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【翻訳】霊気紛争の《策謀家テゼレット》でデッキを組もう

   

こいつ老けた?

「ボーラスの工作員」としてファイレクシアに潜入して以降出番が無かったものの、いつの間にかカラデシュの領事府を掌握して大領事という地位に上り詰めていたテゼレット。彼をフィーチャーしたデッキ構築と評価を紹介。

(多少の意訳や省略も含みます。原文はこちら)

Brewing with Tezzeret the Schemer By Frank Karsten

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(翻訳)

霊気紛争のカードイメージギャラリーが確実に埋まって行っている、そして一番デッキを組みたいと思うカードは《策謀家テゼレット》だ。

モダンの親和で流行る事は無いだろう、しかし彼を使いこなすようにデッキを組んであげたら強くなるシナジー主体のデザインが好きだ。ただ、どんなデッキにもテゼレットを投げつけたらよいわけじゃない、彼を中心にデッキを組まないといけないのだ。つまり、彼は《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》のようなニッチなプレインズウォーカーであって、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》のような本質的に強いカードではない。でも、その方がデッキを組むのが楽しいじゃないか!

さあ、彼を細かく解析しよう。

初期忠誠度5

スタンダードで忠誠度5から始まる4マナのプレインズウォーカーはいない。だいたいは5マナ以上を払わないといけないから、スタート地点が素晴らしい。

この初期忠誠度のおかげで、《策謀家、テゼレット》は着地したターンですぐに忠誠度6に持っていけるから、もし騎士・同盟者トークンをブロックできるならギデオンの攻撃を生き残る事も出来る。

さらに《先駆ける者、ナヒリ》のように2ターン後には奥義にたどり着く。もし全てが上手く行ったら、テゼレットの奥義を最速6ターンで起動できるのだ。

この忠誠度の高さは《キランの真意号》をサポートするのにも使える。この新しい機体はテゼレットの-2も強化するからテゼレットデッキにぴったりだ。

+1:《水蓮の花びら》を生成する

「エーテリウム電池」と呼ばれているが、私は見たら《水蓮の花びら》だと思う。このトークンは幅広い方法で悪用できる。

一番分かりやすいのはマナを使い、《策謀家テゼレット》を奥義が撃てる《マナリス》として使う事だ。あるいは、トークンは後のために溜めておく事も出来る。もし2枚の《水蓮の花びら》を組み合わせたら、《破滅の道》覚醒や《世界を壊すもの》を最速5ターン目に唱えられるんだ!なのでテゼレットはランプ呪文でもある。

《水蓮の花びら》はマナの修復もする。-2能力の補助のために《予言のプリズム》が入る事も考えると、テゼレットデッキでは簡単に3色や収斂カードをサポートできる。

アーティファクト・トークンはテゼレットの-2のほかにアーティファクト版「召集」である「即席」の助けにもなる。しかし本当に《水蓮の花びら》からアドバンテージを引き出すなら、アーティファクトが戦場に出たり戦場から離れたりするときに誘発するカードが必要だ。例えば《禁制品の黒幕》はタダで占術をしてくれる。小さな効果だが、時間をかけて積み重なる。

さらに強力なのは《致命的な一押し》など「紛争」のキーワードを持つカードだろう。《水蓮の花びら》を生け贄に捧げるのは自由に「紛争」を起動する素晴らしい方法だ。例えば、君のマルドゥ機体の相手がターン4に一見無防備なテゼレットを《耕作者の荷馬車》で攻撃してきたら、《水蓮の花びら》を生け贄に捧げて《致命的な一押し》なら完璧だ。

-2:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/-Xの修正を受ける。Xはあなたがコントロールするアーティファクトの総数に等しい。

この能力の最初の使い道は、何かを殺すことだ。スタンダードの多くの軽いクリーチャーは1か2のタフネスで、軽いアーティファクトを並べていれば《策謀家、テゼレット》は着地したら頻繁に何かを殺せるだろう。アーティファクト1つでも、《模範的な作り手》、《無私の霊魂》、《経験豊富な操縦者》を殺せる。アーティファクト2つなら、《導路の召使い》、《残忍な剥ぎ取り》、《不屈の追跡者》を殺せる。さらにアーティファクトを増やせば(または《最後の望み、リリアナ》や《ヤヘンニの巧技》でアシストする)、もっと大きな《血の間の僧侶》や《大天使アヴァシン》も手が出るようになる。

