Gathered!

ようやくMTGに復帰できた雑魚プレイヤーの翻訳中心ブログです。

【低予算モダン】《田舎の破壊者》入りラクドスアグロ動画【翻訳】

   

地味ながら強力なクリーチャーを赤の火力と黒の手札破壊でバックアップする、MOで30tix、紙で1万円程度でまとめたデッキが登場。汎用性に優れた安くて強力なカードを揃えることが出来るこの色は、低価格ながらモダンの基本の全てが詰まっていると言ってもいいくらいで、モダン入門にもピッタリです。原文が公開されて1週間以上になってしまいましたが、管理人の好みにハマったので何とか翻訳とサイド取りを作ってみました。

(意訳、省略を含みます。原文はこちら)

Budget Magic: $93 (30 tix) Modern Rakdos Aggro

スポンサーリンク




(デッキ解説)

(実況動画)

(翻訳)

ラクドスアグロ(93ドル)

クリーチャー24
4:《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
2:《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》
4:《ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep》
4:《群れネズミ/Pack Rat》
4:《田舎の破壊者/Countryside Crusher》
3:《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
3:《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
呪文14
1:《二股の稲妻/Forked Bolt》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
1:《戦慄掘り/Dreadbore》
4:《終止/Terminate》
4:《荒廃稲妻/Blightning》
土地22
4:《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
9:《山/Mountain》
4:《硫黄泉/Sulfurous Springs》
5:《沼/Swamp》
サイドボード15
4:《強迫/Duress》
2:《はらわた撃ち/Gut Shot》
3:《汚損破/Vandalblast》
3:《石の雨/Stone Rain》
3:《前哨地の包囲/Outpost Siege》

(デッキ解説)

このデッキの基本的な考え方はシンプルだ:1から4のマナカーブの各ポイントでパワフルなクリーチャーをプレイする。そしてこれらのクリーチャーをモダンで最高の除去でサポートし、いくらかの直接ダメージで止めを刺す。シナジーよりもパワーを重視したアグロデッキだから、マナコストとカードタイプごとにカードを解説するのが一番簡単だろう。

1マナ域

《僧院の速槍》は低予算プレイヤーにとっての《ゴブリンの先達》にあたるが、先達よりも強いと言える議論すらある。非クリーチャー呪文を過剰に搭載している訳ではないが、かなり入れているから、1ターン目に速攻で1点殴った後は、果敢誘発で2ターン目に2点を与えることは多い。果敢があると言う事は、相手がインスタントを警戒してブロックしないという選択をすることもあるため、タダでダメージを重ねることがあるのだ。そうそう、後で話すが《僧院の速槍》は人間だというのも有利な所なんだ。

一方、《吸血鬼の裂断者》は弱い《ゴブリンの先達》(そして弱い《僧院の速槍》)だ。1マナ2/2だけど、1ターン目にプレイしたら2、3点は受けることになるから、アグレッシブなマッチアップでは痛い。一方、序盤でダメージを重ねられたら強力だし、1ターン目の動きが欲しいから、《吸血鬼の裂断者》は必要悪だ。

2マナ域

《群れネズミ》は回答されなければ1枚でゲームに勝てる珍しい2マナ域で、相手がミッドレンジがコントロールなら、対戦相手にすかさず試練を課す:もし2ターン目に除去を持っていなければ、《群れネズミ》にオールインして数ターンで圧倒的な戦場を構築する。プレイしてすぐに《稲妻》や《流刑への道》で死ぬこともあるが、1枚でゲームに勝てる利点はデッキのスロットを使う価値がある。

《ケラル砦の修道院長》は《僧院の速槍》と同じ働き(果敢で相手がブロックし辛い)をする一方、追加のカードを引いてくれる。他に選択肢が無ければ2ターン目に2マナ2/1果敢としてプレイするが、1、2ターン待てば戦場に出た時に追放したカードを唱えることが出来る。《僧院の速槍》と同じように人間なので、《ファルケンラスの貴種》と関係する。

どちらの2マナ域も、大事なのは柔軟さだ。2ターン目に唱えても悪くないが、5ターン目に唱えても、《ケラル砦の修道院長》で追放したカードを唱えたり《群れネズミ》のトークンを増やせる。2マナと5マナの分割カードのように扱うことが出来るんだ。

3マナ域

《田舎の破壊者》は奇妙な響きに聞こえるけど、低予算の《闇の腹心》だ。追加のカードを引いてくれるわけではないが、トップデッキしてしまった土地を墓地に落として(ほとんど3マナ以下のこのデッキにとって素晴らしい事だ)、必ずアクションを引かせてくれる。弱点は(土地が落ちないと)ただの3/3でしかない事で、除去で簡単に死んでしまう。それでも、長く居座ったらこちらの引きを大きく改善しつつ、戦場で一番デカいクリーチャーになる。

