脈動》《仕組まれた爆薬》引かないでくれ~」と祈りながら《未練ある魂》で殴り切って勝ち。
〇後手、マリガン。ほぼ同じ展開。

サイドボード
OUT
2思考囲い
3コジレックの審問
IN
1太陽の勇者、エルズペス
2台所の嫌がらせ屋
1神の怒り
1天界の粛清

3回戦 Amulet Titan

×後手、マリガン。分からん殺し。実は初めて見るデッキでした。
×先手、マリガン。ハンデスがまるで引けない。

4回戦 白黒エルドラージタックス

〇後手、相手マリガン。そのまま事故ったのかこちらのやりたい放題。序盤にバイアルが置けないとこうも噛み合わないデッキなのか。
〇後手。サリアちゃんを2回殺した後《台所の嫌がらせ屋》が殴り切って勝ち。

サイドボード
OUT
3思考囲い
3コジレックの審問
IN
3神々の憤怒
1神の怒り
2台所の嫌がらせ屋

5回戦 青白コントロール

×先手。《神聖なる月光》《疑念の影》が積んであってナヒリシュートを止められて膠着。その後《天界の列柱》の処理でアドバンテージを稼がれて《大天使アヴァシン》と《奔流の機械巨人》に制圧されて投了。
〇先手。ハンデスで安全確認してからナヒリシュートまでたどり着いて相手投了。
△後手。時間切れ。

6回戦 エルフ

×後手。《ドウィネンの精霊》でアド稼がれて手札が尽きたところに《背教の主導者、エズーリ》で負け
〇先手、相手マリガン。全力で捌いてナヒリシュートに届いたら相手投了。
〇後手。相手が土地1枚で自己って1マナのマナエルフしか出せない所に、最速《神々の憤怒》→ギデオンで相手投了。
OUT
3ヴェールのリリアナ
3思考囲い
IN
3神々の憤怒
1神の怒り
2台所の嫌がらせ屋

7回戦 Sun and Moon(赤白プリズン)

〇後手、マリガン。《払拭の光》に捉われたギデオンをナヒリが-2で救出して制圧。
〇後手。《虚空の杯》《神聖の力戦》で手札破壊が封じられるけど、またプレインズウォーカーで制圧。

サイド
OUT
2流刑への道
3致命的な一押し
3稲妻のらせん
IN
3大爆発の魔道士
2台所の嫌がらせ屋
1太陽の勇者、エルズペス
1天界の粛清

(除去はPW対策に《稲妻》を残したけど、《虚空の杯》X=1を食らったことを考えると《稲妻のらせん》を残すべきでした。)

今回のデッキ使用感と反省

・《前兆の壁》と《夜の囁き》がデッキを回す

このデッキの弱点の一つは、相手が展開している時の除去を除けば2マナ域の選択肢があまりにも少なく、マナカーブが歪になっていることです。例えばジャンドであれば《タルモゴイフ》《闇の腹心》で能動的にクロックやアドバンテージを狙うことが出来ます。しかしこのデッキでは、2ターン目に相手がアクションを起こしていなければ、出来ることはありません。そうなるとテンポロスが大きい。《闇の腹心》は入らなくもないけど絶対エムラトップしそう

そこでこの2枚を試してみました。特に《夜の囁き》は晴れる屋のデッキでたびたび入賞したマルドゥナヒリが入れていたカードなので強さは本物です。2枚ずつなのは両方入れて使用感を試すのと相手のデッキに合わせてサイドアウトするため。結果、ドローを水増しすることで土地事故が減り、キープ基準も緩くなりました。さらにデッキを圧縮して限られたサイドボードを引き込むという効果も。やはり軽量ドローは偉大だった。もうしばらくは2:2で試していきます。

・クリーチャーデッキが増える限り《稲妻のらせん》は2~3枚は取る

青白系コントロール相手はただの2マナ3点火力で終わってしまうので弱く感じる事もありますが、早い相手や殴ってくるデッキ相手には1枚撃てるだけでギリギリ耐えきれることが多いです。ジャンドやコントロール相手にも最悪《闇の腹心》は殺せてプレインズウォーカーを《未練ある魂》トークンの攻撃と合わせて倒しやすくなります。