タフネス1のクリーチャーを4ターン目に確実に殺し、タフネス2のクリーチャーを十分殺す可能性を持たせるには、少なくとも13枚の1~3マナのアーティファクト(またはアーティファクトを生み出すカード)を勧める。これから上げるのは、スタンダードで一番良いコレクションで、コントロール向きの物もアグレッシブなデッキ向きの物もある。

《ボーマットの急使》
《スレイベンの検査官》
《テラリオン》
《キランの真意号》
《街の鍵》
《予言のプリズム》
《屑鉄場のたかり屋》
《霊気装置の展示》
《電招の塔》
《静電気式打撃体》
《金線の使い魔》
《不屈の追跡者》
《武器作り狂》
《金属紡績工の組細工》
《密輸人の回転翼機》
《織木師の組細工》
《耕作者の荷馬車》(※原文ではカード画像です)

テゼレットの-2のもう一つの使い方は、君のクリーチャーのパワーを上げる事だ。絆魂や二段攻撃を持ったタフネスの高いクリーチャーにパワー強化は活かせるから、《禁制品の黒幕》や《静電気式打撃体》と大量のエネルギーが思いつく。

パワーに強く依存して《水蓮の花びら》とシナジーがあるのは《マリオネットの達人》だ。相手のライフが20だと想像して、君が持っているのは《策謀家テゼレット》と3枚の《水蓮の花びら》だ。単純に4/6の《マリオネットの達人》を唱えて、テゼレットで+3/-3の修正を与えて、《水蓮の花びら》を3枚生け贄に捧げたら、相手は21点のライフを失うんだ!

最後に考えられる相互作用は、後手で2ターン目に《キランの真意号》を唱え、3ターン目に除去を撃つ。相手は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を唱えて、《キランの真意号》で死なないように忠誠度を5まであげるだろう。その場合は、《策謀家テゼレット》を唱えて、《キランの真意号》をクリーチャー化しつつ強化して、忠誠度5のギデオンを倒すことが出来る。

-7:あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたのアーティファクト1つに《アーティファクトの魂込め》を唱える。

プレインズウォーカーを奥義のためにプレイしないのは良い事だ。これは弱い方だからだ。

少なくとも早くたどり着くことは出来る。

この奥義が-1しか使えない《ボーラスの工作員、テゼレット》を創り出すのはすこし奇妙に感じる。《ボーラスの工作員、テゼレット》が今のスタンダードでは強すぎる可能性もあるが、新しい4マナのプレインズウォーカーが奥義前の4マナのプレインズウォーカーを作るのはどうもしっくりこない。

どっちにしろ、アーティファクトがいくつか転がっているなら簡単にゲームは終わるだろう。《予言のプリズム》や《テラリオン》、あまった《水蓮の花びら》が適している。手掛かりトークンを供給できると良い。《不屈の追跡者》や《タミヨウの日誌》はテゼレットの奥義を最大限に活かしてくれるだろう。

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デッキにまとめる

《策謀家テゼレット》は、軽いアーティファクトがあり、多色で、マナの使い道があり、アーティファクトに関連する誘発型能力があるデッキで最高の仕事をする。このデッキは、それらの面を全部入れている。

スゥルタイテゼレット

クリーチャー11
3:《禁制品の黒幕/Contraband Kingpin》
4:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
2:《放浪する森林/Woodland Wanderer》
2:《マリオネットの達人/Marionette Master》
呪文24
2:《テラリオン/Terrarion》
2:《致命的な一押し/Fatal Push》
3:《キランの真意号/Heart of Kiran》
4:《予言のプリズム/Prophetic Prism》
3:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
3:《破滅の道/Ruinous Path》
4:《策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer》
1:《タミヨウの日誌/Tamiyo's Journal》
2:《ヤヘンニの巧技/Yahenni's Expertise》
土地25
3:《花盛りの湿地/Blooming Marsh》
2:《伐採地の滝/Lumbering Falls》
1:《風切る泥沼/Hissing Quagmire》
1:《進化する未開地/Evolving Wilds》
2:《詰まった河口/Choked Estuary》
3:《窪み渓谷/Sunken Hollow》
7:《沼/Swamp》
5:《島/Island》
1:《森/Forest》
サイドボード15
4:《儀礼的拒否/Ceremonious Rejection》
1:《精神背信/Transgress the Mind》
1:《失われた遺産/Lost Legacy》
1:《否認/Negate》
1:《致命的な一押し/Fatal Push》
1:《自然のままに/Natural State》
1:《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
1:《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》
1:《影響力の行使/Exert Influence》
1:《害悪の機械巨人/Noxious Gearhulk》
1:《ヤヘンニの巧技/Yahenni's Expertise》