一方、《ゴブリンの熟練扇動者》は《群れネズミ》に近く、除去でサポートしたらゲームに勝てる。速攻付きのトークンですぐに1点のダメージを与え、次のターンは戦場が空なら6点のダメージを与える(《聖トラフトの霊》と同じ打点なのだ)。そしてトークンはこのデッキの最後のクリーチャーも援護する。

4マナ域

《ファルケンラスの貴種》はまずラクドスアグロを組むスタート地点になったカードの1つだ。この吸血鬼は非常に速い回避能力付きのクロックを提供し、クリーチャーを生け贄に捧げて破壊不能をつける能力のおかげで彼女に対処するのは困難だ。生け贄に捧げるクリーチャーは過剰に入れている訳ではないが、《ファルケンラスの貴種》が出る頃には、1マナ域や《ゴブリンの熟練扇動者》のトークンがいるはずだ。《僧院の速槍》や《ケラル砦の修道院長》は人間だから、地上で相手のサイズに巻けるようになったら《ファルケンラスの貴種》の+1/+1カウンターで飛行ダメージに変換しよう。

《ファルケンラスの貴種》の一番すごい所は、直接火力と組み合わせて射程を大きく伸ばすことが出来る点だ。序盤のクリーチャーで10点のダメージを与えることが出来たら、《ファルケンラスの貴種》で1、2回のアタックと《稲妻》と《荒廃稲妻》で簡単にゲームが終わるぞ!

除去

クリーチャーも素晴らしいが、ラクドスアグロを使う理由は素晴らしい除去があるからだ。《終止》はモダンで最強の状況に左右されない除去で、たった2マナのインスタントスピードでどんなクリーチャーも殺し、《戦慄掘り》は《解放された者、カーン》や《ヴェールのリリアナ》も殺せるバックアップの《終止》だ。これらのおかげで、どんなクリーチャーが道をふさいでも、《群れネズミ》、《ゴブリンの熟練扇動者》、《僧院の速槍》で殴り続けられる。《稲妻》と《二股の稲妻》は序盤はクリーチャーを除去し、終盤は《ファルケンラスの貴種》や他の速攻クリーチャーと組み合わせて、相手の顔面を焼き尽くしてゲームを終わらせる強みがある。

《荒廃稲妻》はラクドスアグロを組もうと思わせたもう1つのカードだ。本質的には《精神腐敗》と《溶岩の撃ち込み》のハイブリッドで、このソーサリーはマッチアップで良さが変わる(親和が相手なら相手はすぐに手札が空になるからハンデスの意味がなくなる)が、ミッドレンジやコントロール寄りのデッキが相手なら、1~2枚の《荒廃稲妻》は極めて有利になる。何より重要な事だが、《荒廃稲妻》は最悪でも(相手の手札が無くても)重い《溶岩の撃ち込み》にはなり、ゲームに蓋をし、《ケラル砦の修道院長》と《僧院の速槍》の果敢を誘発し、相手に止めを刺す。

サイドボード

サイドボードは素直だ。モダンの禁止で、多くの人はトロンと親和が勝ち組になると考えている、なのでこれらのマッチアップに対し、《石の雨》(対トロン)と《汚損破》に《はらわた撃ち》(対親和)を入れた。《強迫》は《むかつき》、《風景の変容》、《御霊の復讐》のようなコンボデッキと戦う手段だが、コントロールにも悪くない(《神々の憤怒》や《至高の評決》を奪える)カードだ。《前哨地の包囲》はミッドレンジやコントロール相手に安定したカードアドバンテージを与えてくれる。

超!低予算ラクドスアグロ

クリーチャー24
4:《血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion》
4:《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》
4:《ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep》
4:《群れネズミ/Pack Rat》
4:《田舎の破壊者/Countryside Crusher》
1:《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
3:《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
呪文14
2:《二股の稲妻/Forked Bolt》
4:《火葬/Incinerate》
4:《終止/Terminate》
4:《荒廃稲妻/Blightning》
土地22
4:《燃え殻の痩せ地/Cinder Barrens》
4:《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
9:《山/Mountain》
5:《沼/Swamp》
サイドボード15
4:《強迫/Duress》
2:《はらわた撃ち/Gut Shot》
3:《汚損破/Vandalblast》
3:《石の雨/Stone Rain》
3:《前哨地の包囲/Outpost Siege》