・ジャンド、エルドラージタックスは手札破壊を抜いて除去を投入

このマッチアップは基本的に《ヴェールのリリアナ》でお互い手札を潰し合ってのトップデッキ頼みになりやすく、1マナの手札破壊がロングゲームで無駄になる展開になります。ハンデスを抜いて回答を増やすサイドボーディングが安定(ただしジャンドに《神々の憤怒》は無し)。この二つは元々相性が良いマッチアップですが、この方向性で80~90%は勝っています。

・サイドのライフゲイン枠は《台所の嫌がらせ屋》

バーンやアグロデッキを相手にしていると、ライフを稼ぐカードや戦場に干渉するカードをサイドから増やしたくなります。今までは《機を見た援軍》《神聖な協力》などを使っていましたが、使えるタイミングが限定されていて不満でした。《ドラゴンの爪》も気に入ってましたがピンポイントすぎる。

そこで、前からジャンドや青白に使われて苦戦していた《台所の嫌がらせ屋》を使ってみました。ライフゲインの即効性があり、相手のクロックを抑えることが出来て、コントロール相手にも「除去を抜いた相手に入れるクリーチャー」枠として活躍。かなりマルチなカードでした。

・サイドボードの除去パッケージ

《神の怒り》1枚、対ドレッジを兼ねた《神々の憤怒》3枚、対コントロールを兼ねた《台所の嫌がらせ屋》2枚の合計6枚で早いデッキ相手にかなり安定。これ以外は今回のデッキだとバーン対策と《血染めの月》対策を兼ねた《天界の粛清》。これ以上は入れられないライン。

・《致命的な一押し》が思ったより活躍しない

これはメタゲームやマッチアップの問題もありますが、今回はバントカンパニーやバントスピリット、エルドラージタックス、エルドラージトロンのようなデッキを目にしていて、3マナ以上のクリーチャーが地味に多かったです。

これで紛争できない《致命的な一押し》が弱くなってしまいました。ジャンドやアブザン、グリクシスなら全力で4枚入れる価値があるカードですが、他に1マナ除去で《稲妻》と《流刑への道》を両方取れるマルドゥでは《致命的な一押し》は大量に積むべきではありません。あと上のレシピは1マナ域が多すぎるので、汎用除去として《終止》あたりを増やすことも考えています。

グランプリやマジックオンラインのようなもっと競技レベルの高いメタゲームだと《死の影》ジャンド、親和、ナヤバーンが増えるかもしれないので、また調整は変わって来ると思います。

・バントフラッシュ系統のデッキに弱い

これは相性よりもサイドボーディングとかなり個人的な苦手意識の問題ですが、バントスピリットとよく当たって苦戦します。たまに勝つけど負ける時は本当にボロボロで、ほとんど一方的に負けることが多い。メインはある程度仕方ないですが、サイド後は基本的にリセット頼みで動くと失敗するのと、今考えると他のアグロと同じように手札破壊を全部抜くのが失敗だったと思っています。このあたりは分かる人に話を聞いてみたいところ。

抜いてみるカードとして考えられるのは、《前兆の壁》。特に飛行が多いスピリット相手にはただのソーサリー限定サイクリングになっていました。それから《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》。重いカードが増えて《呪文捕らえ》に弱い。このあたりを抜いてサイドボードから上の対アグロパッケージを入れて、《集合した中隊》を落とせる《思考囲い》を残す

・最大のミス:アーティファクトを「直接破壊する」カードを入れていなかった

親和と一部地元に多いテゼレッターを意識した《石のような静寂》しかアーティファクト対策を入れてませんでした。これが大失敗でAmulet Titanの《精力の護符》を割れなくてに一方的にやられましたし、負けなかったけど《虚空の杯》で苦しみました。

アーティファクト対策は、今回当たったSun and Moonの他にもエルドラージトロンが出て来て《虚空の杯》が増えたので、1マナ以外のカードを使うべきです。《破壊放題》や《汚損破》だと最悪唱えられなくなる。良さそうなのは《摩耗/損耗》、《ラクドスの魔除け》、高くて持ってないけど《仕組まれた爆薬》あたり。

最後に

マルドゥは優勝やトップ8レベルの結果が少ない事もあって現実的にTier1デッキとは言えず、その分情報が少ないです。そこで自分のレシピやサイドボーディングや考察でも、同じカラーリングのデッキを考えている誰かの取っ掛かりになればと思います。

コメント欄で感想、ツッコミ、意見など書いていただけたら嬉しいです。

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