(訳注:赤字は『霊気紛争』のカードです。)

このデッキが夢見るのは《キランの真意号》から《最後の望み、リリアナ》、《策謀家テゼレット》とカーブを描くことだ。ゲームを終わらせるのは《墓後家蜘蛛、イシュカナ》に邪魔されず、相手の《約束された終末、エムラクール》よりも早くゲームに勝てる《マリオネットの達人》だ。

カードの選択を決めたキーカードは霊気紛争の新しいリセット呪文、《ヤヘンニの巧技》だ。君が《不屈の追跡者》をうまく運用して、《禁制品の黒幕》をライフ1点のために《反射魔導士》にでも攻撃しない限りは、-3/-3で君のクリーチャーを殺すことは無い。

フリーで唱える効果は軽いドロー効果があるデッキだと最高で、《予言のプリズム》(訳注:原文ではPentad Prismになっていますがエラーと判断)がさらに魅力的になる。《不屈の追跡者》と《破滅の道》はどちらも《ヤヘンニの巧技》で唱えられて《水蓮の花びら》の使い道になるデッキの橋渡しになるカードだ。《不屈の追跡者》については、このリストは緑マナがあまり入っていないが、《ヤヘンニの巧技》とテゼレットが色を補ってくれる。

このデッキは初期のアイデアをまとめたもので、正直に言うと今のスタンダードよりも力負けする。しかしテゼレットはいくらでも可能性があるし、『霊気紛争』の大半はまだ公開されていない。霊気紛争の全てのメカニズムがテゼレットデッキに合っていて、デッキを埋める素晴らしいアーティファクト、紛争呪文、即席カードがまだ待っているはずだ。

《金属製の巨像》や《機械医学的召喚》はどう?

《策謀家テゼレット》は、もちろん《金属製の巨像》デッキでも強い。しかし《金属製の巨像》は《約束された終末、エムラクール》が人気である限りメタゲームでは良い位置にいない。結局、相手は巨像をエムラクールに突撃させて、能力でアーティファクトを全部生け贄に捧げさせることが出来る。だから代わりに先ほどのようなスゥルタイでの構築を試みたのだ。スゥルタイもゲーム1ではエムラクールに強くないが、少なくともサイド後はエムラクールや《霊気池の脅威》を《儀礼的拒否》で打ち消すことは可能だ。4ターン目にテゼレットを唱えて、《水蓮の花びら》のマナを《儀礼的拒否》のために立てておこう。

《機械医学的召喚》はテゼレットと同じ色だが、このプレインズウォーカーがデッキに噛み合うとは思わない。あのデッキの今の構成は軽量のアーティファクトが入ってなく、テゼレットは序盤い自分を守ることが出来ない。《奔流の機械巨人》、《疑惑の裏付け》、《機械医学的召喚》は後半にアーティファクトを生み出すが、テゼレットを4ターン目に唱えてすぐに除去できた方が良い。デッキの半分が《予言のプリズム》を求めて、もう半分が《予期》を求めるなら、それは焦点が定まってないぐちゃぐちゃなデッキだ。

私の評決

新しい《策謀家テゼレット》は専用デッキでなければ弱く、アーティファクトデッキではほぼ確実に《ボーラスの工作員、テゼレット》より弱い。それでも、青黒のアーティファクト満載のデッキ、間違いなくニッチなデッキだが、テゼレットはスロットを埋める価値がある。そのようなデッキがスタンダードの競技で戦えるのかは、『霊気紛争』の残りのカードにかかっている。

新しいテゼレットへの、君の第一印象はどうだったかな?

(翻訳ここまで)

青黒緑《霊気池の脅威》とか、どうでしょうか?


ポップ! MTG:4571\u200b\u200bテゼレット

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