ラクドスアグロをさらに超低予算にするために、痛いけどカットをしないといけない。今回のビデオ向けに組んだマナベースはかなり安くしたが、タップインする土地は無い。超低予算で組むなら《硫黄泉》を《燃え殻の痩せ地》に変えないといけなくなる。一方、《稲妻》をの代わりに《火葬》(2マナの《稲妻》だ)、《僧院の速槍》は《血に染まりし勇者》、打点は下がるが墓地から返る能力と人間であることで《ファルケンラスの貴種》とのシナジーはさらに強まった。それ以外はデッキはほとんど同じで、ビデオと同じように動けるだろう。ここから始めることを決めたら、まずはマナベースを最優先で改善し(アンタップイン出来る土地を何でもいいから入れよう)、次に《稲妻》を入れて、それから他のクリーチャーを修正することだ。

予算制限なしのラクドスアグロ

クリーチャー24
4:《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
4:《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
1:《ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep》
4:《闇の腹心/Dark Confidant》
4:《群れネズミ/Pack Rat》
4:《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
3:《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
呪文14
1:《二股の稲妻/Forked Bolt》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
1:《戦慄掘り/Dreadbore》
4:《終止/Terminate》
4:《荒廃稲妻/Blightning》
土地22
4:《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
4:《血の墓所/Blood Crypt》
4:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2:《山/Mountain》
4:《汚染された三角州/Polluted Delta》
4:《沼/Swamp》
サイドボード15
2:《はらわた撃ち/Gut Shot》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
3:《汚損破/Vandalblast》
3:《血染めの月/Blood Moon》
3:《前哨地の包囲/Outpost Siege》

予算制限なしのラクドスアグロは大量の強化を得られる。《吸血鬼の裂断者》の代わりに《ゴブリンの先達》、カードアドバンテージを供給する人間である《闇の腹心》、そしてフェッチランド・ショックランド・ファストランドのモダンらしいマナベースだ。サイドボードも《思考囲い》、《血染めの月》によってさらに広いマッチアップに対応できる。一番大きな強化は《僧院の速槍》と一緒に殴る《ゴブリンの先達》だろうが、すぐには買わない。モダンマスターズ2017のスポイラーが1か月もしたら始まるから、再録されるて値段が落ちる可能性がある。もしデッキをすぐに強化したいなら、タルキール覇王譚のフェッチランドと《血の墓所》を買ってマナベースの強化から始めよう。この構築はビデオで回したものよりも強いけど、モダンマスターズv2017の情報が分かるまでは、僕だったら慌てて強化はしないつもりだ。

まとめ

今日は以上だ。僕たちはビデオの中で3-2に終わり、最終的に4-3だった(《肌代わり》の入った妙な緑赤アグロに価値、エルドラージとの再戦で負けた)。このデッキよりもっと早い親和には苦戦したが、確かな強さを感じた。《汚損破》を引けたら勝てたかもしれないからマッチアップは絶対に勝てないわけではないだろうが、限られたサイドボードに依存している。一方、速いクロックだけでなく耐性のある脅威とダメージを通す除去があり、コントロールやミッドレンジには非常に強かった。まずは試してみてくれ!がっかりすることは無いはずだよ!

例によって、君の考え、アイデアや意見をコメントに残してくれ。

(動画内のサイドボーディング)

対バントエルドラージ

-2吸血鬼の列断者
-2ゴブリンの熟練扇動者
-1二股の稲妻
+2前哨地の包囲
+3石の雨

対アグロローム

-1二股の稲妻
-2終止
-1戦慄掘り
+4強迫

対黒緑トロン

-1二股の稲妻
-2吸血鬼の列断者
-2稲妻
-2田舎の破壊者
+3石の雨
+4強迫

対ナヤバーン

-1吸血鬼の列断者
-2荒廃稲妻
-1戦慄掘り
+4強迫

対親和

-1吸血鬼の列断者
-4荒廃稲妻
+3汚損破
+2はらわた撃ち

(翻訳ここまで)

動画を見る限り、《僧院の速槍》がほとんど1点クロックにしかならず、果敢のスペルを唱えられるときはクロック不足で噛み合っていないように見えました。しかし調整でまだまだ開拓できそうです。

オススメ記事

1
スタン撤退のためトレトクのカード買取を使ってみた

最近気が付いたらほとんどモダン専門になっていました。 生活をしながらデッキを妄想 ...

2
MTGで勝てないと思った時に見直す4つの質問

最近勝てない。少なくとも管理人はそうです。5~7回戦規模のデカい大会では1回勝つ ...

3
【翻訳】マジックオンライン(MO)初心者がよくやる10の間違い

MO初心者、引いてはこれから紙のマジックを楽しむ人にも読んでもらいたい記事です。 ...

4
【翻訳】乗っては「いけない」、このビッグウエーブに。賢いカードの買い方とは?

GP東京での優勝、さらにモダンでエムラクールとのコンボが発見されたことで《先駆け ...

5
【翻訳】MTGのスキルって何だよ?!誰か教えてくれ!(SCGより)

マジックをしていれば、右手が強くて勝ったり負けたりすることもあります。それは本当 ...

 - モダン