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ようやくMTGに復帰できた雑魚プレイヤーの翻訳中心ブログです。

GPニューヨーク決勝戦のカバレッジを翻訳してみた

   

グランプリ東京に参加した皆様、お疲れ様でした。自分も生放送で熱い試合の数々を見せていただきました。今回は予想もしないナヤカラー(白赤緑)の優勝、それに準優勝もグリクシスカラー(青黒赤)とこれまでそこまで大きく目立つことが無かったタイプのデッキがフィーチャーされる熱い展開でした。

一方、同じ日程でニューヨークでもグランプリが開催。その決勝戦の模様を翻訳しました。
原文はこちら。
Seth Manfield(白黒コントロール)VS Louis-Samuel Deltour(4色《謎の石の儀式》)

(翻訳開始)
家でこれを見ている君たちは知らないと思われるが、世界チャンピオン・Seth Manfieldはこの彼自身がデザインしたデッキをグランプリでプレイする予定ではなかった。金曜日の午前1時に、彼はこの対アグロ・対ミッドレンジ、何より対《謎の石の儀式》という意志が込められた強烈なデッキを組み上げてから、それ以上の検討も準備も、練習も無しに登録したのだ。

彼は準々決勝、準決勝と突き進んでナンバーワンの座を今まさに捉えようとしていた。

対戦相手のLouis-Samuel Deltourは2011年以降から3度のグランプリ・トップ8に輝いたフランス人のプレイヤーだ。彼は最近Team East West Bowlとの交際を深めており、一人でチームのシャツを着てトップ8を決め続けた。彼は常にトップ8の中でも最も元気だった。彼は辛うじてオポ差でトップ8に滑り込んだが、その全てを楽しんでいた。

準決勝戦のScoot Lipp戦と同様に、Deltourは不利な戦いを強いられる。終わりのない単体除去と全体除去の嵐、メインデッキから搭載された《神聖なる月光》の前には希望すらないように見えた。しかし目玉カードでもある《集合した中隊》のように、Deltourは突然何も無い所から相手を瞬殺する可能性もある。

★ゲーム内容

第1ゲームは、Manfield側の準決勝に似て、チャンピオンがあらゆる脅威を戦場から除去し続けた。彼はゆっくりと、静かに土地を増やし、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を迷わず戦場に送り出した。彼の行く手をは阻むものは何も無いかのようだ。

Deltourは僅かな可能性を求め必死でもがいていた。ギデオンが横を向き始め、Deltourのライフをあっという間に一桁に変えた。このゲームは一方的になりそうだった。

もう何がDeltourに止めを刺してカードを畳ませてもおかしくなかったが、Manfieldの決定打は《次元の激高》だった。ギデオンはリセットの中を生き残り、最後の体力を削り切った。

第二ゲームで、Deltourは最初の手札で自嘲するかのように笑い、マリガンした次の手札で悲鳴を上げた。しかし、それでもキープした。それは五枚の土地と《集合した中隊》だった。

彼はゲームが始まると同時にため息をついた。DeltourはManfieldにプレッシャーをかけることが出来ず、直前のゲームと同様にただ相手の戦場が整ってカードを引いていくのを見ていることしかできなかった。Manfield側から出てきた《ゲトの裏切り者、カリタス》はそのまま着地し、戦場を支配してしまった。

「ああ、そんな、」彼は大きな声でそう言い、彼の状況を嘆き、建て直すための何かを探した。

しかしこうしてうめいている間に、Deltourは戦場に脅威を出し続けていた。一部のキーカードを除けばManfieldのデッキは遅いデッキであり、Deltourはこの与えられた時間を活かしていた。Deltourは頭を抱えながらもこのどうにもならなそうな戦場を乗り越えようとした。しかし一方で、Manfieldは次々とゾンビトークンを増やして行った。

Deltourは何とかこの檻に入れられたような状況を突破してドレインが出来る戦場を組み立てようとしたその時、ある男が彼をつまみ上げて、地下牢へと投げ返した。そのある男とは、《死の宿敵、ソリン》。

彼は椅子に崩れ落ちた。ゾンビが増える。カードが増える。死体が積み重なる。Deltourはもう耐えられないといった様子だ。「沢山のカード・・・いつまで続くんだ。」

長かった。あまりにも、あまりにも、長かった。Manfieldは時間をしっかりかけた。彼はミスなどするはずもない。気まぐれに飛び出す《集合した中隊》程度では殺される事はなかった。

それからさらにターンを積み重ね、Manfieldはついに安全を確認して《不敬の皇子、オーメンダール》を降臨させた、巨大すぎるデーモンがDeltourを殴りつけ、グランプリを颯爽と締めくくった。

世界チャンピオン、Seth Manfieldがナンバーワンを射止めた。彼はまさに頂上に君臨し、その座を明け渡すことは無い。

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